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公開番号2023064602
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-11
出願番号2021174964
出願日2021-10-26
発明の名称クレセント受け部材
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E05B 15/02 20060101AFI20230501BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】2分割で構成されるクレセント受け部材の2部材を組み合わせた状態において、ガイドされた部分を外れにくい状態で精度よく位置決めできると共に、加工が容易なクレセント受け部材を提供すること。
【解決手段】クレセント受け部材8は、内障子4及び外障子3における召合せ部5に設けられ、クレセント7に係合可能なクレセント受け部材8であって、召合せ部5における外障子3の縦框34に固定される基部81と、基部81に対する位置を調整した状態で基部81に固定されクレセント7に係合してクレセント7を受ける受け部82と、を備え、基部81及び受け部82のいずれか一方の上端部及び下端部には、基部81及び受け部82のいずれか他方の上下方向の位置を規制する一対のガイド部822が形成される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
内障子及び外障子における召合せ部に設けられ、クレセントに係合可能なクレセント受け部材であって、
前記召合せ部における前記外障子の縦框に固定される基部と、前記基部に対する位置を調整した状態で前記基部に固定され前記クレセントに係合して前記クレセントを受ける受け部と、を備え、
前記基部及び前記受け部のいずれか一方の上端部及び下端部には、前記基部及び受け部のいずれか他方の上下方向の位置を規制する一対のガイド部が形成される、クレセント受け部材。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記基部及び前記受け部のいずれか一方は、上下方向に延びる上下方向延在部と、前記上下方向延在部の上端部及び下端部に形成され室内外方向に突出すると共に前記一対のガイド部を構成する一対の突出部と、を有する、請求項1に記載のクレセント受け部材。
【請求項3】
前記基部と前記受け部とを室内外方向に貫通して締結するネジを備え、
前記一対のガイド部は、前記受け部に設けられ、
前記受け部は、
横方向の一側に形成され前記基部に前記ネジにより固定される基部側固定部と、
横方向の他側に形成され前記クレセントに係合可能なクレセント係合部と、
前記基部側固定部と前記クレセント係合部とを室内外方向に位置がずれた段差を有した状態で接続する段差接続部と、を有する、請求項1又は2に記載のクレセント受け部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、クレセント受け部材に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、内障子及び外障子で構成される引き違い窓の召合せ部(外召合せ框及び内召合せ框)に、クレセント錠が取り付けられた技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。クレセント錠は、クレセントと、クレセントに係合可能なクレセント受け金具(クレセント受け部材)と、を備える。
【0003】
特許文献1に記載のクレセント受け金具は、2分割の構造で構成され、一方の部材に形成された絞り成形の一方溝に対して他方の部材に形成された絞り成形の他方溝にガイドされてスライドすることで、一方の部材に対して他方の部材が横方向に移動可能に構成されており、横方向の位置を調整して、ネジで固定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-173490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
2分割で構成されるクレセント受け金具の一方の部材及び他方の部材において、一方溝及び他方溝が絞り成形で形成されている場合、一方溝及び他方溝の縁がなだらかな傾斜面になっており、ガイドされた部分が外れる可能性がある。また、一方溝及び他方溝が絞り成形で形成されているため、ネジ孔付近が変形して形成されて、ネジの固定位置の位置決め精度が低下する可能性がある。
【0006】
2分割で構成されるクレセント受け金具の一方の部材及び他方の部材において、ガイドされた部分を外れにくく精度よく位置決めできるように、絞り成形の一方溝及び他方溝を形成することは加工する上で難しい。そのため、2分割で構成されるクレセント受け部材において、2部材を組み合わせた状態において、ガイドされた部分を外れにくい状態で精度よく位置決めすることができ、かつ、加工が容易なクレセント受け部材が望まれる。
【0007】
本開示は、2分割で構成されるクレセント受け部材の2部材を組み合わせた状態において、ガイドされた部分を外れにくい状態で精度よく位置決めできると共に、加工が容易なクレセント受け部材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、内障子及び外障子における召合せ部に設けられ、クレセントに係合可能なクレセント受け部材であって、前記召合せ部における前記外障子の縦框に固定される基部と、前記基部に対する位置を調整した状態で前記基部に固定され前記クレセントに係合して前記クレセントを受ける受け部と、を備え、前記基部及び前記受け部のいずれか一方の上端部及び下端部には、前記基部及び受け部のいずれか他方の上下方向の位置を規制する一対のガイド部が形成される、クレセント受け部材に関する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態の引き違い窓を室内側から見た正面図である。
図1中のA-A線に沿う縦断面図である。
クレセント錠を示す斜視図である。
クレセント受け部材を室内側から見た斜視図である。
クレセント受け部材を室外側から見た斜視図である。
クレセント受け部材を室内側から見た分解斜視図である。
クレセント受け部材を室外側から見た分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。一実施形態の建具を構成する引き違い窓1について説明する。本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた引き違い窓1における面材35,45の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材35,45の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。「見付面」は、引き違い窓1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、引き違い窓1において室内外方向に延びる面を意味する。図面において、引き違い窓1の室外側を室外側X1とし、引き違い窓1の室内側を室内側X2とする。
(【0011】以降は省略されています)

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