TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025180088
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-11
出願番号
2024087189
出願日
2024-05-29
発明の名称
モータドライバ回路およびサーバー冷却システム
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02P
29/024 20160101AFI20251204BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】モータの稼働状態の推定に有用なデータを生成可能なモータドライバ回路を提供する。
【解決手段】モータドライバ回路30は、逓倍回路34と、サンプリング回路40と、変換回路と、メモリ46と、を備える。逓倍回路34は、モータの回転数を逓倍した周波数のクロック信号を生成する。サンプリング回路40は、クロック信号と同期してモータのコイル電流およびコイル電圧の少なくとも一方である検出信号をサンプリングする。変換回路は、サンプリング回路40の出力を高速フーリエ変換する。メモリ46は、高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータを、外部から読み出し可能に格納する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
モータの回転数を逓倍した周波数のクロック信号を生成する逓倍回路と、
前記クロック信号と同期して前記モータのコイル電流およびコイル電圧の少なくとも一方である検出信号をサンプリングするサンプリング回路と、
前記サンプリング回路の出力を高速フーリエ変換する変換回路と、
前記高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータを、外部から読み出し可能に格納するメモリと、
を備えるモータドライバ回路。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記サンプリング回路は、前記コイル電流と前記コイル電圧とを同時にサンプリングする、請求項1に記載のモータドライバ回路。
【請求項3】
モータの回転数を逓倍した周波数のクロック信号を生成する逓倍回路と、
前記クロック信号と同期して、前記モータのコイル電流およびコイル電圧を検出信号として同時にサンプリングするサンプリング回路と、
を備えるモータドライバ回路。
【請求項4】
前記サンプリング回路の出力に基づくデータを、外部から読み出し可能に格納するメモリをさらに備える、請求項3に記載のモータドライバ回路。
【請求項5】
前記サンプリング回路の出力を高速フーリエ変換する変換回路と、
前記高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータを、外部から読み出し可能に格納するメモリと、
をさらに備える、請求項3に記載のモータドライバ回路。
【請求項6】
前記高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータは、基本波の周波数成分の値、および、少なくとも1つの次数の高調波の周波数成分の値を含む、請求項1または5に記載のモータドライバ回路。
【請求項7】
前記少なくとも1つの次数の高調波の周波数成分の値は、前記基本波の周波数成分の値で正規化されている、請求項6に記載のモータドライバ回路。
【請求項8】
前記サンプリング回路は、
前記検出信号を受けるローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタを通過した信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータと、
を含み、前記ローパスフィルタは、前記モータの回転数に応じて変化するカットオフ周波数を有する、
請求項1または3に記載のモータドライバ回路。
【請求項9】
外部信号を受ける端子をさらに備え、
前記サンプリング回路は、前記外部信号を前記検出信号と同時にサンプリングし、
前記変換回路は、前記外部信号に基づく前記サンプリング回路の出力を高速フーリエ変換し、
前記メモリは、前記外部信号に基づいて前記高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータを、外部から読み出し可能に格納する、
請求項1に記載のモータドライバ回路。
【請求項10】
外部信号を受ける端子をさらに備え、
前記サンプリング回路は、前記外部信号を前記検出信号と同時にサンプリングする、
請求項3に記載のモータドライバ回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、モータドライバ回路およびサーバー冷却システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータドライバを評価するためのモータドライバ評価ツールに関し、モータを駆動するモータドライバの各相の出力電圧値および出力電流値などの各種情報をモータドライバから取得し、当該各種情報に基づいてモータドライバが異常状態に陥っているか否かを検知する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-223569号公報
