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公開番号
2025157876
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024060193
出願日
2024-04-03
発明の名称
水素ガスタンクシステム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
F17C
13/04 20060101AFI20251008BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】水素ガスタンクの両端部に溶栓弁がそれぞれ設けられた場合、両端部の溶栓弁の放出口同士に位相ずれがあったとしても、溶栓弁の放出口とベントラインとを容易に接続できる水素ガスタンクシステムを提供する。
【解決手段】車両1に搭載された水素ガスタンクシステム10は、並列に配置された複数の円筒状の水素ガスタンク11と、各水素ガスタンク11の両端部にそれぞれ設けられた溶栓弁16と、各溶栓弁16の放出口17から放出される水素ガスを車両1の上方に排出するベントライン20と、放出口17に対して1対1で設けられるとともに、放出口17とベントライン20とを連通する位相調整配管18とを備える。位相調整配管18の一端は放出口17と連結され、水素ガスタンク11の軸方向からみたときに、位相調整配管18の他端はベントライン20と連結するように水素ガスタンク11の中心まで達する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された水素ガスタンクシステムであって、
並列に配置された複数の円筒状の水素ガスタンクと、
各水素ガスタンクの両端部にそれぞれ設けられた溶栓弁と、
各溶栓弁の放出口から放出される水素ガスを車両の上方に排出するベントラインと、
前記放出口に対して1対1で設けられるとともに、前記放出口と前記ベントラインとを連通する位相調整配管と、
を備え、
前記位相調整配管の一端は前記放出口と連結され、前記水素ガスタンクの軸方向からみたときに、前記位相調整配管の他端は前記ベントラインと連結するように前記水素ガスタンクの中心まで達することを特徴とする水素ガスタンクシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素ガスタンクシステムに関し、特に車両に搭載された水素ガスタンクシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような技術分野として、例えば特許文献1に記載されるものがある。特許文献1に記載の水素ガスタンクシステムでは、複数の水素ガスタンクのそれぞれの片側端部(例えば、バルブ側端部又はエンド側端部)に溶栓弁を設け、各溶栓弁の放出口の向き(すなわち、位相)を同じ方向に揃えることで、放出口から放出される水素ガスをベントラインを介して外部に排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-127784号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方、水素ガスタンクの両端部(例えば、バルブ側端部及びエンド側端部)にそれぞれ溶栓弁を設ける場合、両端部の溶栓弁の放出口の間に位相の差が生じやすい。そして、複数の水素ガスタンクに対し放出口同士の位相を合わせようとすると、一方側の放出口の位相が合っても、他方側の放出口の位相がずれてしまう。このため、該他方側の放出口とベントラインとの接続は複雑になる。
【0005】
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、水素ガスタンクの両端部に溶栓弁がそれぞれ設けられた場合、両端部の溶栓弁の放出口同士に位相ずれがあったとしても、溶栓弁の放出口とベントラインとを容易に接続できる水素ガスタンクシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る水素ガスタンクシステムは、車両に搭載された水素ガスタンクシステムであって、並列に配置された複数の円筒状の水素ガスタンクと、各水素ガスタンクの両端部にそれぞれ設けられた溶栓弁と、各溶栓弁の放出口から放出される水素ガスを車両の上方に排出するベントラインと、前記放出口に対して1対1で設けられるとともに、前記放出口と前記ベントラインとを連通する位相調整配管と、を備え、前記位相調整配管の一端は前記放出口と連結され、前記水素ガスタンクの軸方向からみたときに、前記位相調整配管の他端は前記ベントラインと連結するように前記水素ガスタンクの中心まで達することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る水素ガスタンクシステムでは、位相調整配管の一端は溶栓弁の放出口と連結され、水素ガスタンクの軸方向からみたときに、位相調整配管の他端はベントラインと連結するように水素ガスタンクの中心まで達する。このようにすることで、水素ガスタンクの両端部の溶栓弁の放出口同士に位相ずれがあったとしても、位相調整配管を用いてその位相ずれを調整し、水素ガスタンクの中心位置でベントラインと確実に接続することができる。その結果、水素ガスタンクの両端部に溶栓弁がそれぞれ設けられた場合、両端部の溶栓弁の放出口同士に位相ずれがあったとしても、溶栓弁の放出口とベントラインとを容易に接続することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水素ガスタンクの両端部に溶栓弁がそれぞれ設けられた場合、両端部の溶栓弁の放出口同士に位相ずれがあったとしても、溶栓弁の放出口とベントラインとを容易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る水素ガスタンクシステムを示す模式図である。
図1に示すA部分の拡大図である。
水素ガスタンクシステムを説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明に係る水素ガスタンクシステムの実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複説明を省略する。また、以下の説明において、上下、左右、前後の方向及び位置は、水素ガスタンクシステムが搭載された車両を基準にする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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