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公開番号2025174717
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-28
出願番号2024081246
出願日2024-05-17
発明の名称野菜収穫機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01D 31/00 20060101AFI20251120BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来、圃場に植生する大根等の根菜類の茎葉部を挟持して圃場から引き抜く作物引抜機がある。然しながら、メインフレームが車輪の近傍で挟持搬送部の下方に設けられており、大根のように長い根菜を引き抜いた後に別の位置に移動させて横置きするには、メインフレームを超えて移動させなければならず、メインフレームに茎葉が巻き付いて適切に引き抜き収穫できず所定の位置に排出できない。そこで、野菜を上方に引き抜いて所定の位置に適切に排出して収穫が行なえる野菜収穫機を提供する。
【解決手段】圃場の野菜を収穫搬送する搬送装置7を装備して走行装置3L,3Rにより進行して野菜収穫作業を行なう野菜収穫機において、機体後部から前方に向けて設けた機体フレーム2の下方に搬送装置7を設ける。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
圃場の野菜を収穫搬送する搬送装置(7)を装備して走行装置(3L,3R)により進行して野菜収穫作業を行なう野菜収穫機において、機体後部から前方に向けて設けた機体フレーム(2)の下方に搬送装置(7)を設けたことを特徴とする野菜収穫機。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
走行装置(3L,3R)を左右移動しない固定側走行装置(3R)とトレッド変更で左右移動する移動側走行装置(3L)で構成し、収穫した野菜を機体外側方に排出する排出搬送装置(10)を固定側走行装置(3R)上方に設けたことを特徴とする請求項1記載の野菜収穫機。
【請求項3】
機体フレーム(2)と搬送装置(7)の間に収穫する野菜が通過可能な隙間(K)を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の野菜収穫機。
【請求項4】
排出搬送装置(10)の下方に固定側走行装置(3R)上方を覆うシュータ(11)を設け、該シュータ(11)を固定側走行装置(3R)内側の外側ほど高く構成した内方シュータ(11a)と固定側走行装置(3R)外側の外側ほど低く構成した外方シュータ(11b)にて構成し、内方シュータ(11a)を駆動ローラ式の搬送部としたことを特徴とする請求項3に記載の野菜収穫機。
【請求項5】
シュータ(11)を固定側走行装置(3R)の上下高さに応じて上下調節自在としたことを特徴とする請求項4に記載の野菜収穫機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場に植生する作物の茎葉部を挟持して圃場から引き抜き収穫する野菜収穫機に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圃場に植生する大根等の根菜類の茎葉部を挟持して圃場から引き抜く作物引抜機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-164411号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、メインフレームが車輪の近傍で挟持搬送部の下方に設けられており、大根のように長い根菜を引き抜いた後に別の位置に移動させて横置きするには、メインフレームを超えて移動させなければならず、メインフレームに茎葉が巻き付いて適切に引き抜き収穫できず所定の位置に排出できない。
【0005】
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、野菜を上方に引き抜いて所定の位置に適切に排出して収穫が行なえる野菜収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、圃場の野菜を収穫搬送する搬送装置7を装備して走行装置3L,3Rにより進行して野菜収穫作業を行なう野菜収穫機において、機体後部から前方に向けて設けた機体フレーム2の下方に搬送装置7を設けた野菜収穫機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、機体後部から前方に向けて設けた機体フレーム2の下方に搬送装置7を設けたので、搬送装置7による収穫する野菜の搬送を阻害するものがなくなり、野菜を収穫して走行装置3Rの上方を越えて機体の外側方に排出することができ、圃場に横置き状態で並べることが可能となる。
【0008】
請求項2記載の発明は、走行装置3L,3Rを左右移動しない固定側走行装置3Rとトレッド変更で左右移動する移動側走行装置3Lで構成し、収穫した野菜を機体外側方に排出する排出搬送装置10を固定側走行装置3R上方に設けた請求項1記載の野菜収穫機である。
【0009】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、収穫した野菜を機体外側方に排出する排出搬送装置10を設けたので、収穫する野菜を機体外側方へ排出することで、次の条の収穫作業の邪魔にならない。
【0010】
また、排出搬送装置10を固定側走行装置3R上方に設けたので、排出機構が簡潔な構成となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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