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公開番号2025169099
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024074120
出願日2024-04-30
発明の名称電動式コンクリートカッター
出願人ノリタケ株式会社,株式会社ノリタケマシンテクノ
代理人個人,個人
主分類E01C 23/09 20060101AFI20251105BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】外部電源が供給されていない場合であっても自走可能な電動式コンクリートカッターを提供する。
【解決手段】カッター車10は、カッター刃22と、カッター刃22を駆動させるための電動モータ24と、カッター刃22および電動モータ24を収容する車体12と、車体12を回転可能に支持する複数の前輪14および後輪16と、電動モータ24の出力を駆動輪である複数の後輪16に伝達する動力伝達装置26と、を有し、電動モータ24は、第1の電力供給手段である外部電源からコネクタ28を介して供給される電力と、第1の電力供給手段とは異なる第2の電力供給手段であるバッテリー34から供給される電力と、のいずれによっても作動可能とさせられているので、電動モータ24を、異なる複数の電力供給手段から供給される電力のいずれによっても作動させることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
カッター刃と、前記カッター刃を駆動させるための電動モータと、前記カッター刃および前記電動モータを収容する車体と、前記車体を回転可能に指示する複数の車輪と、前記電動モータの出力を前記複数の車輪の一部に伝達する動力伝達装置と、を有する電動式コンクリートカッターにおいて、
前記電動モータは、第1の電力供給手段から供給される電力と、前記第1の電力供給手段とは異なる第2の電力供給手段から供給される電力と、のいずれによっても作動可能とさせられていること、
を特徴とする電動式コンクリートカッター。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記第2の電力供給手段として、バッテリーを有すること、
を特徴とする請求項1に記載の電動式コンクリートカッター。
【請求項3】
前記第1の電力供給手段は外部電源であり、前記第1の電力供給手段による電力の供給が行われていない場合に、前記第2の電力供給手段による電力によって前記電動モータが駆動させられること、
を特徴とする請求項2に記載の電動式コンクリートカッター。
【請求項4】
前記第2の電力供給手段による前記電動モータの駆動は、前記カッター刃による切断が実行されていない場合に行われること、
を特徴とする請求項3に記載の電動式コンクリートカッター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動式コンクリートカッターに関するものであり、特に、複数の電力供給手段を使い分けることのできる電動式コンクリートカッターに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
道路の舗装面やコンクリート面を切断するコンクリートカッターが知られている。かかるコンクリートカッターにおいては、動力装置によってカッター刃が回転駆動されつつ、カッター自体が走行させられることで切断を行う。たとえば、特許文献1に記載のものがそれである。特許文献1においては、切断用ブレードがエンジンによって駆動されるとともに、前記エンジンによって駆動される発電機を有し、コンクリートカッターの推進用の車輪は前記発電機によって発生した電圧によって作動する減速機付きDCモータによって駆動されるコンクリートカッターが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-140817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、切断作業が室内や地下で行われる場合には、エンジンが排出する排気ガスが問題となり、濃度管理や換気装置の設置などが必要となる場合があり、作業効率が悪化する。これに対し、カッター刃を電動機により回転駆動することが考えられる。この場合、エンジンで駆動する場合と同様にカッター刃に切断に必要となるトルクおよび/または回転数を与えるためには、前記電動機には外部から電力が供給される必要がある。かかる場合においては、外部からの電力供給が行われない場合には、人力によりコンクリートカッターを移動させる必要があった。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、外部からの電力供給が行われない場合においても移動を容易に行うことができる、電動式コンクリートカッターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1発明の要旨とするところは、(a)カッター刃と、前記カッター刃を駆動させるための電動モータと、前記カッター刃および前記電動モータを収容する車体と、前記車体を回転可能に支持する複数の車輪と、前記電動モータの出力を前記複数の車輪の一部に伝達する動力伝達装置と、を有する電動式コンクリートカッターにおいて、(b)前記電動モータは、第1の電力供給手段から供給される電力と、前記第1の電力供給手段とは異なる第2の電力供給手段から供給される電力と、のいずれによっても作動可能とさせられていること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の電動式コンクリートカッターによれば、カッター刃を駆動させるとともに動力伝達装置に動力を供給するための電動モータを、異なる複数の電力供給手段から供給される電力のいずれによっても作動させることができる。
【0008】
ここで第2の発明の要旨とするところは、前記第1の発明の電動式コンクリートカッターにおいて、前記第2の電力供給手段として、バッテリーを有すること、にある。これにより、前記第2の電力供給手段を電動式コンクリートカッターの内部に含むものとすることができる。
【0009】
また第3の発明の要旨とするところは、前記第2の発明の電動式コンクリートカッターにおいて、前記第1の電力供給手段は外部電源であり、前記第1の電力供給手段による電力の供給が行われていない場合に、前記第2の電力供給手段による電力によって前記電動モータが駆動させられること、にある。これにより、第2の電力供給手段であるバッテリーよりも第1の電力供給手段である外部電源を優先して使用することができる。
【0010】
また第4の発明の要旨とするところは、前記第3の発明の電動式コンクリートカッターにおいて、前記第2の電力供給手段による前記電動モータの駆動は、前記カッター刃による切断が実行されていない場合に行われることにある。これにより、第2の電力供給手段であるバッテリーによる前記電動モータの駆動は、その負荷が小さいに場合において実行される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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