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公開番号
2025176333
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-12-04
出願番号
2024082399
出願日
2024-05-21
発明の名称
スマートキーシステム、車載装置、スマートキー、および、スマートキーシステムの制御方法
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E05B
49/00 20060101AFI20251127BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】車両のドアの不正な解錠を防止することができるスマートキーシステム、車載装置、スマートキー、および、スマートキーシステムの制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態の一態様に係るスマートキーシステムは、車両に搭載される車載装置と、車載装置と通信可能なスマートキーとを含む。車載装置は、スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、車載装置が有する車載側認証コードとが一致した場合に、車両のドアの解錠を行う。また、車載装置は、ドアの施錠に基づくタイミングで、車載側認証コードを更新する。スマートキーは、車両の駐車状態において、ユーザの車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、キー側認証コード更新する。
【選択図】図1D
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される車載装置と、前記車載装置と通信可能なスマートキーとを含むスマートキーシステムであって、
前記車載装置は、
前記スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、前記車載装置が有する車載側認証コードとが一致した場合に、前記車両のドアの解錠を行い、
前記ドアの施錠に基づくタイミングで、前記車載側認証コードを更新し、
前記スマートキーは、
前記車両の駐車状態において、ユーザの前記車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、前記キー側認証コードを更新する、
スマートキーシステム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記車載装置は、
前記ドアが施錠されてから待機時間経過後に、前記車載側認証コードを更新する、
請求項1に記載のスマートキーシステム。
【請求項3】
前記スマートキーは、
前記車両への乗車意思の検知後、有効期間を越えて解錠操作が無かった場合、前記キー側認証コードを更新前の前記キー側認証コードに戻す、
請求項1に記載のスマートキーシステム。
【請求項4】
前記スマートキーは複数あり、
前記車載装置は、
複数の前記スマートキーのそれぞれに対応付けられた前記車載側認証コードを有し、
操作された前記スマートキーに対応する前記車載側認証コードに対して更新処理を行う、
請求項1~3のいずれか一つに記載のスマートキーシステム。
【請求項5】
前記スマートキーは、
前記スマートキーに対する操作に基づき前記車両への乗車意思を検知する、
請求項1に記載のスマートキーシステム。
【請求項6】
前記車両への乗車意思を判別するために設定された領域で受信状況が変化する乗車意思判別信号を発信する管理装置を更に備え、
前記スマートキーは、
前記乗車意思判別信号の受信状況に基づき前記車両への乗車意思を検知する、
請求項1に記載のスマートキーシステム。
【請求項7】
ユーザの状態に基づき前記車両への乗車意思を判断し、当該判断に基づく乗車意思情報を前記スマートキーに送信する管理装置を更に備え、
前記スマートキーは、
前記管理装置から受信した前記乗車意思情報に基づき前記車両への乗車意思を検知する、
請求項1に記載のスマートキーシステム。
【請求項8】
正規操作判定用のキー側認証コードを送信し、
操作対象の車両の駐車状態におけるユーザの前記車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、前記キー側認証コードを更新する、スマートキーと、
車両に搭載される車載装置と
を含むスマートキーシステムにおける車載装置であって、
前記スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、記憶された車載側認証コードとが一致した場合に、前記車両のドアの解錠を行い、
前記ドアの施錠に基づくタイミングで、前記車載側認証コードを更新する、
車載装置。
【請求項9】
スマートキーと、
前記スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、記憶された車載側認証コードとが一致した場合に、車両のドアの解錠を行い、
前記ドアの施錠に基づくタイミングで、前記車載側認証コードを更新する車載装置と
を含むスマートキーシステムにおけるスマートキーであって、
前記車両の駐車状態において、ユーザの前記車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、前記キー側認証コードを更新する、
スマートキー。
【請求項10】
車両に搭載される車載装置と、前記車載装置と通信可能なスマートキーとを含むスマートキーシステムの制御方法であって、
前記車載装置は、
前記スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、前記車載装置が有する車載側認証コードとが一致した場合に、前記車両のドアの解錠を行い、
前記ドアの施錠に基づくタイミングで、前記車載側認証コードを更新し、
前記スマートキーは、
