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公開番号
2025164093
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024067859
出願日
2024-04-19
発明の名称
電子機器
出願人
オンキヨー株式会社
代理人
主分類
A61F
11/00 20220101AFI20251023BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ユーザーに十分な大きさで音を聴取させること。
【解決手段】ウェアラブルデバイス1は、装着状態で耳の付け根に接触するテンプル2と、振動源6と、振動源6を保持するモダン5と、テンプル2とモダン5とを回動可能に接続する接続部7と、を備える。接続部7は、振動源6を第1位置から使用状態での位置である第2位置に、及び、前記第2位置から前記第1位置に回動させる。第2位置は、第1位置よりも装着状態における耳の内側に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
装着状態で耳の付け根に接触する第1筐体と、
振動源と、
前記振動源を保持する第2筐体と、
前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記振動源を第1位置から使用状態での位置である第2位置に、及び、前記第2位置から前記第1位置に回動させ、
前記第2位置は、前記第1位置よりも装着状態における耳の内側に位置することを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記接続部は、装着状態で耳介上部に位置することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
2つの前記第1筐体と、
2つの前記振動源と、
2つの前記第2筐体と、
2つの前記接続部と、を備え、
前記第2位置における前記2つの振動源間の距離は、前記第1位置における前記2つの振動源間の距離よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第1位置における前記2つの振動源間の距離は、前記第2位置における前記2つの振動源間の距離よりも広いことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記2つの第1筐体は、それぞれ、テンプルであり、
2つの前記テンプルにそれぞれ接続された2つのリムと、
前記2つのリムを接続するブリッジと、をさらに備え、
眼鏡型であることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記振動源は、圧電素子であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
前記圧電素子は、扁平な略直方形状であり、
前記圧電素子の最大面は、接触面であることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
前記振動源は、弾性部材を介して、前記第2筐体に保持されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
前記接続部は、前記第1筐体と前記第2筐体との角度を変更可能とする回転機構から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記振動源は、2つの振動素子から構成され、
前記2つの振動素子は、逆相接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーに音を聴取させるための振動源を備える電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、音は、空気の振動として、耳の穴から入って鼓膜を振動させ、内耳(聴覚神経)に伝わることで、人間に聞こえる。このような音の伝導は、「空気伝導」と呼ばれ、空気の振動で伝えられる音は、「気導音」と呼ばれる。「空気伝導」に対し、「骨伝導」は、頭の骨の振動を通じて、鼓膜を介さずに、直接音を聴覚神経に伝えるものである。骨伝導を利用したヘッドホン・イヤホン等の音響機器は、空気伝導のみを利用した音響機器と異なり、ユーザーの耳を開放して置くことも可能である。例えば、AR(Augmented Reality)グラスのような外出先での使用を主とした製品に骨伝導を利用した場合、ユーザーは、環境音も認識できるため、外出先での使用を主とした製品において、骨伝導は、好ましい音伝達方式である。特許文献1には、骨伝導を用いた眼鏡型のウェアラブルデバイスの発明が開示されている。
【0003】
頭の骨に振動を伝達するための骨伝導デバイス(振動源)として、MM方式・MC方式のダイナミック型加振器、圧電(ピエゾ)素子等が存在する。前者のダイナミック型加振器では、重量・サイズ感が大きくなる。このため、ARグラスのような軽量化が求められるウェアラブル製品には、装着性を含め、後者の圧電素子が好まれる。
【0004】
一般的に、骨伝導デバイスを用いた眼鏡型のウェアラブルデバイスでは、耳珠横を加振するタイプ、耳介裏を加振するタイプが存在する。これらのタイプのウェアラブルデバイスにおいて、骨伝導デバイスをユーザーの頭部にフィットさせるための調整機構がない場合、多くのユーザーの頭部に骨伝導デバイスがフィットしないため、ユーザーの音の聞き取りレベルが低下する。
【0005】
上述のとおり、特許文献1には、骨伝導デバイスを用いた眼鏡型のウェアブルデバイスが開示されているが、このウェアラブルデバイスは、骨伝導デバイスの位置を調整するための機構を備えている。しかしながら、特許文献1の図3に示されているように、調整機構の支軸が耳介裏に位置しているため、ユーザーに骨伝導デバイスをフィットさせることができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2001-320790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、従来の骨伝導デバイスを用いた眼鏡型のウェアラブルデバイスは、ユーザーが十分な大きさで音を聴取することができないという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、ユーザーに十分な大きさで音を聴取させることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1の発明の電子機器は、装着状態で耳の付け根に接触する第1筐体と、振動源と、前記振動源を保持する第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に接続する接続部と、を備え、前記接続部は、前記振動源を第1位置から使用状態での位置である第2位置に、及び、前記第2位置から前記第1位置に回動させ、前記第2位置は、前記第1位置よりも装着状態における耳の内側に位置することを特徴とする。
【0010】
本発明では、接続部は、振動源を第1位置から使用状態の位置である第2位置に回動させる。ここで、第2位置は、第1位置よりも装着状態における耳の内側に位置する。これにより、耳の内側に移動する振動源をユーザーに接触させることが可能となるため、ユーザーに十分な大きさで音を聴取させることができる。また、音漏れを防止することも可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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