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公開番号2025153430
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055909
出願日2024-03-29
発明の名称収容物の視認性低下を抑制できる開封検知シート、及び包装材
出願人株式会社UACJ
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A61J 1/18 20230101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】収容物の視認性の低下を抑制できる開封検知シート、及びこれを備える包装材を実現する。
【解決手段】分包袋20に貼り付けられる開封検知シート30であって、透光性を有する基材層35と、基材層35上に設けられ、分包袋20の開封時に破断される配線32Aを有する金属層32と、金属層32上に実装されて配線32Aと接続され、外部の機器と通信するためのIC33と、分包袋20と粘着可能に設けられ、透光性を有する粘着層34と、を備える。金属層32は、基材層35の外周縁部に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
分包袋に貼り付けられる開封検知シートであって、
透光性を有する基材層と、
前記基材層上に設けられ、前記分包袋の開封時に破断される配線を有する金属層と、
前記金属層上に実装されて前記配線と接続され、外部の機器と通信するためのICと、
前記分包袋と粘着可能に設けられ、透光性を有する粘着層と、を備え、
前記金属層は、前記基材層の外周縁部に設けられている開封検知シート。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記ICは、前記基材層の前記外周縁部に設けられている請求項1に記載の開封検知シート。
【請求項3】
前記基材層は、平面に視て矩形状をなし、
前記金属層は、前記基材層の前記外周縁部のうち少なくとも3辺部に沿って配されている請求項1又は請求項2に記載の開封検知シート。
【請求項4】
前記分包袋が開封される際の開封起点を示す識別部を備える請求項1又は請求項2に記載の開封検知シート。
【請求項5】
前記識別部は、前記金属層の隙間によって構成されている請求項4に記載の開封検知シート。
【請求項6】
前記基材層、又は前記粘着層の少なくとも一方は、着色されている請求項1又は請求項2に記載の開封検知シート。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の開封検知シートと、
前記開封検知シートが貼り付けられ、収容部と、前記収容部の外周縁部に設けられる封止部と、を有する分包袋と、を備える包装材。
【請求項8】
前記開封検知シート、及び前記分包袋の前記収容部は、平面に視て矩形状をなし、
前記封止部は、矩形状をなす前記収容部の前記外周縁部のうち少なくとも3辺部に沿って配されており、
前記開封検知シートの前記金属層は、前記封止部と重なる前記3辺部に沿って配されている請求項7に記載の包装材。
【請求項9】
前記分包袋は、所定の方向に沿って前記収容部を複数備え、
前記開封検知シートは、前記収容部毎に複数貼り付けられている請求項7又は請求項8に記載の包装材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、収容物の視認性低下を抑制できる開封検知シート、及び包装材に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、錠剤等を収容する収容部を備える包装材において、収容部の開封を検知する技術が知られており、その一例が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の薬包は、服用単位で薬剤が一包化されており、裏側の面には、RFIDタグが取り付けられている。薬包の開封時には、アンテナが切断されRFIDタグが信号を発信できなくなることで、開封検知されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-013518号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1において薬包は半透明の素材で作られており、表側の面からは薬剤が視認可能であることが記載されている。しかしながら、RFIDタグが備えられた裏側の面にはアンテナを含む配線が面全体に形成されており、裏側の面からは薬剤を把握することが難しい懸念がある。例えば薬包を開封する際、裏側の面を正面にして開封すると、薬剤(収容物)の位置が正確に視認できないために、その一部が薬包(分包袋)から予期せず落下してしまう懸念がある。また例えば、収容されている薬剤の種類や数の確認作業が難しくなる懸念がある。
【0005】
本技術は上記のような実情に基づいて完成されたものであって、収容物の視認性の低下を抑制できる開封検知シート、及びこれを備える包装材を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願明細書に記載の技術に関わる開封検知シートは、分包袋に貼り付けられる開封検知シートであって、透光性を有する基材層と、前記基材層上に設けられ、前記分包袋の開封時に破断される配線を有する金属層と、前記金属層上に実装されて前記配線と接続され、外部の機器と通信するためのICと、前記分包袋と粘着可能に設けられ、透光性を有する粘着層と、を備え、前記金属層は、前記基材層の外周縁部に設けられている。
【0007】
また、前記ICは、前記基材層の前記外周縁部に設けられていてもよい。
【0008】
また、前記基材層は、平面に視て矩形状をなし、前記金属層は、前記基材層の前記外周縁部のうち少なくとも3辺部に沿って配されていてもよい。
【0009】
また、前記分包袋が開封される際の開封起点を示す識別部を備えていてもよい。
【0010】
また、前記識別部は、前記金属層の隙間によって構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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