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公開番号2025154691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057833
出願日2024-03-29
発明の名称積層体及びラミネートチューブ
出願人TOPPANホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B32B 27/32 20060101AFI20251002BHJP(積層体)
要約【課題】ラミネートチューブに用いた場合に絞り出しやすさを実現可能な積層体及び上記積層体を用いたラミネートチューブを提供する。
【解決手段】一実施形態に係る積層体は、ラミネートチューブが有する胴部に用いられる積層体であって、第1シーラント層と、第2シーラント層と、第1シーラント層と第2シーラント層との間に配置されている樹脂基材層とを備え、積層体のTD方向のループスティフネス値(mN/15mm)とTD方向のデッドホールド値(度)の積が70000以下である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ラミネートチューブに用いられる積層体であって、
第1シーラント層と、
第2シーラント層と、
前記第1シーラント層と前記第2シーラント層との間に配置されている樹脂基材層と、
を備え、
前記積層体のTD方向のループスティフネス値(mN/15mm)とTD方向のデッドホールド値(度)の積が70000以下である、
積層体。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記デッドホールド値は、前記積層体に対応する試験片を半分に折り曲げて、0.2MPaで1秒間圧縮した後、1分後における前記試験片の開き角の測定結果である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項3】
前記樹脂基材層の厚みが20μm以上且つ80μm以下である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項4】
前記積層体の波長範囲400nm以上且つ800nm以下の光に対する光線透過率が20%以下である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項5】
前記積層体の明度が92以上である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項6】
前記樹脂基材層は白色ポリエチレン層である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項7】
前記樹脂基材層の厚みが20μm以上かつ80μm以下であり、
前記積層体の波長範囲400nm以上且つ800nm以下の光に対する光線透過率が20%以下であり、
前記積層体の明度が92以上であり、
前記樹脂基材層は白色ポリエチレン層である、
請求項1に記載の積層体。
【請求項8】
請求項1~4の何れか1項に記載の積層体によって形成されており第1端部が閉じられている胴部と、
前記胴部において前記第1端部と反対の第2端部に繋がっている筒状の頭部と、
を備える、
ラミネートチューブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層体及びラミネートチューブに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基材、絵柄印刷層、印刷用下地層の順序に積層され、かつガスバリア性層を備える積層構造の両側最表面にシーラント層を有する包装用積層チューブ材(積層体)と、それを用いたラミネートチューブが開示されている。
例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6167803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラミネートチューブにおいては、内容物を絞り出す際の絞り出し易さが求められている。
【0005】
本開示の一側面は、ラミネートチューブに用いた場合に絞り出しやすさを実現可能な積層体及び上記積層体を用いたラミネートチューブを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]本開示の一側面に係る積層体は、ラミネートチューブが有する胴部に用いられる積層体であって、第1シーラント層と、第2シーラント層と、前記第1シーラント層と前記第2シーラント層との間に配置されている樹脂基材層と、を備え、前記積層体のTD方向のループスティフネス値(mN/15mm)とTD方向のデッドホールド値(度)の積が70000以下である。
【0007】
[1]に記載の積層体では、積層体のTD方向のループスティフネス値(mN/15mm)とTD方向のデッドホールド値(度)の積が70000以下である。このような積層体を用いてラミネートチューブを製造した場合、ラミネートチューブから内容物を絞り出し易い。
【0008】
[2] [1]に記載の積層体において、前記デッドホールド値は、前記積層体に対応する試験片を半分に折り曲げて、0.2MPaで1秒間圧縮した後、1分後における前記試験片の開き角の測定結果でよい。
【0009】
[3] [1]または[2]に記載の積層体において、前記樹脂基材層の厚みが20μm以上且つ80μm以下であってよい。この場合、積層体における樹脂の使用量を低減可能である。
【0010】
[4] [1]~[3]の何れかに記載の積層体において、前記積層体の波長範囲400nm以上且つ800nm以下の光に対する光線透過率が20%以下であってよい。このような積層体を用いてラミネートチューブを製造した場合、内容物をより確実に隠蔽可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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