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公開番号2025176451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-04
出願番号2024082622
出願日2024-05-21
発明の名称センサ用支持体およびロードローラー
出願人ワールド開発工業株式会社
代理人個人
主分類E01C 19/26 20060101AFI20251127BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】 後輪側に後方確認用のセンサを設けたロードローラーであっても、従来と同様にホイルローダーなど他の重機と一緒にトラックの荷台への合積みを可能にすることにある。
【解決手段】 センサ用支持体20は、ロードローラー10の後輪11を跨ぐように略コ字形に設けられる。略コ字形のセンサ用支持体20は、平行するサイドバー21,21の下端部22,22をロードローラー10の本体に軸止する。また、サイドバー21,21の上端部23,23をつないだトップバー25が、センサ(図示省略)を設置するための設置部26を備える。そして、センサ用支持体20のトップバー25は、ロードローラー10の後輪11の上方と、同後輪11の前方との間で回動自在である。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロードローラーの後輪側に後方確認用のセンサを取り付けるために設けられたセンサ用支持体であって、
当該支持体は、回動自在であることを特徴としたセンサ用支持体。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
当該支持体は、ロードローラーの後輪を跨ぐように略コ字形に設けられて、平行するサイドバーの下端部をロードローラー本体に軸止し、サイドバーの上端部をつなぎセンサを設置する設置部を備えたトップバーが、ロードローラーの後輪の上方と後輪の前方の間で回動自在であることを特徴とした請求項1記載のセンサ用支持体。
【請求項3】
請求項1又は2記載のセンサ用支持体を備えることを特徴としたロードローラー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願発明は、道路を舗装するために用いられる重機(ロードローラー)に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、工事の現場では作業員の労働時間の規制や工事費用の高騰など、実に様々な制約が課せられている。そのような中で、道路工事では種々の重機が必要とされ、使用されている。
そのため、それらの重機をいかに効率良く回送できるかということが非常に重要である。
【0003】
図1は、これまで道路工事の現場で実際に行われてきた「重機の回送」を図示したものである。
図示するように、従来は、1台のトラック50の荷台51に、ロードローラー60とホイルローダー70の2台の重機を積んで回送していた(まず、ロードローラー60を自走させながら荷台51へ積み込み、次に、ホイルローダー70を自走させながら同じ荷台51のロードローラ60の後ろに積み込む)。この時、ホイルローダー70のバケット71をロードローラー60の後輪61の上に載置することで、本来であればスペース的に無理である重機2台の合積みを可能としている。
【0004】
ところで、道路工事の現場では、多くの重機などが使用されることから、危険性を伴うことは避けられない。近年では、工事現場での安全性を確保する観点から、障害物を検知するためのセンサを取り付けた重機も多くなってきている(特許文献1等)。
【0005】
例えば、道路工事の現場で使用される道路舗装用のロードローラーは、地面を押し固めるために前進と後退を繰り返す必要がある。そのため、運転手は、前方確認だけでなく、後方確認も絶対に欠かせない。しかも、運転席は前方に向けて設けられているので、後方確認は前方確認に比べて困難であり大変である。
【0006】
そこで、運転手による後方確認を補助するため、ロードローラーにセンサを取り付けて、後方に障害物がある場合には、それをセンサが検知し、運転手に障害物の存在を知らせるか、又は緊急ブレーキを作動させるなどして、事故を未然に防ぐことが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2019-12394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、このようなセンサを取り付けたロードローラーが道路工事で使用されるようになった結果、図2で図示するような問題が発生している。
すなわち、図2では、図1と同じように、1台のトラック50の荷台51に、ロードローラー60とホイルローダー70の2台の重機を積む様子を図示しているが、ロードローラー60が後輪61の上方にセンサ(図示省略)を取り付けるセンサ用支持体62を設けているので、ホイルローダー70のバケット71をロードローラー60の後輪61の上に載置できない状況になっている。
【0009】
そのため、現状では、ロードローラー60とホイルローダー70とを別々のトラックで回送しなければならず、従来であれば1台のトラックで済むところを、2台のトラックを必要としている。これは、工事現場での作業効率を悪化させ、工事関係者の負担増、工事費用・工事期間の増加などを招きかねない由々しき事態であると言っても過言では無い。広い目で見れば、SDGs(持続可能な開発目標)にも反することに他ならない。
【0010】
そこで、本願発明者は、後輪側に後方確認用のセンサを設けたロードローラーであっても、従来と同様にホイルローダーなど他の重機と一緒にトラックの荷台への合積みを可能とすることを目的として、本願発明を完成させるに至った。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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