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公開番号2023078812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-06-07
出願番号2021192102
出願日2021-11-26
発明の名称キャリアプレート及び対象物移動装置
出願人株式会社ハイレックスコーポレーション
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類E05F 11/48 20060101AFI20230531BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】本発明によれば、ガイドレール上での移動を安定化させることができるキャリアプレートを提供する。
【解決手段】キャリアプレートは、凹凸が形成されているガイドレール上をガイドレールの延伸方向に摺動する摺動部と、ガイドレールにおいて凹凸が形成されている面の摺動部における対向面からガイドレールに向かって突き出てガイドレールに接する一又は複数の突部と、を備え、凹凸が形成されている領域は、延伸方向と直交する幅方向において、第1領域と、該第1領域よりも延伸方向において凹凸の差が小さい第2領域と有し、突部は、第2領域に対応する位置に設けられている。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
凹凸が形成されているガイドレール上を前記ガイドレールの延伸方向に摺動する摺動部と、
前記ガイドレールにおいて前記凹凸が形成されている面の前記摺動部における対向面から前記ガイドレールに向かって突き出て前記ガイドレールに接する一又は複数の突部と、
を備え、
前記凹凸が形成されている領域は、前記延伸方向と直交する幅方向において、第1領域と、該第1領域よりも前記延伸方向において前記凹凸の差が小さい第2領域と有し、
前記突部は、前記第2領域に対応する位置に設けられているキャリアプレート。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記突部の前記延伸方向における長さは、前記凹凸における凹部の前記延伸方向における長さよりも長い、請求項1に記載のキャリアプレート。
【請求項3】
2つの前記突部は、前記ガイドレールの前記幅方向における中央に形成されている前記凹凸を跨ぐように配列されている、請求項1又は2に記載のキャリアプレート。
【請求項4】
前記凹凸は、前記ガイドレールを貫通した前記幅方向の中心にある孔により形成されたものであり、
前記第1領域は、前記孔がある領域であり、
前記第2領域は、前記孔がなく前記第1領域の両側にある領域である、
請求項1から3の何れか一項に記載に記載のキャリアプレート。
【請求項5】
前記凹凸は、前記ガイドレールを貫通していない凹部により形成されたものであり、
前記凹部は、前記第1領域及び前記第2領域にまたがって形成されている、
請求項1から3の何れか一項に記載に記載のキャリアプレート。
【請求項6】
移動対象物を移動させる請求項1から5の何れか一項に記載のキャリアプレートを備える対象物移動装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャリアプレート及び対象物移動装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガイドレール上を摺動しながらガイドレールの延伸方向に窓ガラスを移動させるスライダ(キャリアプレート)が開示されている。キャリアプレートは、ガイドレールに摺動しながらガイドレールの延伸方向に昇降移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-077527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここでガイドレールには、軽量化のための穴加工、車体にガイドレールを固定するスタッドボルトの取付座部を形成するためのエンボス加工など、凹凸が施されている場合がある。このようにガイドレールの表面に凹凸が施されていると、キャリアプレートがガイドレール上を摺動するとき、キャリアプレートの角部がガイドレールの凹凸に引っかかり、キャリアプレートの動作が不安定になる場合がある。この対策のためにガイドレールに大量のグリスを塗布すると、キャリアプレートの移動時にグリスが飛散してガイドレール周囲の部品が汚れたり、グリスを定期的に補充するなどの対策が必要になるなどの弊害が生じうる。このように従来のキャリアプレートは、凹凸が施されているガイドレール上での移動を安定させる上で改善の余地がある。
【0005】
本発明の目的は、ガイドレール上での移動を安定化させることができるキャリアプレート及び対象物移動装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のキャリアプレートは、凹凸が形成されているガイドレール上を前記ガイドレールの延伸方向に摺動する摺動部と、前記ガイドレールにおいて前記凹凸が形成されている面の前記摺動部における対向面から前記ガイドレールに向かって突き出て前記ガイドレールに接する一又は複数の突部と、を備え、前記凹凸が形成されている領域は、前記延伸方向と直交する幅方向において、第1領域と、該第1領域よりも前記延伸方向において前記凹凸の差が小さい第2領域と有し、前記突部は、前記第2領域に対応する位置に設けられている。
【0007】
本発明の対象物移動装置は、移動対象物を移動させる上記のキャリアプレートを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガイドレール上での移動を安定化させることができるキャリアプレート及び対象物移動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態に係る対象物移動装置100の正面図
キャリアプレート1の斜視図
図1のA-A線に沿ったキャリアプレート1の断面図
図1のB-B線に沿ったキャリアプレート1の断面図
図1のC-C線に沿ったキャリアプレート1の断面図
比較例に係るキャリアプレート1Aがガイドレールに接している状態を示す図
本開示の実施の形態に係るキャリアプレート1がガイドレールに接している状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1以降においては、X軸、Y軸、及びZ軸からなる直交座標系が示されている。また、X軸、Y軸、Z軸において矢印で示す方向をそれぞれプラスX軸方向、プラスY軸方向、プラスZ軸方向とし、これらの方向とは逆の方向をそれぞれマイナスX軸方向、マイナスY軸方向、マイナスZ軸方向とする。ここで、X軸方向は対象物移動装置100の左右方向を表し、プラスX軸方向は対象物移動装置100の左側から右側に向かう方向である。Y軸方向は対象物移動装置100の上下方向を表し、プラスY軸方向は対象物移動装置100の下側から上側に向かう方向である。Z軸方向は対象物移動装置100の前後方向を表し、プラスZ軸方向は対象物移動装置100の後ろ側から前側に向かう方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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