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公開番号2024045836
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-03
出願番号2022150862
出願日2022-09-22
発明の名称火災感知器
出願人能美防災株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08B 17/00 20060101AFI20240327BHJP(信号)
要約【課題】清掃作業に伴う非火災報を回避することができる簡便な機能を備えた火災感知器を得る。
【解決手段】火災監視エリアに設けられ、火災の発生を感知する感知部を備えた火災感知器であって、清掃作業に伴って火災が発生したことを誤検出してしまうことを防止するために、監視モードと未監視モードとを設定切り替え可能なモード設定部をさらに備え、感知部は、未監視モードが設定された場合には、感知結果を出力しない未監視制御を実行するものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
火災監視エリアに設けられ、火災の発生を感知する感知部を備えた火災感知器であって、
清掃作業に伴って火災が発生したことを誤検出してしまうことを防止するために、監視モードと未監視モードとを設定切り替え可能なモード設定部をさらに備え、
前記感知部は、前記未監視モードが設定された場合には、感知結果を出力しない未監視制御を実行する
火災感知器。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記モード設定部は、外部からの磁力によりOFF状態からON状態に切り替え可能なマグネットスイッチで構成され、
前記感知部は、前記マグネットスイッチが前記ON状態に切り替わってからあらかじめ決められた設定時間が経過するまでの間は前記未監視モードであると判断し、前記未監視制御を実行する
請求項1に記載の火災感知器。
【請求項3】
前記モード設定部は、複数の火災感知器によるそれぞれの感知結果に基づいて火災警報を行う火災受信機から、未監視モード設定指令を受信した場合には、前記未監視モード設定指令を受信してからあらかじめ決められた設定時間が経過するまでの間は前記未監視モードとし、
前記感知部は、前記モード設定部により未監視モードが設定された場合には、前記未監視制御を実行する
請求項1に記載の火災感知器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、火災感知器に関するものであり、特に、清掃作業に伴って非火災報が発生してしまうことを防止するための火災感知器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
火災報知システムにおいては、火災を検出するために、種々のタイプの火災感知器が用いられている。具体的なタイプとしては、熱感知器、炎感知器、煙感知器が挙げられる。また、煙感知器には、光電式分離型感知器および光電式スポット型感知器が含まれる。
【0003】
いずれのタイプであっても、汚れなどの影響により非火災報あるいは失報になるおそれがある。ここで、「非火災報」とは、火災感知器が火災以外の原因によって作動し、火災ではないのに警報を発すること、すなわち、火災が発生したことを誤検出してしまうことを意味する。また、「失報」とは、火災が発生したにもかかわらず警報を発することができなかったことを意味する。
【0004】
従って、火災感知器は、検出精度の劣化を防止し、非火災報および失報の発生を防止することを目的として、清掃が行われる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-156127号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
感知器の清掃を行う際には、清掃作業に伴う非火災報を回避するために、感知器を未監視状態とすることが有効である。しかしながら、現状では、清掃作業時に感知器を未監視状態とする簡便な機能がなかった。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、清掃作業に伴う非火災報を回避することができる簡便な機能を備えた火災感知器を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る火災感知器は、火災監視エリアに設けられ、火災の発生を感知する感知部を備えた火災感知器であって、清掃作業に伴って火災が発生したことを誤検出してしまうことを防止するために、監視モードと未監視モードとを設定切り替え可能なモード設定部をさらに備え、感知部は、未監視モードが設定された場合には、感知結果を出力しない未監視制御を実行するものである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、清掃作業に伴う非火災報を回避することができる簡便な機能を備えた火災感知器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1における火災感知器を含む火災報知システムの全体構成図である。
本開示の実施の形態1における火災感知器において、清掃作業に伴う非火災報を回避する機能を備えた第1の構成を示した説明図である。
本開示の実施の形態1における火災感知器において、清掃作業に伴う非火災報を回避する機能を備えた第2の構成を示した説明図である。
本開示の実施の形態1における炎感知器の清掃作業に関する説明図である。
本開示の実施の形態1における光電式分離型感知器の清掃作業に関する説明図である。
本開示の実施の形態1における光電式スポット型感知器の清掃作業に関する説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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