前記車両の駐車状態において、ユーザの前記車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、前記キー側認証コードを更新する、
スマートキーシステムの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、スマートキーシステム、車載装置、スマートキー、および、スマートキーシステムの制御方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、キーを車両のシリンダに差し込むことなく、車両のドアの施錠、解錠、および車両の起動等を可能としたスマートキーシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。スマートキーは、暗号化された微弱な電波を常時発信しており、車両に所定距離まで近づくと自動的に車両との間で双方を認識し、例えば、この状態でユーザが車両のドアノブ等に触れると、車両のドアの解錠が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7308568号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、近年、スマートキーが車両から所定距離よりも離れている場所にあるにもかかわらず、特殊な処理によって車両のドアを不正に解錠するリレーアタックという犯行の手口がある。
【0005】
リレーアタックは、悪意のある第3者が、車両から離れた場所にあるスマートキーから発せられる微弱な電波を高感度な送受信機によって受信して増幅し、車両へ中継送信することで、スマートキーが車両近傍にある状況を模擬してドアを不正に解錠する手口である。
【0006】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、車両のドアの不正な解錠を防止することができるスマートキーシステム、車載装置、スマートキー、および、スマートキーシステムの制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決し、目的を達成するために、実施形態の一態様において、スマートキーシステムは、車両に搭載される車載装置と、前記車載装置と通信可能なスマートキーとを含む。前記車載装置は、前記スマートキーから送信された解錠信号に含まれるキー側認証コードと、前記車載装置が有する車載側認証コードとが一致した場合に、前記車両のドアの解錠を行う。また、前記車載装置は、前記ドアの施錠に基づくタイミングで、前記車載側認証コードを更新する。前記スマートキーは、前記車両の駐車状態において、ユーザの前記車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、前記キー側認証コードを更新する。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様において、車載装置は、ドアの施錠に基づくタイミングで、車載側認証コードを更新するようにした。一方、スマートキーは、車両の駐車状態において、ユーザの車両に対する乗車意思の検知に基づくタイミングで、キー側認証コードを更新するようにした。これにより、ドアが施錠されてから、ユーザの車両に対する乗車意思が検知されるまで、車載側認証コードとキー側認証コードとは一致しない状態となる。従って、例えばリレーアタックによって、車両から離れた場所にあるスマートキーから発せられる微弱な電波を増幅し車両へ送信しても、車載側認証コードとキー側認証コードとが一致しないため、車両のドアは解錠されない。これにより、車両のドアの不正な解錠を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、実施形態に係るスマートキーシステムで実行される制御方法の概要を示す図である。
図1Bは、実施形態に係るスマートキーシステムで実行される制御方法の概要を示す図である。
図1Cは、実施形態に係るスマートキーシステムで実行される制御方法の概要を示す図である。
図1Dは、実施形態に係るスマートキーシステムで実行される制御方法の概要を示す図である。
図1Eは、実施形態に係るスマートキーシステムで実行される制御方法の概要を示す図である。
図2は、実施形態に係るスマートキーシステムの構成例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る車載装置を備えた車両の構成例を示すブロック図である。
図4は、車載側認証情報の一例を示す説明図である。
図5は、比較用車載側認証コードの一例を示す説明図である。
図6は、実施形態に係るスマートキーの構成例を示すブロック図である。
図7は、キー側認証情報の一例を示す説明図である。
図8は、比較用キー側認証コードの一例を示す説明図である。
図9は、実施形態に係る管理装置の構成例を示すブロック図である。
図10Aは、実施形態に係るスマートキーシステムが実行する処理シーケンスの一例を示す図である。
図10Bは、実施形態に係るスマートキーシステムが実行する処理シーケンスの一例を示す図である。
図11は、変形例に係る車載装置が有する車載側認証情報の一例を示す説明図である。
図12は、変形例に係る車載装置が有する比較用車載側認証コードの一例を示す説明図である。
図13は、変形例に係るスマートキーが有するキー側認証情報の一例を示す説明図である。
図14は、変形例に係るスマートキーが有する比較用キー側認証コードの一例を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本願の開示するスマートキーシステム、車載装置、スマートキー、および、スマートキーシステムの制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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