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公開番号2024008060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022109581
出願日2022-07-07
発明の名称移動体割当装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240112BHJP(計算;計数)
要約【課題】移動体が有する複数の走行手段に関する消耗度が所定の条件を満たすように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行う移動体割当装置を提供する。
【解決手段】移動体割当装置1は、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体ごとの情報である複数の移動体情報が記憶される記憶部12と、各移動体が有する複数の走行手段に関する消耗の程度を示す消耗度が所定の条件を満たすように、移動体情報を用いて、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行う割当部13と、割当部13による割り当て結果を出力する出力部14とを備える。このような構成により、例えば、移動体における複数の走行手段ごとの消耗度がより均等になるように移動体の位置や向きを割り当てることができるようになる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送対象物を協調搬送する複数の移動体ごとの情報である複数の移動体情報が記憶される記憶部と、
各移動体が有する複数の走行手段に関する消耗の程度を示す消耗度が所定の条件を満たすように、前記移動体情報を用いて、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行う割当部と、
前記割当部による割り当て結果を出力する出力部と、を備えた移動体割当装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記所定の条件は、複数の移動体ごとに消耗度がより均等になること、及び、各移動体における複数の走行手段ごとに消耗度がより均等になることの少なくとも一方である、請求項1記載の移動体割当装置。
【請求項3】
前記移動体情報は、走行手段ごとの消耗度を含んでおり、
前記割当部は、各移動体における複数の走行手段ごとに消耗度がより均等になるように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体の位置及び向きを割り当てる、請求項2記載の移動体割当装置。
【請求項4】
前記移動体情報は、移動体の消耗度を含んでおり、
前記割当部は、複数の移動体ごとに消耗度がより均等になるように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体を割り当てる、請求項2または請求項3記載の移動体割当装置。
【請求項5】
前記割当部は、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関するランダムな割り当てを行う、請求項2記載の移動体割当装置。
【請求項6】
前記移動体情報は、移動体の消耗度を含んでおり、
前記所定の条件は、移動体ごとの消耗度のばらつきが大きいことである、請求項1記載の移動体割当装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行う移動体割当装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の移動体が協調して搬送対象物を搬送することが行われている(例えば、特許文献1参照)。そのように複数の移動体が協調することによって、1個の移動体では搬送できない大きな搬送対象物や重たい搬送対象物を搬送することができるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-042958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の移動体が協調して搬送対象物を搬送する場合には、通常、搬送対象物の重心は、各移動体の上にないことになり、その結果、車輪などの走行手段の消耗の程度を示す消耗度が偏ることがある。また、搬送対象物の協調搬送をどの移動体が行うのかに応じて、移動体間の消耗度の偏りも生じることになる。そして、例えば、消耗度の偏りがなくなるようにしたいという要望があった。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、消耗度が所定の条件を満たすように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行うことができる移動体割当装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様による移動体割当装置は、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体ごとの情報である複数の移動体情報が記憶される記憶部と、各移動体が有する複数の走行手段に関する消耗の程度を示す消耗度が所定の条件を満たすように、移動体情報を用いて、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行う割当部と、割当部による割り当て結果を出力する出力部と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様による移動体割当装置によれば、移動体が有する複数の走行手段に関する消耗度が所定の条件を満たすように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行うことができる。その結果、例えば、複数の走行手段ごとに、または複数の移動体ごとに消耗度がより均等になるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態による移動体割当装置の構成を示すブロック図
同実施の形態による移動体割当装置の動作を示すフローチャート
同実施の形態における移動体情報の一例を示す図
同実施の形態における搬送対象物と複数の移動体とを示す平面図
同実施の形態における移動体と搬送対象物の重心とを示す平面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明による移動体割当装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。本実施の形態による移動体割当装置は、移動体が有する複数の走行手段に関する消耗度が所定の条件を満たすように、搬送対象物を協調搬送する複数の移動体に関する割り当てを行うものである。
【0010】
図1は、本実施の形態による移動体割当装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態による移動体割当装置1は、受付部11と、記憶部12と、割当部13と、出力部14とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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