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公開番号
2025174212
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024080354
出願日
2024-05-16
発明の名称
検知装置、検知方法、プログラム及び検知システム
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06V
20/59 20220101AFI20251120BHJP(計算;計数)
要約
【課題】漫然運転の誤判定を低減させる。
【解決手段】検知装置は、運転者の注視点が監視すべき要注目領域から逸脱した逸脱状態基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する。また、画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
運転者の注視点が監視すべき要注目領域から逸脱した逸脱状態基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する検知装置であって、
画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、
前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする
検知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記要注目領域は、目立ち度(サリエンシー)マップに基づき設定される
請求項1に記載の検知装置。
【請求項3】
前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定しない
請求項1又は2に記載の検知装置。
【請求項4】
前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転の判定を行わない
請求項1又は2に記載の検知装置。
【請求項5】
前記運転者の前記注視点が前記要注目領域から逸脱している時間が判定閾値以上の場合に、漫然運転と判定し、
前記注視点が前記高速移動領域に位置する場合は、前記注視点が前記高速移動領域以外の領域に位置する場合より、前記判定閾値を長時間に設定する
請求項1又は2に記載の検知装置。
【請求項6】
運転者の注視点が監視すべき要注目領域から逸脱した逸脱状態に基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する検知方法であって、
画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、
前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする
検知方法。
【請求項7】
運転者の注視点が監視すべき要注目領域から逸脱した逸脱状態に基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、
前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする
プログラム。
【請求項8】
車両の前方の動画像データを出力するカメラと、
前記車両の運転者の注視点に関する注視点情報を出力するアイトラッカーと、
前記動画像データに基づく処理対象画像上における前記注視点情報に基づく注視点位置に基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する検知装置と、
を備え、
前記検知装置は、
前記処理対象画像上における画像監視すべき要注目領域に対する、前記注視点位置の逸脱状態に基づいて、前記運転者の漫然運転を検知し、
前記処理対象画像上において、画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、
前記高速移動領域に前記注視点位置が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする
検知システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運転者の漫然運転を検知するための検知装置、検知方法、プログラム及び検知システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、漫然運転を検知するための様々な手法が提案されていた。
【0003】
例えば、目立ち度(サリエンシー)を用いた漫然運転検出装置がある(特許文献1)。この漫然運転検出装置は、画素値に基づいて、ドライバの視線先の目立ち度を計算する目立ち度計算手段と、目立ち度計算手段により計算された目立ち度に基づいて、ドライバが目立つ部分に視線を向けた度合いと予め定めた閾値とを比較して、ドライバが漫然状態か否かを判定する判定手段とを含む。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5966640号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
人間には、速く動く物体に目が行くという習性がある。例えば、自車両が高速で走行している場合は近景ほど速く流れるところ、それにつられて視線の先(視点)が速く動く部分に滞留することがあった。また、人間が注視すべき対象を確認する場合は、対象に視点を長時間合わせるのではなく、視点が滞留している地点から対象へ大きく移動させ、対象に視点を合わせる時間は比較的短いことが多い。これは、人間の習性として起こる現象であるが、仮に視点が注視すべき対象に位置するか否かにより漫然運転を判定した場合、注視すべき対象が特に無い滞留領域に長時間視点が位置する状態、注視すべき対象がある地点に短時間しか視点が位置しない状態が比較的多く発生し易いため、誤判定が生じるという問題があった。
【0006】
そこで、本技術は、漫然運転の誤判定を低減させるための技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
検知装置は、運転者の注視点が監視すべき要注目領域から逸脱した逸脱状態基づいて、前記運転者の漫然運転を検知する。また、画像が高速移動判定閾値よりも速く流れる高速移動領域を特定し、前記高速移動領域に前記注視点が位置する場合は、漫然運転と判定し難くする。
【発明の効果】
【0008】
本技術によれば、速く動く物体に目が行くという人間の習性を考慮した漫然運転の判定が行われるので、漫然運転の誤判定を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態の概要を説明するための図である。
図2は、画像における目立ち度の高い領域の一例を示すである。
図3は、オプティカルフローを説明するための図である。
図4は、システムの構成の一例を説明するためのブロック図である。
図5は、漫然運転検知処理の一例を示す処理フロー図である。
図6は、動画像データを説明するための図である。
図7は、変形例に係る処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
以下、図面を参照しつつ実施形態について説明する。図1は、実施形態の概要を説明するための図である。本実施形態に係るシステムは、車両1に搭載される車載装置10、カメラ20、アイトラッカー30を含み、運転者2の漫然運転を検知する。カメラ20は、例えばドライブレコーダ等の撮像装置であり、車両1が前進する方向を撮像する。アイトラッカー30は、車両1の運転者2の視線検知を行う視線計測装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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