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公開番号2024004026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-16
出願番号2022103456
出願日2022-06-28
発明の名称引き違い戸及び収納装置
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類E05F 17/00 20060101AFI20240109BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】引戸同士が動作中を含めて前後方向にガタつきなく相対動作する構造を実現する。
【解決手段】複数の引戸1~3を、互いに略重合する開成状態B(1)とその重合がほぼ解消される閉止状態B(2)との間で幅方向に相対動作可能とした引き違い戸Bにおいて、開成状態B(1)から閉止状態B(2)に至る動作領域の大半に亘って、隣接する引戸1、2同士、引戸2、3同士を前後方向に規制しつつ幅方向の相対動作を許容する規制手段7を設けることとした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の引戸を、互いに略重合する開成状態とその重合がほぼ解消される閉止状態との間で幅方向に相対動作可能としたものにおいて、
前記開成状態から前記閉止状態に至る動作領域の大半に亘って、隣接する引戸同士を前後方向に規制しつつ幅方向の相対動作を許容する規制手段を設けたことを特徴とする引き違い戸。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記規制手段が、隣接する引戸の一方に設けられた被係合部と、隣接する引戸の他方に設けられて前記被係合部に対して前後方向に係合する係合部とを含んで構成される、請求項1に記載の引き違い戸。
【請求項3】
前記係合部は鉛直片である、請求項2に記載の引き違い戸。
【請求項4】
前記係合部は、隣接する引戸の他方から一方に向かって設けた突出部材の溝である、請求項2に記載の引き違い戸。
【請求項5】
前記被係合部は、引戸同士を前後方向に略重合させた際に前記係合部を受容する切欠きを有し、前記重合位置から引戸同士を幅方向に沿って重合を解消する方向に相対動作させることによって、前記係合部が前記被係合部に係合するように構成している、請求項2に記載の引き違い戸。
【請求項6】
前記係合部が前記被係合部に係合した後、再び被係合部との係合を解除することを規制する第2の規制手段を設けている、請求項5に記載の引き違い戸。
【請求項7】
前記第2の規制手段が、前記係合部の切欠きを閉鎖する閉鎖部材である、請求項6に記載の引き違い戸。
【請求項8】
引戸を3枚以上備え、隣接する各組の引戸同士の間に前記規制手段を設けている、請求項1に記載の引き違い戸。
【請求項9】
前記各組の引戸同士の間に設ける規制手段の高さ位置を異ならせている、請求項8に記載の引き違い戸。
【請求項10】
前記係合部が前記被係合部に係合した位置で各引戸を連動させる連動機構を取り付け、連動機構は、前記係合部が再び前記被係合部との係合を解除することを規制する第2の規制手段として機能する、請求項2に記載の引き違い戸。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、引戸同士が前後方向にガタつきなく相対動作することを可能にした、引き違い戸及び収納装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
この種の引き違い戸として、例えば特許文献1等に示されるものが知られている。このものは、複数の引戸を、互いに略重合する開成状態とその重合がほぼ解消される閉止状態との間で幅方向に相対動作可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-84925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、引戸は上下のレールに支持されているものの、閉止状態にしたときに特に引戸間に隙間が目立ち易い。そこで、従来の引き違い戸には、図10に示すように、引戸101、102同士を図10(a)の状態から図10(b)のように閉止状態にしたときに、一方の引戸101を他方の引戸102に幅方向に係合させる係止部107を設けることが行われている。
【0005】
しかしながら、このような構造は、引戸101、102同士の掛かりが浅く、且つ引戸101、102同士の係止位置が図11(a)に示す閉止位置に限定され、図11(b)に示すような閉止位置以外の場所では機能しない。このため、閉止位置以外の場所での引戸101、102のガタつきに起因して、これらと収納装置本体側の上下のレールとの関係も不適切になり易く、これに起因して開成状態や閉止状態、閉止時のロック状態が不完全になり易いという問題や、組立・運搬時に外力が加わることで外れ易いという問題がある。
【0006】
特に、引き違い戸の各引戸101、102が幅狭で背丈が大きく、引戸の厚みも薄い、いわゆるハイタイプのもの等になると、上下方向中間部に反りや撓みが生じ易いため、上記の不具合がより顕著に現われ易い傾向にある。
【0007】
本発明は、このような課題に着目し、引戸同士が動作中を含めて前後方向にガタつきなく相対動作する構造を実現し、これを通じて上述した課題を解決することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0009】
すなわち、本発明に係る引き違い戸は、複数の引戸を、互いに略重合する開成状態とその重合がほぼ解消される閉止状態との間で幅方向に相対動作可能としたものにおいて、前記開成状態から前記閉止状態に至る動作領域の大半に亘って、隣接する引戸同士を前後方向に規制しつつ幅方向の相対動作を許容する規制手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
このようにすれば、引戸の開閉の途中位置でも引戸同士が前後に規制し合うので、引戸のガタつきを始めとして反りや撓み自体を抑制し、閉止状態から開成状態に至る動作を適正に行わせることが可能になる。
(【0011】以降は省略されています)

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