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公開番号2023066826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-16
出願番号2021177640
出願日2021-10-29
発明の名称船舶舵
出願人株式会社 ASC
代理人個人
主分類B63H 25/38 20060101AFI20230509BHJP(船舶またはその他の水上浮揚構造物;関連艤装品)
要約【課題】船舶の燃費を良くすることを可能とする船舶舵を提供することである。
【解決手段】船舶舵10は、推進用プロペラ5の後方に位置するように設けられた船舶舵10であって、船舶1の進行方向の前縁を丸く厚くし進行方向の後縁を薄くするように流線形に形成され、側面視が略矩形形状である舵本体部12と、前縁に沿って設けられる略円柱形状の前縁側舵部14と、後縁に沿って設けられる略円柱形状の後縁側舵部16と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
プロペラの後方に位置するように設けられた船舶舵であって、
船の進行方向の前縁を丸く厚くし前記進行方向の後縁を薄くするように流線形に形成され、側面視が略矩形形状である舵本体部と、
前記前縁に沿って設けられる略円柱形状の前縁側舵部と、
前記後縁に沿って設けられる略円柱形状の後縁側舵部と、
を備えることを特徴とする船舶舵。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
請求項1に記載の船舶舵において、
前記舵本体部の底面部に設けられ、所定の角度をなすように斜め下方向に延び、前記プロペラから流れてくる水を前記舵本体部に側面に誘導する一対の板状の底面側舵部を備えることを特徴とする船舶舵。
【請求項3】
請求項2に記載の船舶舵において、
前記舵本体部の天井面部に設けられ、横方向に延びて前記底面側舵部により誘導された水を受け止めるための天井面側舵部を備えることを特徴とする船舶舵。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船舶舵に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、船舶に装備される舵には様々なタイプのものが存在する。舵は、主に船舶の進行方向を自在に定めるための機構を構成する要素の1つである。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、プロペラの後方の流れ場に位置するように舵に付設された翼形状の複数のフィンを備え、前記フィンに働く前方成分の力によって推力を得るようにした船舶舵フィン装置であって、前記フィンは、前記舵の両側に張り出すように配設される右舷側フォアフィン、及び左舷側フォアフィンと、船尾から船首に向かう方向に見て、前進時に前記プロペラが右回りに回転する場合に前記右舷側フォアフィンの後方に配設される右舷側アフトフィン、又は前進時に前記プロペラが左回りに回転する場合に前記左舷側フォアフィンの後方に配設される左舷側アフトフィンと、を備える船舶舵フィン装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-175741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
船舶を駆動するために重油などの石油製品が燃料源となっているため、コストを抑えるためには燃費を良くする必要がある。舵は、上記のとおり、進行方向を制御する機能については着目されている。しかしながら、燃費の向上といった観点からは船舶の舵は改良されていないという実情がある。
【0005】
本発明の目的は、船舶の燃費を良くすることを可能とする船舶舵を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る船舶舵は、プロペラの後方に位置するように設けられた船舶舵であって、 船の進行方向の前縁を丸く厚くし前記進行方向の後縁を薄くするように流線形に形成され、側面視が略矩形形状である舵本体部と、前記前縁に沿って設けられる略円柱形状の前縁側舵部と、前記後縁に沿って設けられる略円柱形状の後縁側舵部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る船舶舵において、前記舵本体部の底面部に設けられ、所定の角度をなすように斜め下方向に延び、前記プロペラから流れてくる水を前記舵本体部に側面に誘導する一対の板状の底面側舵部を備えることが好ましい。
【0008】
また、本発明に係る船舶舵において、前記舵本体部の天井面部に設けられ、横方向に延びて前記底面側舵部により誘導された水を受け止めるための天井面側舵部を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、船舶の燃費を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る実施形態の船舶舵の斜視図である。
本発明に係る実施形態の船舶舵の側面図である。
本発明に係る実施形態において、船舶舵の前縁側から船舶舵を見た様子を示す正面図である。
本発明に係る実施形態の船舶舵が船尾に装着された側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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