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公開番号2025173298
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-27
出願番号2024078817
出願日2024-05-14
発明の名称ルート設定装置及びプログラム
出願人株式会社 ミックウェア
代理人個人
主分類G01C 21/36 20060101AFI20251119BHJP(測定;試験)
要約【課題】不使用のタイミングが定まりにくくても、電力網へ給電を促すことができるルート設定装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】ルート設定装置1は、車12に充電する充電設備14又は車から給電される給電設備15との間で非接触により電力を送受する車に用いるルート設定装置であって、出発地S・目的地Gのそれぞれの位置情報4、5、出発時のSOCに関する初期SOC情報6及び目的地で予定するSOCに関する目的地SOC情報7を取得する取得部2と、充電設備及び給電設備の位置を含む地図情報8を記憶した記憶部31と、位置情報、地図情報、初期SOC情報及び目的地SOC情報に基づいて、少なくとも給電設備を経由するルートを11設定する設定3部とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
道路に設置された充電設備、又は給電設備と電力を送受して、搭載するバッテリに充電、又は当該バッテリから給電する車に用いるルート設定装置であって、
出発地・目的地のそれぞれの位置情報、出発時のSOCに関する初期SOC情報及び目的地で予定するSOCに関する目的地SOC情報を取得する取得部と、
前記充電設備及び給電設備の位置を含む地図情報を記憶した記憶部と、
前記位置情報、地図情報、初期SOC情報及び目的地SOC情報に基づいて、少なくとも前記給電設備を経由するルートを設定する設定部とを備えている、ルート設定装置。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記設定部は、前記車の現在の位置情報に紐付いた現在のSOCに関する現在SOC情報に基づいて、前記給電設備への給電量を修正する、請求項1記載のルート設定装置。
【請求項3】
前記目的地SOC情報は、ユーザにより設定されるものである、請求項1記載のルート設定装置。
【請求項4】
道路に設置された充電設備、又は給電設備と電力を送受し、搭載するバッテリに充電、又は当該バッテリから給電する車に用いるルート設定装置のプログラムであって、
コンピュータに、
出発地・目的地のそれぞれの位置情報、出発時のSOCに関する初期SOC情報及び目的地で予定するSOCに関する目的地SOC情報を取得させ、
記憶部から前記充電設備及び給電設備の位置を含む地図情報を取得させ、
前記位置情報、地図情報、初期SOC情報及び目的地SOC情報に基づいて、少なくとも前記給電設備を経由するルートを設定させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気自動車(Battery Electric Vehicle:BEV)、ハイブリッド自動車(Hybrid Vehicle:HV)等のバッテリを搭載する車と電力網(グリッド)との間で電力の送受を促進する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、V2G(Vehicle-to-Grid)システムと呼ばれる技術があり、実用化の検討が行われている。その技術は、車のバッテリを活用し、バッテリに充電したり、電力網に放電(給電)したりして、電力需給のバランスを助ける、というものである。
【0003】
特許文献1には電力制御システムが開示されている。その電力制御システムは、バッテリを備える車両の使用時間帯を考慮して、SOC(State Of Charge)の下限値を設定し、グリッドへ供給する電力量を抑制することで車両の使用可能な電力量を確保する、というものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6958286号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、会社などの組織が所有する車の場合は、使用する時間帯、使用時間、移動距離などが定まっており、不使用のタイミングを把握しやすい。不使用であることが確実なら、蓄電量の下限付近まで余剰電力として電力網に給電することができる。一方、例えば、自家用の車の場合は、余暇や買い物等で使用され、日によって使用する時間帯や使用時間などが異なるから、不使用のタイミングが定まりにくい。このため蓄電された電力のうち、どの程度が余剰の電力として給電できるのかを定めるのは難しく、給電量を増やしにくい。
【0006】
そこで、本発明は、不使用のタイミングが定まりにくくても、電力網へ給電を促すことができるルート設定装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)ルート設定装置は、道路に設置された充電設備、又は給電設備と電力を送受する車に用いるルート設定装置であって、出発地・目的地のそれぞれの位置情報、出発時のSOCに関する初期SOC情報及び目的地で予定するSOCに関する目的地SOC情報を取得する取得部と、充電設備及び給電設備の位置を含む地図情報を記憶した記憶部と、位置情報、地図情報、初期SOC情報及び目的地SOC情報に基づいて、少なくとも前記給電設備を経由するルートを設定する設定部とを備えていることを特徴としている。
【0008】
・「位置情報」とは、位置を示す情報であり、例えば、緯度、経度で表される情報である。「位置情報」は、さらには高度を加えて表される情報であってもよく、「緯度、経度、高度」に換算できる別の指標値で表される情報であってもよい。
【0009】
・「地図情報」とは、地球上の位置や場所に関する情報を示すものであり、例えば、道路や充電/給電設備の位置を示している。位置や場所は、例えば、緯度、経度で表される情報であり、さらに高度を加えて表される情報であってもよく、「緯度、経度、高度」に換算できる別の指標値で表される情報であってもよい。
【0010】
ここでSOC(State of Charage)は、バッテリの充電状態を示す。例えば、満充電状態の蓄電量に対する現在の蓄電量の割合を0~100%で表わしている。
・「初期SOC情報」は、例えば、出発時の車のバッテリの充電量を示す情報であり、これに換算できる値で示される情報であってもよい。
・「目的地SOC情報」とは、目的地に到着後に予定しているバッテリの充電量を示す情報であり、これに換算できる値で示される情報であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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