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公開番号
2025168109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024073247
出願日
2024-04-26
発明の名称
電動バランサ装置
出願人
日本リーテック株式会社
,
根本企画工業株式会社
代理人
個人
主分類
B66F
19/00 20060101AFI20251030BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】従来の電動バランサ装置は、安定性が悪かった。
【解決手段】本発明の電動バランサ装置は、台と、該台上に垂設した支柱と、該支柱の上部に設けた水平アームと、吊り荷を、上記水平アームにガイドされたロープを用いて電動モーターにより巻き上げることにより吊り下げると共に、該電動モーターを制御して、該吊り下げた吊り荷の重量バランスと取って、吊り下げる電動バランサとよりなり、上記電動バランサは、上記支柱の上部に、又は、上記水平アームの基部に、固定したことを特徴とする。また、上記水平アームは、二つ折りに形成され、該水平アームに、該水平アームが折れ曲がるに従って、該水平アームにガイドされるロープの長さを調整するロープ長さ調整部を設けたことを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
台と、
該台上に垂設した支柱と、
該支柱の上部に設けた水平方向に延びる水平アームと、
吊り荷を、上記水平アームによりガイドされたロープを用いて電動モーターにより巻き上げることにより吊り下げると共に、該電動モーターを制御して、該吊り下げた吊り荷の重量バランスと取って、吊り下げる電動バランサとよりなり、
上記電動バランサは、上記支柱の上部に固定したことを特徴とする電動バランサ装置。
続きを表示(約 2,400 文字)
【請求項2】
上記電動バランサは、上記支柱の上部に設けた、上記水平アームが延びる方向と反対方向に延びる腕部の先端部に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の電動バランサ装置。
【請求項3】
台と、
該台上に垂設した支柱と、
該支柱の上部に設けた水平方向に延びる水平アームと、
吊り荷を、上記水平アームにガイドされたロープを用いて電動モーターにより巻き上げることにより吊り下げると共に、該電動モーターを制御して、該吊り下げた吊り荷の重量バランスと取って、吊り下げる電動バランサとよりなり、
上記電動バランサは、上記水平アームの基部に設けられたことを特徴とする電動バランサ装置。
【請求項4】
上記電動バランサは、上記水平アームの基部に設けた、該水平アームが延びる方向と反対方向に延びる腕部の先端部に固定したことを特徴とする請求項3に記載の電動バランサ装置。
【請求項5】
上記水平アームは、複数の水平アーム部に分割され、
隣接する上記水平アーム部の上記水平アームの基部側の第1の水平アーム部と、該第1の水平アーム部の先端に、基部が枢支軸を介して傾動自在に設けられた、上記水平アームの先端側の第2の水平アーム部において、
上記第1の水平アーム部と、上記第2の水平アーム部とに沿って、上記第1の水平アーム部の基部から、上記第2の水平アーム部の先端部まで延びる、上記電動バランサの吊り下げ用ローブをガイドするガイド部を有すると共に、
上記第1の水平アーム部に対して、上記第2の水平アーム部を、最大限開くことができる所定の角度から、所定の回転方向に所定の角度まで傾動した時に、上記ガイド部を経由した上記第1の水平アーム部の基部から、上記第2の水平アーム部の先端部までの距離の変動に合わせて、上記ガイド部によりガイドされた吊り下げ用ロープの長さを調整するロープ長さ調整部を設けたことを特徴とする請求項1又は3に記載の電動バランサ装置。
【請求項6】
上記水平アームは、複数の水平アーム部に分割され、
隣接する上記水平アーム部の上記水平アームの基部側の第1の水平アーム部と、該第1の水平アーム部の先端に、基部が枢支軸を介して傾動自在に設けられた、上記水平アームの先端側の第2の水平アーム部において、
上記第1の水平アーム部と、上記第2の水平アーム部とに沿って、上記第1の水平アーム部の基部から、上記第2の水平アーム部の先端部まで延びる、上記電動バランサの吊り下げ用ローブをガイドするガイド部を有すると共に、
上記第1の水平アーム部に対して、上記第2の水平アーム部を、最大限開くことができる所定の角度から、所定の回転方向に所定の角度まで傾動した時に、上記ガイド部を経由した上記第1の水平アーム部の基部から、上記第2の水平アーム部の先端部までの距離の変動に合わせて、上記ガイド部によりガイドされた吊り下げ用ロープの長さを調整するロープ長さ調整部を設けられ、
上記ガイド部は、上記第1の水平アーム部の基部に設けた基部側ガイド部と、上記第1の水平アーム部の先端部、又は、上記第2の水平アームの基部に設けた屈折側ガイド部と、上記第2の水平アーム部の先端部に設けた先端部側ガイド部とよりなり、
