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公開番号2025146429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024047189
出願日2024-03-22
発明の名称化粧料組成物
出願人株式会社資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/81 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】塗布中の指止まりが改善されて、また、浸透感も改善された、油溶性植物抽出物を含む化粧料組成物を提供する。
【解決手段】油溶性植物抽出物、ノルボルネン/トリス(トリメチルシロキシ)シリルノルボルネン)コポリマー、及び油分を含む、化粧料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
油溶性植物抽出物、
ノルボルネン／トリス（トリメチルシロキシ）シリルノルボルネン）コポリマー、及び
油分
を含む、化粧料組成物。
続きを表示（約 460 文字）【請求項２】
前記油溶性植物抽出物の含有量が、乾燥固形分量として、０．００２質量％以上である、請求項１に記載の化粧料組成物。
【請求項３】
前記ノルボルネン／トリス（トリメチルシロキシ）シリルノルボルネン）コポリマーの含有量が、０．１～２．０質量％である、請求項１に記載の化粧料組成物。
【請求項４】
前記油分が、揮発性油分を含み、かつ
前記油分中において、前記揮発性油分が５０質量％以上である、
請求項１に記載の化粧料組成物。
【請求項５】
前記油溶性植物抽出物が、油溶性カミツレ抽出物及び／又は油溶性ハクシニン抽出物を含む、請求項１に記載の化粧料組成物。
【請求項６】
前記油分が、スクワラン、イソドデカン、及びジフェニルシロキシフェニルトリメチコンからなる群より選択される少なくとも１種を含む、請求項１に記載の化粧料組成物。
【請求項７】
請求項１～６のいずれか一項に記載の化粧料組成物を含む、油性化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、化粧料組成物に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
美白やシワ改善効果を持つ有効成分は多数知られているが、水溶性のものが多く、油溶性でかつ安定性の高い有効成分はごく一部に限られている。
【０００３】
例えば、油溶性の有効成分のとして、油溶性カミツレ抽出物や油溶性ハクシニン抽出物等の油溶性植物抽出物が知られている。
【０００４】
より具体的には、例えば、特許文献１では、下記成分（Ａ）～（Ｄ）を含有し、成分（Ｄ）に対する成分（Ｃ）の含有質量比［（Ｃ）／（Ｄ）］が１．１以上４５以下である皮膚外用剤が開示されている：
（Ａ）油溶性カミツレ抽出物
（Ｂ）カルニチン、その誘導体及びそれらの塩から選ばれる化合物
（Ｃ）２５℃で液状のシリコーン油
（Ｄ）炭素数１０以上２４以下の高級アルコール。
【０００５】
また、特許文献２では、コラーゲン産生促進効果、ヒアルロン酸産生促進効果、線維芽細胞増殖促進効果、及びシワ改善効果に優れた植物種子の有機溶媒抽出物の処理物として、油溶性ハクシニン抽出物が開示されている。
【０００６】
なお、特許文献３では、皮膚のシワ等を改善するために、ノルボルネン／トリス（トリメチルシロキシ）シリルノルボルネン）コポリマーを含む皮膚外用組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
特開２０１７－０８１８８１号公報
国際公開第２０１２／０５７１２３号
特開２０２１－１０７３４３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
しかしながら、油溶性植物抽出液を配合している化粧料を皮膚に塗布する際に、塗布中にズルズルして、指止まりが悪くなったり、また、それに伴い、塗布中又は塗布後に浸透感が低くなったりする場合がある。
【０００９】
本発明は、上記の事情を改善しようとするものであり、その目的は、塗布中の指止まりが改善されて、また、浸透感も改善された化粧料組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【００１０】
上記の目的を達成する本発明は、以下のとおりである。
（【００１１】以降は省略されています）

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