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公開番号2023121965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-09-01
出願番号2022025352
出願日2022-02-22
発明の名称液晶表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/00 20060101AFI20230825BHJP(車両一般)
要約【課題】 安価な構成でポジ,ネガ表示を可能とした液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 ポジ表示の液晶表示パネル20と、前記液晶表示パネル20に対向配置される意匠層32と、前記液晶表示パネル20の背後に配置される光源50と、を備え、前記液晶表示パネル20は、セグメント部26が前記意匠層32と対向配置されないポジ表示となる第1のセグメント部26aと、前記セグメント部26が前記意匠層32の透過部32bを覆うように配置されネガ表示となる第2のセグメント部26bと、を有し、記液晶表示パネル20の背後に配置され、前面に前記意匠層32が形成される透過板30を有する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ポジ表示の液晶表示パネルと、
前記液晶表示パネルに対向配置される意匠層と、
前記液晶表示パネルの背後に配置される光源と、を備え、
前記液晶表示パネルは、セグメント部が前記意匠層と対向配置されないポジ表示となる第1のセグメント部と、前記セグメント部が前記意匠層の透過部を覆うように配置されネガ表示となる第2のセグメント部と、を有することを特徴とする液晶表示装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記液晶表示パネルの背後に配置され、前面に前記意匠層が形成される透過板を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記第1のセグメント部は前記第2のセグメント部の上下又は左右方向において並んで形成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記第1のセグメント部は前記第2のセグメント部に隣り合う位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
前記セグメント部が前記透過部の中に配置されポジ表示となる第3のセグメント部を有することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
前記意匠層の境界に跨るように形成される第4のセグメント部を有することを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記第4のセグメント部は前記第3のセグメント部を内部に配置する前記透過部の境界に跨るように形成されることを特徴とする請求項6に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
前記第4のセグメント部は一部が切り欠かれて非環状に形成されることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
【請求項9】
前記第1のセグメント部と前記第2のセグメント部はバー表示であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えば車両に備えられる液晶表示装置に関し、特に1枚の液晶表示パネルでポジ,ネガ表示を可能とした液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に装備される液晶表示装置において、その見映えを高めるため様々な方法が採られており、例えば、特許文献1に開示されている。この液晶表示装置は、TN(Twisted Nematic)配向の液晶パネルの背後に拡散板と光源を有する。液晶表示パネルの裏面の偏光板が2分割され、一方は前面の偏光板の偏光軸(吸収軸)と直交に配設してポジ表示(表示意匠部が遮光(黒色)、背景部が発光(照明色))し、他方は前面の偏光板の偏光軸と平行に配設してネガ表示(表示意匠部が発光(照明色)、背景部が遮光(黒色))することで、1枚の液晶表示パネルでポジ,ネガ表示領域を備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-097233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の液晶表示装置は、偏光板を2分割し偏光軸を異ならせて貼り合せるので、製造コストがかかるといった問題点があった。
【0005】
そこで本開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、安価な構成でポジ,ネガ表示を可能とした液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の液晶表示装置は、ポジ表示の液晶表示パネル20と、前記液晶表示パネル20に対向配置される意匠層32と、前記液晶表示パネル20の背後に配置される光源50と、を備え、前記液晶表示パネル20は、セグメント部26が前記意匠層32と対向配置されないポジ表示となる第1のセグメント部26aと、前記セグメント部26が前記意匠層32の透過部32bを覆うように配置されネガ表示となる第2のセグメント部26bと、を有することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の第1の実施形態を示す液晶表示装置が搭載された計器装置の正面図。
図1中の液晶表示装置の正面図。
図2中のA-A線に沿った断面図。
同上実施形態の液晶表示パネルの全点灯状態を示す図。
同上実施形態の拡散板の印刷状態を示す図。
本開示の第2の実施形態を示す液晶表示装置の正面図。
本開示の第3の実施形態を示す液晶表示装置の正面図。
本開示の第4の実施形態を示す液晶表示装置の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1乃至8に基づいて、本開示の液晶表示装置の実施形態を説明するが、本開示はこれら実施形態に限定されるものではなく、本開示を逸脱することなく種々の変更が可能である。
【0009】
(第1の実施形態)
本実施形態に係る液晶表示装置を、図1乃至5を参照して説明する。計器装置100は、車両の運転者の前方に搭載される計器装置である。計器装置100は、図1に示すように、液晶表示装置200に表示される速度計(第1の表示部)201及び燃料計(第2の表示部)202と、表示板10と指針70とで表示されるエンジン回転数計101と、液晶表示装置200や表示板10に表示される各種作動・警告灯などのインジケータ102と、を少なくとも有する。
【0010】
液晶表示装置200は、図2、3に示すように、表示板10と、液晶表示パネル20と、拡散板(透過板)30と、ケース40と、光源50と、回路基板60と、から構成される。液晶表示装置200は、ポジ表示の速度計201と、ネガ表示の燃料計202と、を有する。燃料計202は、速度計201の下側に配置され、両者は上下方向に並んで配置される。
(【0011】以降は省略されています)

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