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公開番号
2025170060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-14
出願番号
2025147390,2024016646
出願日
2025-09-05,2019-10-30
発明の名称
血小板由来成長因子(PDGF)-BB産生亢進剤、及びそれを含む幹細胞安定化剤、並びにそれらを含む皮膚抗老化剤
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
36/31 20060101AFI20251107BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】PDGF-BBの産生亢進に有効な剤、およびかかる剤を用いて皮膚における間葉系幹細胞の安定化を介し皮膚の賦活化や抗老化に有効な剤を提供する。
【解決手段】ワサビ抽出物、カミツレ抽出物、L-テアニン、及びハイビスカス抽出物のいずれかを有効成分として含んでなるPDGF-BB産生亢進剤は、間葉系幹細胞の安定化を介し皮膚の賦活化や抗老化に有効である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ワサビ抽出物、カミツレ抽出物、L-テアニン、及びハイビスカス抽出物の少なくともいずれかを有効成分として含んでなる血小板由来成長因子-BB(PDGF-BB)産生亢進剤。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のPDGF-BB産生亢進剤を含んでなる、幹細胞安定化剤。
【請求項3】
請求項1に記載のPDGF-BB産生亢進剤を含んでなる皮膚抗老化剤であって、皮膚における幹細胞を安定化することにより皮膚の老化を抑制する、皮膚抗老化剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、血小板由来成長因子-BB(PDGF-BB)産生亢進剤、及び、当該PDGF-BB産生亢進剤を含んでなる幹細胞安定化剤、並びにそれらを含む皮膚抗老化剤に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
間葉系幹細胞は、間葉系に属するさまざまな細胞(骨細胞、筋細胞、軟骨細胞、腱細胞、脂肪細胞など)に分化することから、再生医療への応用が研究されている。例えば、間葉系幹細胞の安定化を図ることにより、血管安定化、組織恒常性維持、損傷組織の修復・再生等の各種状態の予防・改善等、各種の用途に有効であり、皮膚における間葉系幹細胞の安定化は、皮膚の賦活化や抗老化に有効であることが報告されている(特許文献1,2)。
【0003】
間葉系幹細胞を安定化する因子として血小板由来成長因子-BB(PDGF-BB)が報告されている(特許文献1,2)。よって、PDGF-BBの産生亢進に有効な成分を見出すことができれば、これを用いて間葉系幹細胞の安定化を図ることができ、ひいては皮膚の賦活化や抗老化といった用途に有効に使用できる。
【0004】
PDGF-BBの産生亢進に有効な成分としては、レチノイン酸、アムラ抽出物及びリンゴンベリー抽出物等が報告されている(特許文献1,2)。PDGF-BB産生亢進効果が高い様々な物質の探索が期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5933443号公報
特許第5496951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記背景に鑑みてなされたもので、その課題は、PDGF-BBの産生亢進に有効な剤を提供すると共に、これを用いて、皮膚における間葉系幹細胞の安定化を介し皮膚の賦活化や抗老化に有効な剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、多種多様な素材について検討を重ね、PDGF-BBの産生を亢進させる薬剤をスクリーニングした結果、ワサビ抽出物、カミツレ抽出物、L-テアニン、及びハイビスカス抽出物が、顕著なPDGF-BB産生亢進作用を示すことを見出し、本発明を為すに至った。
【0008】
したがって、本願は下記の発明を包含する:
[1]ワサビ抽出物、カミツレ抽出物、L-テアニン、及びハイビスカス抽出物の少なくともいずれかを有効成分として含んでなる血小板由来成長因子-BB(PDGF-BB)産生亢進剤。
[2][1]に記載のPDGF-BB産生亢進剤を含んでなる、幹細胞安定化剤。
[3][1]に記載のPDGF-BB産生亢進剤を含んでなる皮膚抗老化剤であって、皮膚における幹細胞を安定化することにより皮膚の老化を抑制する、皮膚抗老化剤。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、PDGF-BBの産生亢進に有効な剤が提供されるとともに、これを用いることにより、幹細胞の安定化等に有効な剤も提供される。皮膚において幹細胞が安定化されれば、皮膚の老化抑制に有効である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実験2のスクリーニング結果であり、対照(0.5%DSMO)の結果を100.0とした相対値で示す。
図2は、実験3における、各種試料のPDGF-BB産生亢進能を15μg/mLリンゴンベリー抽出物及び2μg/mLアムラ抽出物と比較した結果であり、対照(15μg/mLリンゴンベリー抽出物)の結果を100.0とした相対値で示す。
図3は、実験3における、各種試料のPDGF-BB産生亢進能を陰性対照(0.5%DSMO)、15μg/mLリンゴンベリー抽出物及び2μg/mLアムラ抽出物と比較した結果であり、陰性対照(0.5%DSMO)の結果を100.0とした相対値で示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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