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公開番号2023063008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-09
出願番号2021173235
出願日2021-10-22
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20230427BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 定着処理と消色処理を行うことが可能な定着装置を有する画像形成装置において、消費電力を抑制することを可能とする。
【解決手段】 未定着トナー像を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体の外表面に当接し加圧する加圧回転体と、前記加圧回転体が前記加熱回転体を加圧することで定着ニップ部が形成され、前記定着ニップ部に未定着トナー像が担持された記録材を挟持搬送させ前記未定着トナー像を記録材に定着させる定着処理と、前記定着ニップ部で、消色トナーが消色する消色処理と、を行うことが可能な定着装置を有し、複数あるジョブのうち第一のジョブと第二のジョブとを実行可能であり、前記第一のジョブと前記第二のジョブとを受け付ける受付部と、前記第一のジョブを保留し前記第二のジョブが実行された後に保留されたジョブが実行されることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
未定着トナー像を加熱する加熱回転体と、
前記加熱回転体の外表面に当接し加圧する加圧回転体と、
前記加圧回転体が前記加熱回転体を加圧することで定着ニップ部が形成され、
前記定着ニップ部に未定着トナー像が担持された記録材を挟持搬送させ前記未定着トナー像を記録材に定着させる定着処理と、前記定着ニップ部で、消色トナーによって形成された画像が加熱されることで、消色トナーが消色する消色処理と、を行うことが可能な定着装置を有し、
複数あるジョブのうち第一のジョブと第二のジョブとを実行可能であり、
前記第一のジョブと前記第二のジョブとを受け付ける受付部と、
前記第一のジョブが前記受付部に受け付けられた後、前記第二のジョブが前記受付部に受け付けられた場合、前記第一のジョブは前記第二のジョブが受け付けられた後にジョブが実行されることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記加熱回転体の温調を制御する温調制御部を有し、
前記温調制御部は、複数のある温調のうち第一の温調と第二の温調とに前記加熱回転体を制御し、前記第一の温調は定着処理時の温調であり、前記第二の温調はスタンバイ時の温調であり、
前記第一のジョブが前記受付部に受け付けられた後前記第二のジョブが前記受付部に受け付けられた場合、前記第二のジョブが受け付けられた後、前記加熱回転体が第二の温調に達する前に前記第一のジョブは実行されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一のジョブは消色処理が行われるジョブであり、前記第二のジョブは定着処理が行われるジョブであり、前記第一のジョブが前記受付部に受け付けられた後前記第二のジョブが前記受付部に受け付けられた場合、前記第二のジョブが実行された後に前記第一のジョブは実行されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記消色トナーが記録材に定着される際の前記加熱回転体の温調温度は、前記消色処理が行われる際の温調温度よりも低いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置は記録材上の未定着トナー像を記録材に定着させる定着装置を有している。定着装置は、未定着トナーに熱を与え、回転駆動される加熱回転体と、加熱回転体を加圧することで加熱回転体との間に定着ニップ部を形成し、回転駆動される加圧回転体と、を備える回転体対を有している。定着ニップ部に未定着トナーが乗った記録材が搬送されると、加熱回転体の熱と、加圧回転体による圧力とが記録材に加えられ、未定着トナーが記録材に定着される。
【0003】
近年、所定の温度まで達すると消色するトナー(消色トナー)が用いられている。特許文献1には、記録材上に消色トナーによって形成された画像に対して熱を加えることにより画像を消色する処理が行われることが示されている。これにより、記録材を再利用(リユース)することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-180485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
定着装置が定着処理または消色処理可能な温度まで上昇するには、大きな電力が必要である。
【0006】
従来、ジョブ(印刷処理または消色処理)が終了し、後続にジョブがない場合は定着装置が有するヒータの電源はオフとなり、温度は下げられる。ジョブが終了し定着装置の温度が下がった後にジョブが受け付けられた場合、定着装置を再度立ち上げる必要があり、電力が大きく消費されていた。
【0007】
そこで本発明は、定着処理と消色処理を行うことが可能な定着装置を有する画像形成装置において、消費電力を抑制することを可能とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る画像形成装置は、未定着トナー像を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体の外表面に当接し加圧する加圧回転体と、前記加圧回転体が前記加熱回転体を加圧することで定着ニップ部が形成され、前記定着ニップ部に未定着トナー像が担持された記録材を挟持搬送させ前記未定着トナー像を記録材に定着させる定着処理と、前記定着ニップ部で、消色トナーによって形成された画像が加熱されることで、消色トナーが消色する消色処理と、を行うことが可能な定着装置を有し、複数あるジョブのうち第一のジョブと第二のジョブとを実行可能であり、前記第一のジョブと前記第二のジョブとを受け付ける受付部と、前記第一のジョブが前記受付部に受け付けられた後、前記第二のジョブが前記受付部に受け付けられた場合、前記第一のジョブは前記第二のジョブが受け付けられた後にジョブが実行されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、定着処理と消色処理を行うことが可能な定着装置を有する画像形成装置において、消費電力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における画像形成装置の断面の概略図である。
本実施形態におけるブロック図である。
定着装置を示す概略図である。
本実施形態における消色トナーの温度特性を示す図である。
消色処理を示すフローチャートである。
印刷モードか消色モードかを選択する画面を表示する表示部である。
実施例1の制御フローを示すフローチャートである。
電力消費量を示すグラフである。
実施例2の制御フローを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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