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公開番号2024008365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022110178
出願日2022-07-08
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/02 20060101AFI20240112BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】製造コストを増加させずに、紙粉や転写残トナーの影響を小さくすることができ、横黒スジなどの異常画像を抑制でき、経時の耐久性が高い画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体10と、前記像担持体に当接するように配置され、前記像担持体を帯電する帯電部材20と、前記像担持体にトナーを供給し、前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段200と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体又は中間転写体に転写する転写手段62と、を有する。前記現像手段は、前記転写の後に前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収する。前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上16μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.6MΩ以下であるか、又は、前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上18μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.4MΩ以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体に当接するように配置され、前記像担持体を帯電する帯電部材と、
前記像担持体にトナーを供給し、前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、
前記像担持体上のトナー像を記録媒体又は中間転写体に転写する転写手段と、を有し、
前記現像手段は、前記転写の後に前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収し、
前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上16μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.6MΩ以下であるか、又は、
前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上18μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.4MΩ以下である
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記トナーは、母体粒子と、外添剤とを含み、
前記外添剤は、前記トナー中、1.8質量%以下含まれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記トナーは、母体粒子と、外添剤とを含み、
前記外添剤の体積平均粒子径が、5nm以上50nm以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記像担持体をクリーニングするクリーニングブレードを備えないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記帯電部材の汚れを掻き取るブラシ部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記帯電部材は、帯電ゴムローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記像担持体と、前記帯電部材と、前記現像手段とを一体としたプロセスカートリッジを備え、
前記プロセスカートリッジは、前記像担持体をクリーニングするクリーニングブレードを備えないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、電圧の印加された帯電ローラ等の帯電部材を感光体(像担持体)の表面に接触させることにより、像担持体を帯電させる方式を用いた画像形成装置が知られている。
【0003】
このような画像形成装置では、感光体と帯電ローラの表面に付着しているトナーを清掃する技術がある。従来の技術では、例えば感光体上に付着しているトナーをクリーニングブレード等のクリーニング手段で清掃することが知られている。近年、装置の小型化等の観点から、感光体のクリーニングを専用に行うクリーニング手段を備えない、いわゆるクリーナーレス方式が提案されている。
【0004】
クリーナーレスの画像形成装置において、紙粉が多い用紙で印刷を続けた場合、帯電部材に転写残トナーだけではなく、紙粉が多く付着してしまう。帯電部材に紙粉が多く付着することで、紙粉の電気抵抗により帯電部材から感光体への帯電が均一にならず、横黒スジなどの異常画像が発生してしまう。このような異常画像を回避するために、例えば以下の特許文献1、2が提案されている。
【0005】
特許文献1では、像担持体表面に残留した現像剤を前記現像装置で回収するクリーナレスシステムを用いた画像形成装置において、接触帯電部材と像担持体との当接域内における非画像形成域に対応する接触帯電部材部分の表面の処理を画像形成域に対応する接触帯電部材部分の表面の処理と異なるようにすることが開示されている。また特許文献1では、接触帯電部材部分の表面の十点平均粗さRzが、非画像形成域と画像形成域とで異なり、非画像形成域のRzが3μm以上12μm以下であることが開示されている。
【0006】
特許文献2では、像担持体の表面に接触して紙粉を除去するための紙粉除去手段と、紙粉除去手段に、紙粉除去手段と像担持体との間に電位差を形成するためのバイアスを印加するバイアス印加手段と、前記電位差を画像形成量に応じて変更するように、バイアス印加手段を制御する制御手段とを備えることが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、クリーナレスシステムを用いた画像形成装置では、特許文献1のように、帯電部材について非画像形成域と画像形成領域とで粗さRzが異なるようにする場合、製造工程が増えるため製造コストが増加してしまう。また、特許文献2のように、紙粉除去手段、バイアス印加手段、制御手段を設けると、部品点数が増えるため、製造コストが増加してしまう。
また、紙粉が帯電部材に多く付着した状態で稼働し続けると、帯電ローラ表面に付着する紙粉量によって帯電ローラの電気抵抗が、紙粉がついている箇所だけ局所的に変動するため、帯電部材全体で均一な帯電をすることが出来なくなる。それを回避するために上記のように紙粉除去手段を設けると製造コストが増加してしまう。
また、クリーナーレスの画像形成装置にした場合に、経時においても帯電ローラが良好に帯電できる維持する必要があり、そのためには、紙粉や転写残トナーの影響を小さくすることが求められる。紙粉や転写残トナーの影響が大きくなると、例えば、クリーナーレス方式におけるプロセスユニットの寿命が短くなり、経時の耐久性が低くなる。
【0008】
そこで本発明は、製造コストを増加させずに、紙粉や転写残トナーの影響を小さくすることができ、横黒スジなどの異常画像を抑制でき、経時の耐久性が高い画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体に当接するように配置され、前記像担持体を帯電する帯電部材と、前記像担持体にトナーを供給し、前記像担持体上にトナー像を形成する現像手段と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体又は中間転写体に転写する転写手段と、を有し、前記現像手段は、前記転写の後に前記像担持体上に残留した転写残トナーを回収し、前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上16μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.6MΩ以下であるか、又は、前記帯電部材の表面粗さRzが5μm以上18μm以下であり、かつ、前記帯電部材の電気抵抗値が0.1MΩ以上1.4MΩ以下であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、製造コストを増加させずに、紙粉や転写残トナーの影響を小さくすることができ、横黒スジなどの異常画像を抑制でき、経時の耐久性が高い画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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