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公開番号
2025180497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087866
出願日
2024-05-30
発明の名称
地層処分施設
出願人
鹿島建設株式会社
,
関西設計株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G21F
9/36 20060101AFI20251204BHJP(核物理;核工学)
要約
【課題】廃棄体パッケージを効率よく搬送することが可能な地層処分施設を提供する。
【解決手段】
地層処分施設1は、放射性廃棄物を含む廃棄体パッケージ11が定置され処分される処分坑道21と、処分坑道21に接続され、当該処分坑道21との接続部55まで廃棄体パッケージ11を搬送するための連絡坑道9と、廃棄体パッケージ11を積載し連絡坑道9を空気搬送方式で移動する第1搬送台車47と、を備え、第1搬送台車47は、処分坑道を移動する第2搬送台車49を分離可能な状態で搭載可能であり、接続部55における連絡坑道9と処分坑道21との延在方向が一致している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
放射性廃棄物を地層処分する地層処分施設であって、
前記放射性廃棄物を含む廃棄体パッケージが定置され処分される処分坑道と、
前記処分坑道に接続され、当該処分坑道との接続部まで前記廃棄体パッケージを搬送するための搬送用坑道と、
前記廃棄体パッケージを積載し前記搬送用坑道を空気搬送方式で移動する搬送台車と、を備え、
前記搬送台車は、前記廃棄体パッケージを含み前記処分坑道を移動する分離移動体を分離可能な状態で搭載可能であり、
前記接続部における前記搬送用坑道と前記処分坑道との延在方向が一致している、地層処分施設。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記接続部では、前記搬送台車の空気搬送のための空気流によって前記搬送台車が所定のストッパーに押し当てられた状態で、前記空気流によって前記分離移動体が前記搬送台車から前記処分坑道に押し出される、請求項1に記載の地層処分施設。
【請求項3】
前記搬送台車は、移動方向に貫通する貫通孔を有し、前記分離移動体を前記貫通孔内に収納した状態で搭載し、
前記接続部において、前記分離移動体の移動方向から見た場合に、前記貫通孔と前記処分坑道とが重なるように配置される、請求項2に記載の地層処分施設。
【請求項4】
前記分離移動体は、前記廃棄体パッケージを積載し前記接続部から前記廃棄体パッケージの定置位置まで移動する他の搬送台車である、請求項1に記載の地層処分施設。
【請求項5】
前記分離移動体は、前記接続部から前記廃棄体パッケージの定置位置まで単独で移動する前記廃棄体パッケージである、請求項1に記載の地層処分施設。
【請求項6】
前記処分坑道では、前記廃棄体パッケージが当該処分坑道の長手方向に複数並ぶように定置されて処分され、
前記分離移動体としての前記廃棄体パッケージは、前記処分坑道内に先に定置済みの他の定置物に突き当たる位置を前記定置位置として当該定置位置まで移動する、請求項5に記載の地層処分施設。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地層処分施設に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、下記特許文献1に記載の地層処分施設が知られている。この地層処分施設では、海上輸送された廃棄体は港湾施設で収納容器に収容され、廃棄体パッケージとして処理される。この廃棄体パッケージは、空気搬送システムにより地上施設から地下施設へと搬送され、その後、主要坑道を経由して処分坑道へと運ばれる。処分坑道への到達後、廃棄体パッケージは専用の搬送車や装置によって受け取られ、ターンテーブルを用いて処分坑道の入口に向けられる。最終的に、廃棄体パッケージは処分坑道内に押し込まれ、所定の位置に定置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-286451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の地層処分施設では、廃棄体パッケージを搬送するための各搬送装置が搬送経路に沿って複数準備され、各搬送装置の間で廃棄体パッケージを載せ替える必要がある。従って、廃棄体パッケージを最終的な処分位置まで搬送するために、必ずしも搬送効率がよいとは言えなかった。本発明は、廃棄体パッケージを効率よく搬送することが可能な地層処分施設を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の要旨は以下の〔1〕~〔6〕に存する。
【0006】
〔1〕 放射性廃棄物を地層処分する地層処分施設であって、前記放射性廃棄物を含む廃棄体パッケージが定置され処分される処分坑道と、前記処分坑道に接続され、当該処分坑道との接続部まで前記廃棄体パッケージを搬送するための搬送用坑道と、前記廃棄体パッケージを積載し前記搬送用坑道を空気搬送方式で移動する搬送台車と、を備え、前記搬送台車は、前記廃棄体パッケージを含み前記処分坑道を移動する分離移動体を分離可能な状態で搭載可能であり、前記接続部における前記搬送用坑道と前記処分坑道との延在方向が一致している、地層処分施設。
【0007】
〔2〕 前記接続部では、前記搬送台車の空気搬送のための空気流によって前記搬送台車が所定のストッパーに押し当てられた状態で、前記空気流によって前記分離移動体が前記搬送台車から前記処分坑道に押し出される、〔1〕に記載の地層処分施設。
【0008】
〔3〕 前記搬送台車は、移動方向に貫通する貫通孔を有し、前記分離移動体を前記貫通孔内に収納した状態で搭載し、前記接続部において、前記分離移動体の移動方向から見た場合に、前記貫通孔と前記処分坑道とが重なるように配置される、〔1〕又は〔2〕に記載の地層処分施設。
【0009】
〔4〕 前記分離移動体は、前記廃棄体パッケージを積載し前記接続部から前記廃棄体パッケージの定置位置まで移動する他の搬送台車である、〔1〕~〔3〕の何れか1項に記載の地層処分施設。
【0010】
〔5〕 前記分離移動体は、前記接続部から前記廃棄体パッケージの定置位置まで単独で移動する前記廃棄体パッケージである、〔1〕~〔3〕の何れか1項に記載の地層処分施設。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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