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公開番号2025153638
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056211
出願日2024-03-29
発明の名称ベルトユニットのリサイクル方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/16 20060101AFI20251002BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】使用済のベルトユニットを分解せずに、ベルトユニットの部品の交換または清掃の必要性を判定する。
【解決手段】ベルトユニットのリサイクル方法は、回転工程と、測定工程と、判定工程と、を有する。ベルトユニットは、転写ベルトと、転写ベルトの内面と接触する駆動ローラと、を有する。回転工程では、第1ローラを転写ベルトの外面に接触させた状態で、駆動ローラを回転させることにより転写ベルトを動かす。測定工程では、測定器を用いて、転写ベルトの外面の速度を測定する。判定工程では、測定した転写ベルトの外面の速度に基づいて、駆動ローラの交換が必要であるかを判定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
転写ベルトと、転写ベルトの内面と接触する駆動ローラと、を有するベルトユニットのリサイクル方法であって、
第1ローラを転写ベルトの外面に接触させた状態で、駆動ローラを回転させることにより転写ベルトを動かす回転工程と、
測定器を用いて、転写ベルトの外面の速度を測定する測定工程と、
測定した転写ベルトの外面の速度に基づいて、駆動ローラの交換が必要であるかを判定する判定工程と、を有することを特徴とするベルトユニットのリサイクル方法。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
測定した転写ベルトの外面の速度が第1閾値より小さい場合に、駆動ローラの交換が必要であると判定することを特徴とする請求項1に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項3】
第1閾値は、駆動ローラの周速よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項4】
測定した転写ベルトの外面の速度が第2閾値より大きい場合に、駆動ローラの交換が不要であると判定することを特徴とする請求項2に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項5】
測定した転写ベルトの外面の速度が第1閾値以上でかつ第2閾値以下の場合に、駆動ローラの清掃が必要であると判定することを特徴とする請求項4に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項6】
測定した転写ベルトの外面の速度の変動が第3閾値より大きい場合に、駆動ローラの交換が必要であると判定することを特徴とする請求項1に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項7】
測定した転写ベルトの外面の速度の変動が第3閾値以下の場合に、駆動ローラの交換が不要であると判定することを特徴とする請求項6に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項8】
第1ローラを、外周面の移動方向が、転写ベルトの第1ローラが接触する部分の移動方向と逆向きになる回転方向に回転させることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項9】
ベルトユニットは、第1ローラとの間で転写ベルトを挟むバックアップローラをさらに有することを特徴とする請求項8に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
【請求項10】
第1ローラは、ベルトユニットが使用される画像形成装置が備えるベルトクリーニングローラであり、
転写ベルトの外面の速度を測定するときに、第1ローラを、画像形成装置が駆動するベルトクリーニングローラの回転速度より大きい回転速度で回転させることを特徴とする請求項8に記載のベルトユニットのリサイクル方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、転写ベルトと、転写ベルトの内面と接触する駆動ローラと、を有するベルトユニットのリサイクル方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置のトナーカートリッジをリサイクルする技術が知られている(特許文献1参照)。資源を持続的に活用するという観点から、より多くの部品をリサイクルすることが望ましい。
【0003】
また、カラー画像を重ねて転写する際に位置ずれを防止するために、画像形成装置にスリップ測定手段を設け、ベルトと駆動ローラとのスリップを測定する方法が知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-210304号公報
特開平5-281807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
使用済のベルトユニットの状態は、使用状況によって異なる。例えば、ベルトユニットの長期間の使用により、駆動ローラの摩擦係数が低下する場合がある。駆動ローラの摩擦係数が大幅に下がると、ベルトのスリップが発生してシートの搬送に支障が生じる。
【0006】
ベルトユニットをリサイクルするにあたり、ベルトユニットを一律に分解し、駆動ローラを交換すると、工程の数が増えてコストがかかってしまう。また、一律に部品を交換すると、廃棄される部品も増える。よって、状態に問題がない使用済のベルトユニットは、分解せずに再利用することが望ましい。
【0007】
そこで、本開示は、使用済のベルトユニットを分解せずに、ベルトユニットの部品の交換または清掃の必要性を判定することができるベルトユニットのリサイクル方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記した課題を解決するため、本開示のベルトユニットのリサイクル方法は、回転工程と、測定工程と、判定工程と、を有する。ベルトユニットは、転写ベルトと、転写ベルトの内面と接触する駆動ローラと、を有する。
回転工程では、第1ローラを転写ベルトの外面に接触させた状態で、駆動ローラを回転させることにより転写ベルトを動かす。
測定工程では、測定器を用いて、転写ベルトの外面の速度を測定する。
判定工程では、測定した転写ベルトの外面の速度に基づいて、駆動ローラの交換が必要であるかを判定する。
【0009】
第1ローラを転写ベルトの外面に接触させた状態で、駆動ローラを回転させることにより転写ベルトを動かし、測定器を用いて、転写ベルトの外面の速度を測定し、測定した転写ベルトの外面の速度に基づいて、駆動ローラの交換が必要であるかを判定することにより、使用済のベルトユニットを分解せずに、ベルトユニットの部品の交換または清掃の必要性を判定することができる。
【0010】
測定した転写ベルトの外面の速度が第1閾値より小さい場合に、駆動ローラの交換が必要であると判定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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