上記屈折側ガイド部は、上記第1の水平ガイド部の先端方向に、上記枢支軸より所定の距離離間して設けられると共に、
上記第1の水平アーム部に対して、上記第2の水平アーム部が最大限開いた所望の角度の状態となる時に、上記基部側ガイド部と上記枢支軸と上記先端部ガイド部を結ぶ軸線より、上記第2の水平アーム部が傾動する方向とは逆方向に所定の距離離間して設けられ、
上記ローブ長さ調整部は、上記第2の水平アーム部の基部に、上記第2の水平アーム部が傾動する方向に設けた、上記枢支軸と上記先端側ガイド部とを結ぶ線に対して、交叉した所定の長さのシーブ片と、該シーブ片の先端に設けたシーブ側ガイド部とよりなり、
上記ロープを、上記シーブ側ガイド部を経由して、上記基部側ガイド部から上記屈折側ガイド部までガイドさせて、上記シーブ側ガイド部を、上記第2の水平アーム部8bの傾動に応じて、上記基部側ガイド部と上記枢支軸とを結ぶ線に離接させることにより、上記基部側ガイド部と上記屈折側ガイド部10cとの間にガイドされた上記ロープの長さを調整することを特徴とする請求項1又は3に記載の電動バランサ装置。
【請求項7】
上記台は、該台を該台の載置面上に固定する、折り畳み式のアウトリガー装置を有することを特徴する請求項1に記載の電動バランサ装置。
【請求項8】
上記アウトリガー装置は、一対の一方のアウトリガー素子と、他方のアウトリガー素子とよりなり、
上記各アウトリガー素子は、それぞれ、上記台上に固定した支持部と、該支持部に、基部が傾動自在に設けられた第1の支持アーム部と、該第1の支持アーム部の先端に、基部が傾動自在に設けられた第2の支持アーム部とよりなり、
上記第1の支持アーム部と上記第2の支持アーム部とが起立した状態で折り畳まれた第1の位置で、上記第1の支持アーム部と上記第2の支持アーム部とを固定する固定手段と、
上記第1の支持アーム部が水平方向に傾動し、上記第2の支持アーム部が、上記第1の支持アーム部に対して、直交して、上記第2の支持アーム部の下端が地面に載置される第2の位置で、上記第1の支持アーム部と上記第2の支持アーム部とを固定する固定手段とよりなることを特徴とする請求項7に記載の電動バランサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動バランサ装置、特に、例えば、二つ折り式の水平アームを使用した、ロープ巻取式の電動バランサ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、物品の製造組立てや、搬送の場合に、作業者の負担を軽減するために、例えば、重量物である荷役を昇降させ、移動させる際に、ロープ巻取用の電動モーターを制御して、上記荷役の重量バランスをとって荷役を吊り下げることにより、わずかな操作力で昇降、移動させることができる電動バランサ装置がある。
【0003】
なお、上記ロープには、チェーンや紐等の可撓性のある長尺体を全て含む意味である。
【0004】
図15は、従来の電動バランサ装置を示し、1は、地面に、載置、又は、固定して設置した台、2は、該台1上に垂設した支柱、3は、上記支柱2の上端に、固定、又は、水平面内で傾動自在に設けた水平アーム、4は、該水平アーム3に沿って、移動自在に設けた電動バランサを示す。
【0005】
上記従来の電動バランサ装置においては、上記電動バランサ4の吊り下げロープ4aを下方に巻き出して、該ロープ4aの先端に設けた吊りフック4bにより、重量物5を吊り下げることにより、上記電動バランサ4の電動モーター(図示せず)が、上記吊り下げロープ4aの巻上力を制御して、上記重量物5の重さと、上記電動バランサ4の電動モーターの上方への引っ張り力とをバランス(同じに)させるようにする。
【0006】
これにより、上記重量物5が所定の高さで釣り合った状態で吊り下げられ、作業者が、上記重量物5を、わずかな力で、上記水平アーム3に沿って移動させ、また、上記水平アーム3を水平面内で傾動させて、上記重量物5を、所定の場所に移動することができるようになり、作業員の負担を軽減することができるようになる。
【0007】
例えば、電動バランサ装置としては、例えば、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
国際公表番号第2004/056689公開公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記従来の電動バランサ装置の電動バランサ4は、水平アーム3をスライド自在に設けているので、該水平アーム3の強度やバランス等から、重い電動バランサ4を設けることができず、その結果、重い重量物を吊り下げることができないような場合があった。
【0010】
本発明は、上記の欠点を除くようにしたものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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