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公開番号
2025176442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-04
出願番号
2024082610
出願日
2024-05-21
発明の名称
水素生成組成物及びその製造方法、並びに水素の生成方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
C01B
6/04 20060101AFI20251127BHJP(無機化学)
要約
【課題】本発明は、水素を高収率及び高生成量で生成し得る手段を提供する。
【解決手段】本発明の一態様は、粉体の形態の水素化マグネシウム及び粉体の形態のクエン酸を含み、水素化マグネシウムに対するクエン酸の質量比が2.5から3.5の範囲であり、加圧成型物の形態である、水素生成組成物に関する。本発明の別の一態様は、水素生成組成物の製造方法及び水素の生成方法に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
粉体の形態の水素化マグネシウム及び粉体の形態のクエン酸を含み、水素化マグネシウムに対するクエン酸の質量比が2.5から3.5の範囲であり、加圧成型物の形態である、水素生成組成物。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
水素化マグネシウムが、60から120 μmの範囲の粒径を有する、請求項1に記載の水素生成組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の水素生成組成物と水とを接触させて水素を生成する、水素の生成方法。
【請求項4】
粉体の形態の水素化マグネシウム及び粉体の形態のクエン酸を混合する、混合工程、
混合工程で得られた混合物を加圧成型する、成型工程、
を含む、請求項1に記載の水素生成組成物の製造方法。
【請求項5】
60から120 μmの範囲の粒径を有する粉体の形態の水素化マグネシウムを準備する、水素化マグネシウム準備工程、
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素生成組成物及びその製造方法、並びに水素の生成方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
水素は、燃料電池の燃料ガスとして需要が高まっている。水素の供給及び/又は貯蔵手段としては、水素ガスを高圧ボンベ内に貯蔵する、液体水素をボンベ内に貯蔵する、水素吸蔵合金内に貯蔵する、天然ガス又はメタノール等のガスを改質して水素を得る等の手段が知られている。
【0003】
前記手段に加えて、金属水素化物を加水分解して水素を生成させる手段も知られている。例えば、特許文献1は、水素化マグシウムを加圧成型して得られる粒状物を加水分解して水素を発生させる水素の発生方法を記載する。
【0004】
特許文献2は、固形の水素化物と固形の酸性物との混合固形物に水を供給することにより、水素を発生させる、水素発生方法を記載する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2012-236725号公報
特開2006-298670号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
金属水素化物を加水分解して水素を生成させる従来技術の方法では、酸の添加により、金属水素化物の表面における金属水酸化物の不動態の生成を妨げて、生成する水素収率を向上し得ることが知られている(例えば、特許文献2)。他方、酸の添加量が増加して金属水酸化物の量が相対的に低下すれば、水素生成量が低下し得る。しかしながら、水素を高収率及び高生成量で生成し得る金属水素化物及び酸の最適な混合比は知られていなかった。
【0007】
それ故、本発明は、水素を高収率及び高生成量で生成し得る手段を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、前記課題を解決するための手段を種々検討した。本発明者らは、金属水素化物として粉体の形態の水素化マグネシウムを、酸として粉体の形態のクエン酸を、それぞれ用い、これらを所定の質量比で混合して加圧成型物の形態とすることにより、水素を高収率及び高生成量で生成し得る組成物が得られることを見出した。本発明者らは、前記知見に基づき、本発明を完成した。
【0009】
すなわち、本発明は、以下の態様及び実施形態を包含する。
(実施形態1) 粉体の形態の水素化マグネシウム及び粉体の形態のクエン酸を含み、水素化マグネシウムに対するクエン酸の質量比が2.5から3.5の範囲であり、加圧成型物の形態である、水素生成組成物。
(実施形態2) 水素化マグネシウムが、60から120 μmの範囲の粒径を有する、実施形態1に記載の水素生成組成物。
(実施形態3) 実施形態1又は2に記載の水素生成組成物と水とを接触させて水素を生成する、水素の生成方法。
(実施形態4) 粉体の形態の水素化マグネシウム及び粉体の形態のクエン酸を混合する、混合工程、
混合工程で得られた混合物を加圧成型する、成型工程、
を含む、実施形態1又は2に記載の水素生成組成物の製造方法。
(実施形態5) 60から120 μmの範囲の粒径を有する粉体の形態の水素化マグネシウムを準備する、水素化マグネシウム準備工程、
をさらに含む、実施形態4に記載の方法。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、水素を高収率及び高生成量で生成し得る手段を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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