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公開番号2025160266
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2025119897,2024108934
出願日2025-07-16,2024-07-05
発明の名称建設機械
出願人ハム アーゲー,Hamm AG
代理人個人,個人
主分類E01C 19/26 20060101AFI20251015BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】本発明の課題は、回転するシステム領域内において、電気伝導接続を簡単かつ確実な方法により提供することができる、建設機械を提供することである。
【解決手段】少なくとも1つの、機械フレーム(22)に関連して回転軸(D)の周囲を回転可能なシステム領域(24)と、回転可能なシステム領域(24)における少なくとも1つの第1の電気ユニット(78)であり、伝導接続(82)により電気伝導式に、少なくとも1つの、機械フレーム(22)に関連して回転可能なシステム領域(24)の外側に担持された第2の電気ユニット(80)と接続されている、少なくとも1つの第1の電気ユニット(78)を含む、建設機械、特に締固め機械において、伝導接続(82)が、第1の伝導経路(84)を含み、第1の伝導経路(84)が、少なくとも1つの、回転可能なシステム領域(24)を機械フレーム(22)に関連して担持された回転しないシステム領域(42)に関連して漏れなく密閉するシーリングアッセンブリ(56)を含むことを特徴とする、建設機械。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
機械フレーム(22)に関連して回転軸(D)の周囲を回転可能な少なくとも1つのシステム領域(24)と、前記回転可能なシステム領域(24)における少なくとも1つの第1の電気ユニット(78)であり、伝導接続(82)により電気伝導式に、前記機械フレーム(22)に関連して前記回転可能なシステム領域(24)の外側に担持された少なくとも1つの第2の電気ユニット(80)と接続されている、少なくとも1つの第1の電気ユニット(78)を含む、建設機械、特に締固め機械において、
前記伝導接続(82)が、第1の伝導経路(84)を含み、前記第1の伝導経路(84)が、前記回転可能なシステム領域(24)を前記機械フレーム(22)に関連して担持された回転しないシステム領域(42)に関連して漏れなく密閉する少なくとも1つのシーリングアッセンブリ(56)を含むことを特徴とする、建設機械。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つのシーリングアッセンブリ(56)が、スライドリングシーリング(58)を含み、前記スライドリングシーリング(58)が、前記回転可能なシステム領域(24)に関連して支持された、電気伝導素材よりなる第1のスライドリング(60)と、前記回転しないシステム領域(42)に関連して支持された、電気伝導素材よりなる第2のスライドリング(62)とを含み、前記第1のスライドリング(60)および前記第2のスライドリング(62)が、互いに関連して前記回転軸(D)の周囲を回転可能に、前記回転軸(D)の方向に互いに接して支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記第1のスライドリング(60)が、環状の第1のシーリングエレメント(64)により、前記回転可能なシステム領域(24)に関連して半径方向外側に向かって、第1の軸方向に支持されており、前記第2のスライドリング(62)が、環状の第2のシーリングエレメント(67)により、前記回転しないシステム領域(42)に関連して半径方向外側に向かって、前記第1の軸方向とは逆の第2の軸方向に支持されていることを特徴とする、請求項2に記載の建設機械。
【請求項4】
前記第1のスライドリング(60)が、第1の軸方向支持領域(68)を有し、前記第2のスライドリング(62)が、前記第1の軸方向支持領域(68)において軸方向に支持されている第2の軸方向支持領域(70)を有することを特徴とする、請求項2または3に記載の建設機械。
【請求項5】
前記第1の軸方向支持領域(68)および前記第2の軸方向支持領域(70)のそれぞれの支持領域が、実質的に半径方向に延在する支持面を含むことを特徴とする、請求項4に記載の建設機械。
【請求項6】
前記第1のスライドリング(60)および前記第2のスライドリング(62)が、前記環状の第1のシーリングエレメント(64)および前記環状の第2のシーリングエレメント(67)により、その第1の軸方向支持領域(68)および第2の軸方向支持領域(70)とともに軸方向に隣接して互いに接して押し付けられていることを特徴とする、請求項3および4または5に記載の建設機械。
【請求項7】
前記第1のスライドリング(60)が、第1の接続線(88)により、前記少なくとも1つの第1の電気ユニット(78)と電気伝導式に接続されており、前記第2のスライドリング(62)が、第2の接続線(92)により、前記少なくとも1つの第2の電気ユニット(80)と電気伝導式に接続されていることを特徴とする、請求項2から6のいずれか一項に記載の建設機械。
【請求項8】
