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公開番号2025173303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078825
出願日2024-05-14
発明の名称水中油型乳化化粧料
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/86 20060101AFI20251119BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】防腐剤が含まれていても安定な、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含む水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】本開示の水中油型乳化化粧料は、(a)ポリグリセリン脂肪酸エステル、(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤、(c)防腐剤、(d)油分、及び(e)水を含む。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(a)ポリグリセリン脂肪酸エステル、
(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤、
(c)防腐剤、
(d)油分、及び
(e)水、
を含む、
水中油型乳化化粧料。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記(c)防腐剤が、ベンゼン環を有する化合物を含む、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記ベンゼン環を有する化合物が、フェノキシエタノール、及びクロルフェネシンからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記(c)防腐剤の含有量が、5.0質量%以下である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項5】
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸部の炭素原子数が、8以上17以下である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項6】
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグリセリン部が、4量体以上8量体以下のポリグリセリンによって形成されている、請求項5に記載の化粧料。
【請求項7】
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルが、ラウリン酸ポリグリセリル-6、及びミリスチン酸ポリグリセリル-6からなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項8】
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有量が、0.01質量%以上1.5質量%以下である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項9】
前記(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤が、ステアリン酸スクロース、及びトリステアリン酸ソルビタンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項10】
前記(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤の含有量が、0.01質量%以上である、請求項1又は2に記載の化粧料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水中油型乳化化粧料に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
化粧料の分野では、化粧料の腐敗を防止するために、防腐剤を配合する場合がある。
【0003】
特許文献1には、特定のポリエーテル変性シリコーンと防腐剤とを含む化粧料が開示されている。
【0004】
特許文献2には、アルミノ珪酸塩中のイオン交換可能なイオンの一部又は全部を抗菌性金属イオン並びにアンモニウムイオン及び/又は少なくとも一種のアミンイオンで置換した化粧料用防腐剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-006840号公報
特開平1-305013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ポリグリセリン脂肪酸エステルを用いて水中油型乳化化粧料を得るときに、同時に防腐剤を配合すると、化粧料の乳化安定性が低下する場合があった。
【0007】
したがって、本開示の主題は、防腐剤が含まれていても安定な、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含む水中油型乳化化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
〈態様1〉
(a)ポリグリセリン脂肪酸エステル、
(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤、
(c)防腐剤、
(d)油分、及び
(e)水、
を含む、
水中油型乳化化粧料。
〈態様2〉
前記(c)防腐剤が、ベンゼン環を有する化合物を含む、態様1に記載の化粧料。
〈態様3〉
前記ベンゼン環を有する化合物が、フェノキシエタノール、及びクロルフェネシンからなる群から選択される少なくとも一種である、態様2に記載の化粧料。
〈態様4〉
前記(c)防腐剤の含有量が、5.0質量%以下である、態様1~3のいずれかに記載の化粧料。
〈態様5〉
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルの脂肪酸部の炭素原子数が、8以上17以下である、態様1~4のいずれかに記載の化粧料。
〈態様6〉
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルのポリグリセリン部が、4量体以上8量体以下のポリグリセリンによって形成されている、態様5に記載の化粧料。
〈態様7〉
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルが、ラウリン酸ポリグリセリル-6、及びミリスチン酸ポリグリセリル-6からなる群から選択される少なくとも一種を含む、態様1~6のいずれかに記載の化粧料。
〈態様8〉
前記(a)ポリグリセリン脂肪酸エステルの含有量が、0.01質量%以上1.5質量%以下である、態様1~7のいずれかに記載の化粧料。
〈態様9〉
前記(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤が、ステアリン酸スクロース、及びトリステアリン酸ソルビタンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、態様1~8のいずれかに記載の化粧料。
〈態様10〉
前記(b)糖由来の構造を有するノニオン性界面活性剤の含有量が、0.01質量%以上である、態様1~9のいずれかに記載の化粧料。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、防腐剤が含まれていても安定な、ポリグリセリン脂肪酸エステルを含む水中油型乳化化粧料を提供することができる。
【0010】
以下、本開示の実施の形態について詳述する。本開示は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、発明の本旨の範囲内で種々変形して実施できる。
(【0011】以降は省略されています)

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