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公開番号2023170750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-12-01
出願番号2022082746
出願日2022-05-20
発明の名称車両の施錠装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E05B 77/54 20140101AFI20231124BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】緊急性に応じて自動でドアを施錠する車両の施錠装置を提供することである。
【解決手段】車両に対して開閉自在に取り付けられているドアを施錠する施錠手段と、施錠手段を制御してドアを施錠する施錠制御を行う制御手段とを備える車両の施錠装置であって、制御手段は、所定の操作部への施錠操作を受け付けたときのみならず、ドアが閉められた際に施錠操作を要することなくドアを施錠すべき緊急施錠条件が成立しているときに、施錠制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両に対して開閉自在に取り付けられているドアを施錠する施錠手段と、
前記施錠手段を制御してドアを施錠する施錠制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、
所定の操作部への施錠操作を受け付けたときに前記施錠制御を行い、
前記ドアが閉められた際に前記ドアを施錠すべき緊急施錠条件が成立しているときには前記施錠操作を要することなく前記施錠制御を行う、車両の施錠装置。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記ドアの可動状態を特定する特定手段を備え、
前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記ドアが開けられてから閉められるまでの可動状態に基づいて前記緊急施錠条件が成立しているか否かを判定する、請求項1に記載の車両の施錠装置。
【請求項3】
前記特定手段は、前記ドアの可動状態として前記ドアの開閉を特定し、
前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記ドアが開けられてから閉められるまでの時間が閾値未満であるときに前記緊急施錠条件が成立していると判定する、請求項2に記載の車両の施錠装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の施錠装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の施錠装置として、例えば、運転席のドア本体にドアをロック(施錠)するためのドアロックスイッチを設けて、ドアロックを運転手にて集中管理するものが開示されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-182740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の車両の施錠装置は、停車している状態において、乗員が乗り込んだ後にドアロックスイッチを操作しなければドアロックさせることができない。このため、例えば車内へ避難するような緊急性を有する事態が生じたときなどにおいて、早急にドアロックさせることが困難となる場合が生じる。特に、慌てている状況下においては、冷静にドアロックさせるための操作を行うことが心理的に難しくなる傾向にある。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、緊急性に応じて自動でドアを施錠する車両の施錠装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる車両は、車両に対して開閉自在に取り付けられているドアを施錠する施錠手段と、
前記施錠手段を制御してドアを施錠する施錠制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、
所定の操作部への施錠操作を受け付けたときに前記施錠制御を行い、
前記ドアが閉められた際に前記ドアを施錠すべき緊急施錠条件が成立しているときには前記施錠操作を要することなく前記施錠制御を行う。
【0007】
本発明にかかる車両の一実施形態においては、前記ドアの可動状態を特定する特定手段を備え、
前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記ドアが開けられてから閉められるまでの可動状態に基づいて前記緊急施錠条件が成立しているか否かを判定する。
【0008】
本発明にかかる車両の別の実施形態においては、前記特定手段は、前記ドアの可動状態として前記ドアの開閉を特定し、
前記制御手段は、前記特定手段により特定された前記ドアが開けられてから閉められるまでの時間が閾値未満であるときに前記緊急施錠条件が成立していると判定する。
【発明の効果】
【0009】
本発明にかかる車両によれば、施錠操作を要することなく当該ドアを施錠すべき緊急施錠条件が成立しているときであって、例えば緊急性を有する事態が生じている可能性があるとみなすことができる場合には、慌てている状況下であって冷静に施錠操作を行うことが困難な場合や慣れない車両(例えばレンタカーなど)であってドアを施錠するための操作部の位置がわからない場合であっても、施錠制御が行われてドアが自動的に施錠される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
施錠装置の構成を示す模式図である。
施錠装置の動作(処理)の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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