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公開番号2025180494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-11
出願番号2024087862
出願日2024-05-30
発明の名称空気搬送システム及び空気搬送方法
出願人鹿島建設株式会社,関西設計株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65G 51/04 20060101AFI20251204BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送を合理化する空気搬送システム及び空気搬送方法を提供する。
【解決手段】
搬送対象物である廃棄体パッケージ11を空気搬送方式で搬送する搬送システム42は、連絡坑道9と、連絡坑道9内を当該連絡坑道9内に発生する空気流によって移動する移動体47と、を備え、移動体47は、廃棄体パッケージ11と、廃棄体パッケージ11の移動方向両端に直接取り付けられた一対の着脱可能なガイドアタッチメント53,53と、を備え、ガイドアタッチメント53,53は、連絡坑道9の内壁面上を転動するガイド車輪53cを有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
搬送対象物を空気搬送方式で搬送する空気搬送システムであって、
空気搬送管路と、前記空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を移動する移動体と、を備え、
前記移動体は、
前記搬送対象物と、
前記搬送対象物の移動方向両端に直接取り付けられた一対の着脱可能なガイドアタッチメントと、を備え、
前記ガイドアタッチメントは、
前記空気搬送管路の内壁面上を転動するガイド車輪を有している、空気搬送システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ガイドアタッチメントは、
前記空気流を受けるシール板を更に有している、請求項1に記載の空気搬送システム。
【請求項3】
搬送対象物を空気搬送方式で搬送する空気搬送方法であって、
一対の着脱可能なガイドアタッチメントを前記搬送対象物の移動方向両端に直接取り付けてなる移動体が、空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を出発地点から目的地点まで移動する搬送工程と、
前記目的地点で前記搬送対象物から取り外された一対の前記ガイドアタッチメント同士を所定の連結部材を介して前記移動方向に連結してなる返送移動体が、前記空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を前記目的地点から前記出発地点まで移動する返送工程と、を備え、
前記ガイドアタッチメントは、前記空気搬送管路の内壁面上を転動するガイド車輪を有している、空気搬送方法。
【請求項4】
前記ガイドアタッチメントは、
前記空気流を受けるシール板を更に有している、請求項3に記載の空気搬送方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空気搬送システム及び空気搬送方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の空気搬送システムが知られている。この空気搬送システムは、空気搬送管路と、当該空気搬送管路内を移動するカプセルと、を備えている。カプセルは、搬送対象物を収納するカプセル本体と、シール板と、車輪と、を有している。カプセル本体は内部に搬送対象物を収納し、シール板は、カプセル本体の前後に取り付けられる。シール板が空気搬送管路の内壁面との間に適度な隙間を保つことで、空気搬送管路内に生じる空気流によって推進力が生じ、カプセルが空気搬送管路内を移動する。車輪はシール板に取り付けられ、空気搬送管路の内壁面を転動することで、空気搬送管路内におけるカプセルの移動を案内する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5331993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の空気搬送システムにおいては、搬送対象物よりも十分に大きなカプセルや空気搬送管路を準備する必要がある。この種の空気搬送システムでは、例えば、搬送対象物に対して搬送容器や空気搬送管路のサイズを抑えるといったような更に合理的な搬送の仕組みが望まれる。本発明は、搬送を合理化する空気搬送システム及び空気搬送方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の〔1〕~〔4〕に存する。
【0006】
〔1〕 搬送対象物を空気搬送方式で搬送する空気搬送システムであって、空気搬送管路と、前記空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を移動する移動体と、を備え、前記移動体は、前記搬送対象物と、前記搬送対象物の移動方向両端に直接取り付けられた一対の着脱可能なガイドアタッチメントと、を備え、前記ガイドアタッチメントは、前記空気搬送管路の内壁面上を転動するガイド車輪を有している、空気搬送システム。
【0007】
〔2〕 前記ガイドアタッチメントは、前記空気流を受けるシール板を更に有している、〔1〕に記載の空気搬送システム。
【0008】
〔3〕 搬送対象物を空気搬送方式で搬送する空気搬送方法であって、一対の着脱可能なガイドアタッチメントを前記搬送対象物の移動方向両端に直接取り付けてなる移動体が、空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を出発地点から目的地点まで移動する搬送工程と、前記目的地点で前記搬送対象物から取り外された一対の前記ガイドアタッチメント同士を所定の連結部材を介して前記移動方向に連結してなる返送移動体が、前記空気搬送管路内に発生する空気流によって当該空気搬送管路内を前記目的地点から前記出発地点まで移動する返送工程と、を備え、前記ガイドアタッチメントは、前記空気搬送管路の内壁面上を転動するガイド車輪を有している、空気搬送方法。
【0009】
〔4〕 前記ガイドアタッチメントは、前記空気流を受けるシール板を更に有している、〔3〕に記載の空気搬送方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、搬送を合理化する空気搬送システム及び空気搬送方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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