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公開番号2023091613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-30
出願番号2021206436
出願日2021-12-20
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B62D 25/08 20060101AFI20230623BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】容易にエンジン周辺の組立作業を行うことを目的とする。
【解決手段】エンジンルーム35内の前部の底部に前部プレート部60fと後部プレート部60rを有するベースプレート60を備え、前部プレート部60f側にはバッテリ57、冷却水リザーブタンク66及びボンネットロック部68を設ける。また、後部プレート部60rは前部プレート部60fよりも低い状態に固定し、後部プレート部60r側にはエアクリーナ33、オイルクーラ55及び燃料クーラ56を設けた。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項１】
エンジンルーム（３５）内の前部の底部に前部プレート部（６０ｆ）と後部プレート部（６０ｒ）を有するベースプレート（６０）を備え、前部プレート部（６０ｆ）側にはバッテリ（５７）、冷却水リザーブタンク（６６）及びボンネットロック部（６８）を設けたことを特徴とする作業車両。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
後部プレート部（６０ｒ）は前部プレート部（６０ｆ）よりも低い状態に固定し、後部プレート部（６０ｒ）側にはエアクリーナ（３３）、オイルクーラ（５５）及び燃料クーラ（５６）を設ける構成とした請求項１に記載の作業車両。
【請求項３】
前部プレート部（６０ｆ）の後端には適宜高さの起立縁（６９）を形成し、バッテリ（５７）後端部を係止できる構成とした請求項１に記載の作業車両。
【請求項４】
前部プレート部（６０ｆ）の後端側に切欠き部（７０）を形成し、そこにバッテリ（５７）接続用ハーネス（７１）を配策する構成とした請求項３に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関し、特にボンネット内前部のベースプレートの構成に関する。
続きを表示（約 950 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、農業用トラクタのボンネット内前部のベースプレートにバッテリ取付部やラジエータを取り付けるラジエータブラケット、エアフィルタを取り付けるエアフィルタ支持ステーを備えた構成がある（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－３４５３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の構成によると、ベースプレート上の空間を利用して各種機器を配設できるが、ベールプレート上に多くの部材を一体に設けているため、組立の際ベースプレートのサブ組立の部品点数が増加して重量が嵩み、組立て難いものとなっていた。
【０００５】
本発明は、上記従来技術に鑑み、容易にエンジン周辺の組立作業を行うことが出来る作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
【０００７】
請求項１に記載の発明は、エンジンルーム３５内の前部の底部に前部プレート部６０ｆと後部プレート部６０ｒを有するベースプレート６０を備え、前部プレート部６０ｆ側にはバッテリ５７、冷却水リザーブタンク６６及びボンネットロック部６８を設けた。
【０００８】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、後部プレート部６０ｒは前部プレート部６０ｆよりも低い状態に固定し、後部プレート部６０ｒ側にはエアクリーナ３３、オイルクーラ５５及び燃料クーラ５６を設けた。
【０００９】
請求項３に記載の発明は、請求項１に記載の発明において、前部プレート部６０ｆの後端には適宜高さの起立縁６９を形成し、バッテリ５７後端部を係止できる構成とした。
【００１０】
請求項４に記載の発明は、請求項３に記載の発明において、前部プレート部６０ｆの後端側に切欠き部７０を形成し、そこにバッテリ５７接続用ハーネス７１を配策する。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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