TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025178153
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-05
出願番号
2025080087
出願日
2025-05-12
発明の名称
植物抽出物組成物およびその用途
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20251128BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】抗老化タンパク質であるI型コラーゲン(COL-I)、エラスチン(Elastin)の分泌を顕著に促進することができる植物抽出物組成物を提供する。
【解決手段】桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有し、桜の花抽出物と刺梨抽出物との固体成分重量比が75:25~10:90である、植物抽出物組成物が提供される。好ましくは他の植物抽出物を含有しない。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有し、前記桜の花抽出物と前記刺梨抽出物との固体成分重量比が75:25~10:90である、植物抽出物組成物。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
他の植物抽出物を含有しない、請求項1に記載する組成物。
【請求項3】
請求項1または2に記載する組成物の、食品における用途。
【請求項4】
請求項1または2に記載する組成物の、化粧品における用途。
【請求項5】
桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有する組成物の、I型コラーゲン産生促進剤の製造における用途。
【請求項6】
桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有する組成物の、エラスチン産生促進剤の製造における用途。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物抽出物、I型コラーゲン産生促進剤、およびエラスチン産生促進剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
人々の生活水準の向上および美容健康意識の高まりに伴い、肌のケアや老化防止に対する需要が日増しに増加している。コラーゲンおよびエラスチンは、皮膚の弾力性および張りを維持する重要なタンパク質として、その産生と保持が皮膚の健康に重要である。しかしながら、加齢や環境紫外線の影響により、人体自体のコラーゲンおよびエラスチンの合成能力は次第に弱くなり、皮膚にしわやたるみなどの老化現象が生じる。したがって、コラーゲンおよびエラスチンの産生を効果的に促進できる方法または物質の探求は、現在の美容および生物医学分野における研究の焦点となっている。
【0003】
桜は春の象徴として知られ、美しい花だけでなく、その花弁にはポリフェノールやフラボノイド系化合物などの生物活性成分が豊富に含まれ、これらの抗酸化、抗炎症など多種の生物活性を有する。近年、桜の花抽出物は美容・スキンケア分野への応用が次第に注目を集めており、皮膚の新陳代謝促進や肌質改善効果が期待されている。
【0004】
刺梨(野梨、山梨(Rosa roxburghii Tratt)とも呼ばれる)は広く分する野生果樹であり、その果実には豊富なビタミンC、フラボノイド系化合物、ポリフェノール系物質などを含み、顕著な抗酸化および抗炎症作用を有する。伝統医学において、刺梨は、皮膚疾患を含む様々な疾患の治療に用いられる。近年の研究では、刺梨抽出物は皮膚細胞の増殖および分化を促進することができ、肌質の改善やコラーゲン合成の促進に対して積極的な作用を有することが明らかになった。
【0005】
桜の花抽出物および刺梨抽出物は美容・スキンケア分野への応用に一定の成果を上げているが、従来の研究成果はコラーゲンおよびエラスチンの産生を促進する効果において改善の余地がある。美と健康に対する人々の追求を満たすために、より優れた促進効果を有する製品は重要な現実的意義と市場価値を有する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、コラーゲンおよびエラスチンの産生を顕著に促進できる植物抽出物組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、研究を重ねたところ、桜の花抽出物および刺梨抽出物を併用した場合は、同等の投与量でいずれか一方を単独使用した場合よりも優れたコラーゲンおよびエラスチン産生促進効果が発現することを見出して、本発明を完成するに至った。
【0008】
本発明は、以下の実施形態を含む。
[1]桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有し、前記桜の花抽出物と前記刺梨抽出物との固体成分重量比が75:25~10:90である、植物抽出物組成物。
[2]他の植物抽出物を含有しない、[1]に記載する組成物。
[3][1]または[2]に記載する組成物の、食品における用途。
[4][1]または[2]に記載する組成物の、化粧品における用途。
[5]桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有する組成物の、I型コラーゲン産生促進剤の製造における用途。
[6]桜の花抽出物および刺梨抽出物を含有する組成物の、エラスチン産生促進剤の製造における用途。
【0009】
本出願の植物抽出物組成物は、固体形態の組成物であってもよく、一定濃度に調製された液体形態の組成物であってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の組成物は、抗老化タンパク質であるI型コラーゲン産生促進剤(COL-I)、エラスチン(Elastin)の分泌を顕著に促進することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社 資生堂
化粧料組成物
2か月前
株式会社 資生堂
化粧料組成物
1か月前
株式会社 資生堂
化粧料組成物
10日前
株式会社 資生堂
化粧料組成物
11日前
株式会社 資生堂
水中油型乳化化粧料
11日前
株式会社 資生堂
コーヌリン発現促進剤
1か月前
株式会社 資生堂
VI型コラーゲンを評価する方法
1か月前
株式会社 資生堂
植物抽出物組成物およびその用途
3日前
株式会社 資生堂
二重容器およびキャップ付き二重容器
1か月前
株式会社 資生堂
二重容器およびキャップ付き二重容器
1か月前
株式会社 資生堂
ヒアルロン酸産生促進のための組成物
1か月前
株式会社 資生堂
評価方法、評価装置、およびプログラム
5日前
株式会社 資生堂
水中油型乳化化粧料組成物又は水系化粧料組成物
11日前
KDDI株式会社
通知装置、通知方法、通知システム及びプログラム
1か月前
株式会社 資生堂
針状突起付きパーツ
24日前
株式会社 資生堂
RALDH2発現増強剤
1か月前
株式会社 資生堂
グルタチオン産生促進剤
1か月前
株式会社 資生堂
IL-8抑制剤、皮膚抗老化剤、およびそれを用いて皮膚老化を抑制する方法
1か月前
株式会社 資生堂
血小板由来成長因子(PDGF)-BB産生亢進剤、及びそれを含む幹細胞安定化剤、並びにそれらを含む皮膚抗老化剤
24日前
株式会社 資生堂
飲食品組成物、抗老化剤、ミトコンドリア機能不全改善剤、ニコチンアミドホスホリボシルトランスフェラーゼ産生促進剤、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド産生促進剤、サーチュイン1産生促進剤、及びメラニン産生抑制剤
1か月前
個人
健康促進霊芝茶
2か月前
個人
古代食品塩梅醤
6か月前
不二製油株式会社
グミ類
3か月前
個人
ジャム
6か月前
不二製油株式会社
組成物
1か月前
ライソン株式会社
焙煎機
6か月前
不二製油株式会社
加工食品
3か月前
不二製油株式会社
油性食品
2か月前
個人
ヨーグルト等の発酵器
2か月前
不二製油株式会社
光照射油脂
1か月前
株式会社東洋新薬
飲料
2か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
2か月前
不二製油株式会社
油脂組成物
4か月前
株式会社東洋新薬
経口組成物
3か月前
個人
可食性素材からなる容器
26日前
池田食研株式会社
風味改善剤
5か月前
続きを見る
他の特許を見る