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公開番号2025154118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056939
出願日2024-03-29
発明の名称通知装置、通知方法、通知システム及びプログラム
出願人KDDI株式会社,株式会社 資生堂
代理人弁理士法人創光国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの体感時間が長くなる活動をし易くする。
【解決手段】ユーザが活動を行っている間に経過した実時間に比べて、ユーザが活動を行ったと感じた時間である体感時間が長いと推定される要推奨活動を特定する特定部233と、特定部233が特定した要推奨活動を示す通知をユーザへ送信する通知部234と、を備える。通知装置200は、ユーザが過去に活動したエリアを示す活動履歴情報を記憶する記憶部22をさらに備え、特定部233は、活動履歴情報に基づいて、ユーザが活動する頻度をエリアごとに特定し、特定した頻度が所定の閾値未満であるエリアへユーザが訪問する活動を要推奨活動として特定してもよい。活動履歴情報に含まれる複数のエリアそれぞれのサイズは、エリアが属する地域の属性によって異なってもよい。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
ユーザが活動を行っている間に経過した実時間に比べて、前記ユーザが活動を行ったと感じた時間である体感時間が長いと推定される要推奨活動を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記要推奨活動を示す通知を前記ユーザへ送信する通知部と、
を備える通知装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ユーザが過去に活動したエリアを示す活動履歴情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記特定部は、前記活動履歴情報に基づいて、前記ユーザが活動する頻度を前記エリアごとに特定し、特定した前記頻度が所定の閾値未満である前記エリアへ前記ユーザが訪問する活動を前記要推奨活動として特定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項3】
前記活動履歴情報に含まれる複数の前記エリアそれぞれのサイズは、前記エリアが属する地域の属性によって異なる、
請求項2に記載の通知装置。
【請求項4】
前記ユーザが過去に活動したエリアを示す活動履歴情報を記憶する記憶部をさらに備え、
前記特定部は、前記活動履歴情報に基づいて、前記ユーザが直近にいずれかのエリアで活動した時期を特定し、特定した前記時期からの経過時間が閾値以上の当該エリアに訪問する活動を前記要推奨活動として特定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項5】
前記ユーザが複数の活動を行ったと感じた時間である複数の前記体感時間を示す体感時間情報を受け付ける受付部と、
前記ユーザが前記複数の活動を行った間に経過した前記実時間を示す実時間情報をそれぞれ取得する取得部と、をさらに備え、
前記特定部は、前記体感時間と前記実時間とを比較することにより、前記要推奨活動を特定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項6】
前記取得部は、ユーザの位置を示す位置情報をさらに取得し、
前記受付部は、前記位置情報に基づいて、前記ユーザが自宅から出発した後、当該自宅に帰宅してから第1所定時間以内に第1の前記体感時間を示す情報を受け付ける、
請求項5に記載の通知装置。
【請求項7】
前記受付部は、ユーザが前記自宅に帰宅してから前記第1所定時間より大きい第2所定時間が経過した後に、前記ユーザが活動を行っていたと前記ユーザが感じた時間である第2の前記体感時間を示す情報を受け付け、
前記特定部は、前記実時間に比べて対応する前記第2の体感時間が長い活動を、前記実時間に比べて対応する前記第1の体感時間が長い活動よりも優先度の高い前記要推奨活動として特定する、
請求項6に記載の通知装置。
【請求項8】
前記ユーザが当該活動を行った間に時刻を表示する時刻表示装置を操作した頻度を示す情報を取得する取得部をさらに備え、
前記特定部は、前記ユーザが前記時刻表示装置を操作した前記頻度が基準値以上の活動を除く複数の活動のうち、前記要推奨活動を特定する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項9】
複数のエリアのそれぞれと、活動が属する複数の属性とを関連付けて記憶する記憶部をさらに有し、
前記通知部は、前記特定部が特定した前記要推奨活動を行う前記エリアに前記記憶部において関連付けて記憶されている前記属性と同じ属性に関連付けて記憶されているエリアを訪問する活動を前記要推奨活動としてさらに示す前記通知を前記ユーザへ送信する、
請求項1に記載の通知装置。
【請求項10】
前記特定部は、ユーザが活動を行っている間に経過した実時間に比べて、前記ユーザが活動を行ったと感じた時間である体感時間が短いと推定される非推奨活動を特定し、
前記通知部は、前記特定部が特定した前記非推奨活動を示す通知を前記ユーザへ送信する、
請求項1に記載の通知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通知装置、通知方法、通知システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザにとって有用な活動等をレコメンドすることが広く行われている。例えば、特許文献1には、ユーザにとって興味があると推定される活動をレコメンドすることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5469233号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザの活動によってユーザが感じる体感時間が長くなったり短くなったりすることがある。人生が有限であることを考慮すれば、ユーザの体感時間が長くなる活動をすることは有用であると考えられる。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、ユーザの体感時間が長くなる活動をし易くすることはできないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの体感時間が長くなる活動をし易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の通知装置は、ユーザが活動を行っている間に経過した実時間に比べて、前記ユーザが活動を行ったと感じた時間である体感時間が長いと推定される要推奨活動を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記要推奨活動を示す通知を前記ユーザへ送信する通知部と、を備える。
【0007】
前記通知装置は、前記ユーザが過去に活動したエリアを示す活動履歴情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記特定部は、前記活動履歴情報に基づいて、前記ユーザが活動する頻度を前記エリアごとに特定し、特定した前記頻度が所定の閾値未満である前記エリアへ前記ユーザが訪問する活動を前記要推奨活動として特定してもよい。前記活動履歴情報に含まれる複数の前記エリアそれぞれのサイズは、前記エリアが属する地域の属性によって異なってもよい。
【0008】
前記通知装置は、前記ユーザが過去に活動したエリアを示す活動履歴情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記特定部は、前記活動履歴情報に基づいて、前記ユーザが直近にいずれかのエリアで活動した時期を特定し、特定した前記時期からの経過時間が閾値以上の当該エリアに訪問する活動を前記要推奨活動として特定してもよい。
【0009】
前記通知装置は、前記ユーザが複数の活動を行ったと感じた時間である複数の前記体感時間を示す体感時間情報を受け付ける受付部と、前記ユーザが前記複数の活動を行った間に経過した前記実時間を示す実時間情報をそれぞれ取得する取得部と、をさらに備え、前記特定部は、前記体感時間と前記実時間とを比較することにより、前記要推奨活動を特定してもよい。前記取得部は、ユーザの位置を示す位置情報をさらに取得し、前記受付部は、前記位置情報に基づいて、前記ユーザが自宅から出発した後、当該自宅に帰宅してから第1所定時間以内に第1の前記体感時間を示す情報を受け付けてもよい。
【0010】
前記受付部は、ユーザが前記自宅に帰宅してから前記第1所定時間より大きい第2所定時間が経過した後に、前記ユーザが活動を行っていたと前記ユーザが感じた時間である第2の前記体感時間を示す情報を受け付け、前記特定部は、前記実時間に比べて対応する前記第2の体感時間が長い活動を、前記実時間に比べて対応する前記第1の体感時間が長い活動よりも優先度の高い前記要推奨活動として特定してもよい。前記通知装置は、前記ユーザが当該活動を行った間に時刻を表示する時刻表示装置を操作した頻度を示す情報を取得する取得部をさらに備え、前記特定部は、前記ユーザが前記時刻表示装置を操作した前記頻度が基準値以上の活動を除く複数の活動のうち、前記要推奨活動を特定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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