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公開番号2025169976
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025140124,2022126991
出願日2025-08-26,2022-08-09
発明の名称運転支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60W 50/10 20120101AFI20251107BHJP(車両一般)
要約【課題】自車両の安全性を確保しつつ、運転者に承認操作を行うことを要求する頻度を少なくすることができる運転支援装置を提供する。
【解決手段】運転支援装置10は、車両100の走行を自律的に制御する走行制御を実行する装置であって、車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を運転者に報知するとともに、報知した内容に対する承認操作を行うことを運転者に要求し、承認操作が行われた場合、音声操作処理を実行する装置である。運転支援装置は、車両が走行している道路環境が承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であるか否かにより、承認操作を行うことを運転者に要求するか否かを判断する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援装置において、
前記車両が走行している道路環境が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する、
運転支援装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援装置において、
前記運転者の状態が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の状態であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する、
運転支援装置。
【請求項3】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援装置において、
前記車両が走行している道路環境が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であり且つ前記運転者の状態が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の状態であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する、
運転支援装置。
【請求項4】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援装置において、
前記車両が走行している道路環境が前記音声操作処理の実行を許可することができない判断できる所定の環境ではない場合、前記承認操作を行うことを要求し、該承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行し、
前記車両が走行している道路環境が前記所定の環境である場合、前記承認操作を行うことを要求せず且つ前記音声操作処理を実行しない、
運転支援装置。
【請求項5】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援装置において、
前記運転者の状態が前記音声操作処理の実行を許可することができないと判断できる所定の状態ではない場合、前記承認操作を要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行し、
前記運転者の状態が前記所定の状態である場合、前記承認操作を行うことを要求せず且つ前記音声操作処理を実行しない、
運転支援装置。
【請求項6】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援方法であって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援方法において、
前記車両が走行している道路環境が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する工程を有している、
運転支援方法。
【請求項7】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援プログラムであって、
前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する運転支援プログラムにおいて、
前記車両が走行している道路環境が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断するように構成されている、
運転支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する運転支援装置が知られている。走行制御は、例えば、定速走行制御(いわゆるクルーズコントロール)や追従走行制御(いわゆるアダプティブクルーズコントロール)等の自動運転制御である。
【0003】
こうした運転支援装置の1つとして、車両の運転者の発話内容を音声認識し、その音声認識して得た内容(音声認識内容)に従って走行制御に対して実行する予定の処理(音声操作処理)の内容を運転者に報知するとともに、その報知した内容に対する承認操作を行うことを運転者に要求し、承認操作が行われた場合、音声操作処理を実行する運転支援装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-66226号公報
【発明の概要】
【0005】
従来の運転支援装置は、自車両の走行安全性を確保する観点から、音声認識内容又は音声操作処理の内容が運転者の発話内容に一致するか否かを運転者に確認させるために承認操作を行うことを運転者に要求するようになっているが、承認操作は、少なからず、運転者の負担になるので、運転者に承認操作を行うことを要求する頻度は、少ないことが好ましい。
【0006】
本発明の目的は、自車両の安全性を確保しつつ、運転者に承認操作を行うことを要求する頻度を少なくすることができる運転支援装置を提供することにある。
【0007】
本発明に係る運転支援装置の1つは、車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する装置であって、前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する装置である。この運転支援装置は、前記車両が走行している道路環境が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の環境であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する。
【0008】
本発明によれば、車両が走行している道路環境が承認操作を必要としない環境である場合、承認操作を行うことを運転者に要求しないようにすることができる。又、車両が走行している道路環境が承認操作を必要としない環境である場合、その環境は、承認操作を行うことを運転者に要求することなく、音声操作処理を実行しても、車両の走行安全性を確保することができる環境である。このため、車両の走行安全性を確保しつつ、運転者に承認操作を行うことを要求する頻度を少なくすることができる。
【0009】
又、本発明に係る運転支援装置の1つは、車両の走行を自律的に制御する走行制御を実行する装置であって、前記車両の運転者の発話内容を音声認識して得た内容に従って前記走行制御に対して実行する予定の処理である音声操作処理の内容を前記運転者に報知するとともに、該報知した内容に対する承認操作を行うことを前記運転者に要求し、前記承認操作が行われた場合、前記音声操作処理を実行する装置である。この運転支援装置は、前記運転者の状態が前記承認操作を必要とすると判断できる所定の状態であるか否かにより、前記承認操作を行うことを前記運転者に要求するか否かを判断する。
【0010】
本発明によれば、運転者の状態が承認操作を必要としない状態である場合、承認操作を行うことを運転者に要求しないようにすることができる。又、運転者の状態が承認操作を必要としない状態である場合、その状態は、承認操作を行うことを運転者に要求することなく、音声操作処理を実行しても、車両の走行安全性を確保することができる状態である。このため、車両の走行安全性を確保しつつ、運転者に承認操作を行うことを要求する頻度を少なくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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