前記第1の接続線(88)が、前記第1のスライドリング(60)と材料接続、好ましくははんだ付け、もしくは/およびクランプ、もしくは/およびねじ止めにより、電気伝導式に接続されており、または/ならびに前記第2の接続線(92)が、前記第2のスライドリング(62)と材料接続、好ましくははんだ付け、もしくは/およびクランプ、もしくは/およびねじ止めにより、電気伝導式に接続されていることを特徴とする、請求項7に記載の建設機械。
【請求項9】
前記伝導接続(82)が、第2の伝導経路(86)を含み、前記第2の伝導経路(86)が、前記回転するシステム領域(24)を、前記機械フレーム(22)に関連して担持された回転しないシステム領域(42)に関連して、前記回転軸(D)の周囲を回転可能に支える、少なくとも1つの軸受ユニット(38、40)を含むことを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項または請求項1のプリアンブルに記載の建設機械。
【請求項10】
前記少なくとも1つの軸受ユニット(38、40)が、電気伝導素材よりなる軸受外側リング(72)、電気伝導素材よりなる軸受内側リング(74)、および前記軸受外側リング(72)と前記軸受内側リング(74)において支持された、電気伝導素材よりなる多数の転動体(76)を有する転がり軸受を含むことを特徴とする、請求項9に記載の建設機械。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機械フレームにおいて回転軸の周囲を回転可能に担持されるシステム領域を有する建設機械、例えば、締固め機械などに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
同様の建設機械は、特許文献1により公知である。締固め機械として形成された建設機械においては、地面作業ローラ内部に配置された電気機器と、地面作業ローラ外部に配置された電源との間において、電気エネルギーがワイヤレスで誘導により伝送される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
独国特許出願公開第102016121724号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、回転するシステム領域内において、電気伝導接続を簡単かつ確実な方法により提供することができる、建設機械を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によればこの課題は、少なくとも1つの、機械フレームに関連して回転軸の周囲を回転可能なシステム領域と、回転可能なシステム領域における少なくとも1つの第1の電気ユニットであり、伝導接続により電気伝導式に、少なくとも1つの、機械フレームに関連して回転可能なシステム領域の外側に担持された第2の電気ユニットと接続されている、少なくとも1つの第1の電気ユニットを含む、建設機械、特に締固め機械により解決される。
【0006】
伝導接続は、第1の伝導経路を含み、第1の伝導経路が、少なくとも1つの、回転可能なシステム領域を機械フレームに関連して担持された回転しないシステム領域に関連して漏れなく密閉するシーリングアッセンブリを含む。
【0007】
本発明は、電気エネルギーまたは電気信号を、締固め機械の回転可能なシステム領域と、この回転可能なシステム領域の外側の領域、つまり回転可能なシステム領域とともには回転しないシステム領域、建設機械に一般的に存在する、他の機能を果たすためのコンポーネントとの間で伝送するために利用される。このように、少なくとも1つのシーリングアッセンブリは、回転可能なシステム領域の内部体積を、外側に対して密閉するために重要であり、それにより例えば、潤滑剤の漏れを防ぐことができ、かつ、汚れがこの体積領域に入ることを確実に防ぐ。
【0008】
有利な形態においては、少なくとも1つのシーリングアッセンブリがスライドリングシーリングを含み、スライドリングシーリングは、回転可能なシステム領域に関連して支持された、電気伝導素材よりなる第1のスライドリングと、回転しないシステム領域に関連して支持された、電気伝導素材よりなる第2のスライドリングとを含み、第1のスライドリングおよび第2のスライドリングは、互いに関連して回転軸の周囲を回転可能に、回転軸の方向に互いに接して支持されている。安定性の理由および耐久性の理由により、そこではスライドリングは有利には一般的に金属素材、例えば鋼鉄から形成される。
【0009】
スライドリングの定められた位置決めを保証するため、第1のスライドリングが、環状の第1のシーリングエレメントにより、回転可能なシステム領域に関連して半径方向外側に向かって、第1の軸方向に支持されており、第2のスライドリングが、環状の第2のシーリングエレメントにより、回転しないシステム領域に関連して半径方向外側に向かって、第1の軸方向とは逆の第2の軸方向に支持されていることが提案される。
【0010】
また、直接互いに接して支持されるスライドリングの領域においても、漏れのない密閉を保証できるようにするためには、第1のスライドリングが第1の軸方向支持領域を有し、第2のスライドリングが、第1の軸方向支持領域において軸方向に支持されている第2の軸方向支持領域を有することが想定されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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