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公開番号
2024138975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-09
出願番号
2023049716
出願日
2023-03-27
発明の名称
監視装置
出願人
セコム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06V
10/26 20220101AFI20241002BHJP(計算;計数)
要約
【課題】監視領域内の人物の身体の一部がこの人物の身体によって隠蔽されている場合に、当該人物が不審者であるか否かの判定を容易にする。
【解決手段】監視装置10は、監視領域1内を撮影する少なくとも1台のカメラ11の撮像画像に基づいて、撮像画像内の人物3の姿勢を推定する姿勢推定部34と、推定した姿勢に基づいて、監視領域1内の特定の視点から見たときに人物3の身体によって隠蔽されている人物3の身体の部位である隠蔽部位3aを特定する隠蔽部位特定部35と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
監視領域内を撮影する少なくとも1台のカメラの撮像画像に基づいて、前記撮像画像内の人物の姿勢を推定する姿勢推定部と、
推定した前記姿勢に基づいて、監視領域内の特定の視点から見たときに前記人物の身体によって隠蔽されている当該人物の身体の部位である隠蔽部位を特定する隠蔽部位特定部と、
を備える監視装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記特定の視点は、前記少なくとも1台のカメラの視点であることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記監視領域に存在する他の人物の位置を推定する人物位置推定部を備え、
推定した前記他の人物の視点が前記特定の視点として設定されることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項4】
複数の前記カメラの設置位置を記憶する記憶部と、
前記隠蔽部位の位置を推定する隠蔽部位位置推定部と、
前記特定した隠蔽部位が予め設定した特定部位である場合に、前記設置位置と前記隠蔽部位の位置とに基づいて、前記隠蔽部位を撮影するカメラを前記複数のカメラの中から選択するカメラ選択部と、
前記カメラ選択部が撮影した撮像画像を出力する画像出力部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項5】
複数の前記カメラの設置位置を記憶する記憶部と、
前記特定した隠蔽部位が予め設定した特定部位である場合に、前記設置位置と前記特定の視点の位置とに基づいて、前記隠蔽部位を撮影するカメラを前記複数のカメラの中から選択するカメラ選択部と、
前記カメラ選択部が撮影した撮像画像を出力する画像出力部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項6】
前記隠蔽部位が前記特定部位であり、前記複数のカメラのいずれもが前記隠蔽部位を撮影していない場合に、前記隠蔽部位を撮影するように前記複数のカメラのいずれかの光軸を制御するカメラ制御部を備えることを特徴とする請求項4又は5に記載の監視装置。
【請求項7】
前記特定した前記隠蔽部位が継続して隠蔽されている期間である隠蔽期間が所定期間よりも長い場合に前記隠蔽部位を要監視部位に設定する要監視部位設定部と、
前記人物の前記要監視部位の動きに応じて当該人物の不審行動の有無を判定する不審行動判定部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項8】
前記特定した前記隠蔽部位が継続して隠蔽されている期間である隠蔽期間が所定期間よりも長い場合に前記隠蔽部位を要監視部位に設定する要監視部位設定部と、
前記人物の前記要監視部位が予め設定した特定部位であるか否かに応じて、当該人物の不審行動の有無を判定する不審行動判定部と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項9】
複数の前記カメラの設置位置を記憶する記憶部と、
前記隠蔽部位の位置を推定する隠蔽部位位置推定部と、
前記不審行動を検出した場合、前記設置位置と前記隠蔽部位の位置とに基づいて、前記不審行動を行った前記人物の前記隠蔽部位を撮影するカメラを前記複数のカメラの中から選択するカメラ選択部と、
前記カメラ選択部が撮影した撮像画像を出力する画像出力部と、
を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の監視装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、様々な分野において、カメラにより撮影された撮像画像を用いて現場の状況を監視する監視装置が活用されている。
例えば下記特許文献1には、3次元空間の任意の位置を指示すると、その位置が各カメラから可視か否かを判断し、可視のカメラに自動的に切り替える方法が提案されている。
また下記特許文献2には、所定カメラにて人物の手元を撮影することができないと判定した場合、各カメラの画像を解析して、手元を撮影できるカメラを選択し、選択したカメラでズーム表示する撮影システムが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-005450号公報
特開2017-169787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
カメラで撮影した人物が不審者か否かを判定する際、一般的に、人物の服装や行動履歴等に基づいて判定する。しかし、常習的な不審者は、不審行動が認識されないように(証拠が残らないように)カモフラージュする傾向がある。例えば万引き等の犯罪の場合には、不審者は、カメラに映らないように(または店員に見られないように)自身の身体で手元を隠すことが知られている。そのため、そのような不審者の不審行動をカメラ画像のみで判定することは容易ではない。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、監視領域内の人物の身体の一部がこの人物の身体によって隠蔽されている場合に、当該人物が不審者であるか否かの判定を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一形態による監視装置は、監視領域内を撮影する少なくとも1台のカメラの撮像画像に基づいて、撮像画像内の人物の姿勢を推定する姿勢推定部と、推定した姿勢に基づいて、監視領域内の特定の視点から見たときに上記の人物の身体によって隠蔽されている当該人物の身体の部位である隠蔽部位を特定する隠蔽部位特定部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、監視領域内の人物の身体の一部がこの人物の身体によって隠蔽されている場合に、当該人物が不審者であるか否かの判定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態の監視システムの全体構成の一例の概略図である。
第1実施形態の監視装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
特定視点の第1例の説明図である。
特定視点の第2例の説明図である。
(a)は姿勢推定方法の第1例の説明図であり、(b)は姿勢推定方法の第2例の説明図である。
隠蔽部位特定方法の一例の説明図である。
隠蔽部位を撮影するカメラの説明図である。
第1実施形態の監視方法の一例のフローチャートである。
第2実施形態の監視装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
第2実施形態の監視方法の一例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下において、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す本発明の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
(第1実施形態)
図1は、実施形態の監視システムの全体構成の一例の概略図である。実施形態の監視システムは、監視領域1内に存在する人物を監視するシステムであり、監視領域1やその近傍に設置される監視装置10と、構内LAN又はインターネット等の通信ネットワークを介して監視装置10と接続されるセンタ装置20とを有する。
【0010】
例えば監視領域1は、コンビニエンスストア及びスーパーマーケット等の小売店舗や、レンタルビデオ店などの店舗であってよく、監視対象となる人物は、これらの店舗を利用するユーザであってよい。
例として、監視領域1には、所定人物2と、所定人物2以外の人物3と、構造物4a~4cが存在している場合を想定する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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