【0004】
[概要]
本開示は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、モータの稼働状態の推定に有用なデータを生成可能なモータドライバ回路を提供することにある。
【0005】
本開示のある態様は、モータドライバ回路である。モータドライバ回路は、モータの回転数を逓倍した周波数のクロック信号を生成する逓倍回路と、クロック信号と同期してモータのコイル電流およびコイル電圧の少なくとも一方である検出信号をサンプリングするサンプリング回路と、サンプリング回路の出力を高速フーリエ変換する変換回路と、高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータを、外部から読み出し可能に格納するメモリと、を備える。
【0006】
本開示の別の態様は、モータドライバ回路である。モータドライバ回路は、モータの回転数を逓倍した周波数のクロック信号を生成する逓倍回路と、クロック信号と同期して、モータのコイル電流およびコイル電圧を検出信号として同時にサンプリングするサンプリング回路と、を備える。
【0007】
本開示の別の態様は、サーバー冷却システムである。サーバー冷却システムは、ファンモータを駆動するモータドライバ回路と、モータドライバ回路の駆動を制御するコントローラと、を備える。コントローラは、モータドライバ回路のメモリからデータを読み出し、当該データに基づいてファンモータの稼働状態を推定する。
【0008】
本開示の別の態様は、サーバー冷却システムである。サーバー冷却システムは、ファンモータを駆動するモータドライバ回路と、モータドライバ回路の駆動を制御するコントローラと、を備える。コントローラは、モータドライバ回路のメモリからデータを読み出し、当該データに基づいてファンモータの稼働状態を推定する。
【0009】
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明あるいは本開示の態様として有効である。さらに、この項目の記載は、本発明の欠くべからざるすべての特徴を説明するものではなく、したがって、記載されるこれらの特徴のサブコンビネーションも、本発明たり得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態に係るサーバー冷却システムの全体構成を模式的に示すブロック図である。
図2は、第1実施形態に係るサーバー冷却システムの構成例を示すブロック図である。
図3は、サンプリング回路が検出信号をサンプリングするタイミングの一例を説明する図である。
図4は、高速フーリエ変換で生成されたスペクトルに基づくデータの一例を示す図である。
図5は、第2実施形態に係るサーバー冷却システムの構成例を示すブロック図である。
図6は、第3実施形態に係るサーバー冷却システムの構成例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
高圧電気機器の開閉器
23日前
カヤバ株式会社
制御装置
1日前
株式会社東光高岳
充電器
3日前
東洋アルミニウム株式会社
発電体
2日前
株式会社アイドゥス企画
減反モータ
23日前
株式会社デンソー
端子台
16日前
株式会社デンソー
回転電機
7日前
株式会社ダイヘン
充電装置
2日前
株式会社ダイヘン
送配電装置
7日前
ローム株式会社
半導体集積回路
14日前
本田技研工業株式会社
回転電機
9日前
富士電機株式会社
電力変換装置
7日前
株式会社不二越
空冷式油圧装置
7日前
富士電機株式会社
電力変換装置
7日前
株式会社日立製作所
回転電機
14日前
株式会社TMEIC
制御装置
15日前
矢崎総業株式会社
給電装置
15日前
株式会社東光高岳
充電対象切換システム
3日前
矢崎総業株式会社
電源回路
22日前
株式会社大林組
電力管理用制御装置
1日前
アズビル株式会社
タービン式流量制御装置
2日前
株式会社イノコンバンク
無線給電システム
7日前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
1か月前
大和ハウス工業株式会社
敷設用機器
15日前
個人
非対称鏡像力を有する4層PWB電荷搬送体
1か月前
ローム株式会社
モータドライバ回路
1か月前
日産自動車株式会社
ロータシャフト
1か月前
株式会社TMEIC
電力変換装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
株式会社デンソー
電子制御装置
1日前
株式会社土井製作所
ケーブル保護管路
14日前
京商株式会社
模型用非接触電力供給システム
23日前
西芝電機株式会社
緊急切断方法及び軸発電機
3日前
株式会社TMEIC
電力変換装置
15日前
サンデン株式会社
モータ
8日前
サンデン株式会社
モータ
8日前
続きを見る
他の特許を見る