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公開番号2023110662
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-08-09
出願番号2022012247
出願日2022-01-28
発明の名称救命胴衣
出願人株式会社アビヨン・プロ
代理人個人
主分類B63C 9/115 20060101AFI20230802BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】通常時は背負い鞄に取り付けておき、水害時には背負い鞄から取り外して使用することのできる救命胴衣を提供する。
【解決手段】救命胴衣1は、背負い鞄101のフラップ111に着脱可能に装着可能であり、水害時に背負い鞄から取り外して人体に着用可能なものであり、背負い鞄101のフラップ111の外側に装着され、着用時に人体の腹側及び背側の内の一方の側に位置する第1浮体11と、フラップ111の内側に装着され、着用時に人体の腹側及び背側の内の他方の側に位置する第2浮体12と、第1浮体11と第2浮体12とを連結する柔軟性を有する連結部13と、連結部13に設けられた人体の頭部を通すための穴部14と、第1浮体11及び第2浮体12をフラップ111に着脱可能に装着するための装着部材とを備えるものである。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
背負い鞄のフラップに着脱可能に装着可能であり、水害時に背負い鞄から取り外して人体に着用可能な救命胴衣であって、
前記フラップの外側に装着され、着用時に前記人体の腹側及び背側の内の一方の側に位置する第1浮体と、
前記フラップの内側に装着され、着用時に前記人体の腹側及び背側の内の他方の側に位置する第2浮体と、
前記第1浮体と前記第2浮体とを連結する柔軟性を有する連結部と、
前記連結部に設けられた前記人体の頭部を通すための穴部と、
前記第1浮体及び前記第2浮体を前記フラップに着脱可能に装着するための装着部材と、
を備えることを特徴とする救命胴衣。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記装着部材は、前記フラップを間に挟んだ状態の前記第1浮体と前記第2浮体とを束ねるバンドであることを特徴とする請求項1に記載の救命胴衣。
【請求項3】
前記装着部材として、前記第1浮体及び前記第2浮体の少なくとも一方に、前記背負い鞄の構成部材に係止される係止部材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の救命胴衣。
【請求項4】
前記背負い鞄の構成部材が、前記背負い鞄の背負いベルトであり、
前記係止部材として、前記背負いベルトを通すためのベルト通し穴を有する背負いベルト装着部を有し、
前記背負いベルト装着部は、前記ベルト通し穴の縁部を開放することで前記ベルト通し穴に前記背負いベルトを入れられるように、前記ベルト通し穴の縁部を開閉可能な縁開閉部を有していることを特徴とする請求項3に記載の救命胴衣。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通常時は背負い鞄に装着しておき、水害時に背負い鞄から取り外して着用可能な救命胴衣に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
救命胴衣(救命胴体)付きの背負い鞄が特許文献1に記載されている。この救命胴衣は、鞄を背負った状態のまま着用することを想定しているものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/198389号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
豪雨や津波などの水害時には、一刻も早く避難したり、徒歩で避難したりする必要性が有る場合が多い。そのため、なるべく身軽な状態で避難できる救命胴衣が望まれる。
【0005】
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、通常時は背負い鞄に取り付けておき、水害時には背負い鞄から取り外して使用することのできる救命胴衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された救命胴衣は、背負い鞄のフラップに着脱可能に装着可能であり、水害時に背負い鞄から取り外して人体に着用可能な救命胴衣であって、
前記フラップの外側に装着され、着用時に前記人体の腹側及び背側の内の一方の側に位置する第1浮体と、
前記フラップの内側に装着され、着用時に前記人体の腹側及び背側の内の他方の側に位置する第2浮体と、
前記第1浮体と前記第2浮体とを連結する柔軟性を有する連結部と、
前記連結部に設けられた前記人体の頭部を通すための穴部と、
前記第1浮体及び前記第2浮体を前記フラップに着脱可能に装着するための装着部材と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載された救命胴衣は、請求項1に記載のものであり、前記装着部材は、前記フラップを間に挟んだ状態の前記第1浮体と前記第2浮体とを束ねるバンドであることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載された救命胴衣は、請求項1又は2に記載のものであり、前記装着部材として、前記第1浮体及び前記第2浮体の少なくとも一方に、前記背負い鞄の構成部材に係止される係止部材が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載された救命胴衣は、請求項3に記載のものであり、前記背負い鞄の構成部材が、前記背負い鞄の背負いベルトであり、
前記係止部材として、前記背負いベルトを通すためのベルト通し穴を有する背負いベルト装着部を有し、
前記背負いベルト装着部は、前記ベルト通し穴の縁部を開放することで前記ベルト通し穴に前記背負いベルトを入れられるように、前記ベルト通し穴の縁部を開閉可能な縁開閉部を有していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の救命胴衣は、背負い鞄のフラップに着脱可能に装着する装着部材を有するため、水害時には背負い鞄のフラップから取り外して着用することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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