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公開番号
2025152761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054825
出願日
2024-03-28
発明の名称
LCDパネル駆動装置、及び液晶表示装置
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20251002BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】供給電力が大きい容量分圧方式を用いながらも、小型で安価なLCDパネル駆動装置を提供する
【解決手段】このLCDパネル駆動装置は、複数の電圧端子を備えるマイクロコントローラと、前記複数の電圧端子に接続される複数の容量素子とを備える。前記マイクロコントローラは、前記複数の容量素子の接続関係を切り替えて前記マイクロコントローラの複数の端子において、電源電圧と、前記電源電圧を分圧して生成される分圧電圧を発生させるスイッチング回路と、前記電源電圧を発生させる電圧生成回路とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
LCDパネルを駆動するLCDパネル駆動装置であって、
複数の電圧端子を備えるマイクロコントローラと、
前記複数の電圧端子に接続される複数の容量素子と、
を備え、
前記マイクロコントローラは、
前記複数の容量素子の接続関係を切り替えて前記マイクロコントローラの前記複数の電圧端子において、電源電圧と、前記電源電圧を分圧して生成される分圧電圧を発生させるスイッチング回路と、
前記電源電圧を発生させる電圧生成回路と
を含むことを特徴とするLCDパネル駆動装置。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記電圧生成回路は、
基準電圧を発生させる基準電圧源と、
前記基準電圧をトリミングしたトリミング電圧を発生させるトリミング部と、
前記トリミング電圧を増幅して前記電源電圧として出力するレギュレータと
を備える、請求項1に記載のLCDパネル駆動装置。
【請求項3】
前記レギュレータは、増幅率を調整する調整部を更に備える、請求項2に記載のLCDパネル駆動装置。
【請求項4】
前記複数の容量素子は、
前記複数の電圧端子と接地端子との間に接続される第1の容量素子と、
前記スイッチング回路により、前記複数の電圧端子のうちの2つの間に順次接続されるよう構成される第2の容量素子と
を備える、請求項1に記載のLCDパネル駆動装置。
【請求項5】
LCDパネルと、
前記LCDパネルを駆動するLCDパネル駆動装置と
を備えた液晶表示装置であって、
前記LCDパネル駆動装置は、
複数の電圧端子を備えるマイクロコントローラと、
前記複数の電圧端子に接続される複数の容量素子と、
を備え、
前記マイクロコントローラは、
前記複数の容量素子の接続関係を切り替えて前記マイクロコントローラの複数の端子において、電源電圧と、前記電源電圧を分圧して生成される分圧電圧を発生させるスイッチング回路と、
前記電源電圧を発生させる電圧生成回路と
を含むことを特徴とする液晶表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、LCDパネル駆動装置、及び液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば炊飯器等の家電製品に搭載される従来の液晶表示装置は、LCDパネルと、LCDパネルを駆動させるためのマイクロコントローラ(マイコン)を備えている。マイクロコンは、複数通りのバイアス電圧をLCDパネルに供給する。マイコンには、例えば電池からの3Vの直流電力と、交流電力から生成された直流電力5Vとが供給され、交流電力が供給されている間は5Vで動作する一方、交流電力が供給されていない間は、電池からの直流電力によりLCDパネルが駆動される(電池動作)。LCDパネルに供給されるバイアス電圧の生成には、従来は抵抗分圧方式が主に用いられていた。しかし、抵抗分圧方式の場合、供給電流が小さくなってしまい、LCDパネルの表示品質が低下するという問題がある。
【0003】
バイアス電圧の他の生成方法として、容量分圧方式を用いた駆動装置も知られている。容量分圧方式は、接続される容量素子を切り替えてバイアス電圧の大きさを切り替えるものであり、抵抗分圧方式に比べ供給電力が大きいという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-253531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、容量分圧方式においては、容量分圧のための大きな電圧を発生させるため、外付けのレギュレータや定電圧発生回路を用いる必要があるという問題がある。外付けのレギュレータや定電圧発生回路を周辺回路に設けることは、液晶表示装置の小型化を阻害するとともに、マイコンと周辺回路との合わせ込みなどを含む回路設計が容易でなくなり、製品価格も高止まりする。
【0006】
本発明は、供給電力が大きい容量分圧方式を用いながらも、小型で安価なLCDパネル駆動装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のLCDパネル駆動装置は、複数の電圧出力端子を備えるマイクロコントローラと、前記複数の電圧出力端子に接続される複数の容量素子とを備える。前記マイクロコントローラは、前記複数の容量素子の接続関係を切り替えて前記マイクロコントローラの複数の端子において、電源電圧と、前記電源電圧を分圧して生成される分圧電圧を発生させるスイッチング回路と、前記電源電圧を発生させる電圧生成回路とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態の液晶表示装置1の全体構成を説明するブロック図である。
第1の実施の形態のマイクロコントローラ20及び容量素子CLを説明する概略構成図である。
第1の実施の形態のマイクロコントローラ20を説明する概略構成図である。
スイッチング回路21の構成の一例を説明する回路図である。
電圧生成回路22の構成の一例を説明する回路図である。
第1の実施の形態の液晶表示装置1における容量分圧方式を用いた電圧VL1~VL3の生成の手順を説明する概略図である。
第1の実施の形態の液晶表示装置1における容量分圧方式を用いた電圧VL1~VL3の生成の手順を説明するグラフである。
生成された電圧VL1~VL3のセグメント配線SEGへの印加の一例を示すグラフである。
生成された電圧VL1~VL3のコモン配線COMへの印加の一例を示すグラフである。
生成された電圧VL1~VL3のセグメント配線SEG及びコモン配線COMへの印加の一例を示す概略図である。
比較例(抵抗分圧方式)に係るマイクロコントローラ20及び周辺回路30を示す。
第2の実施の形態の液晶表示装置1における電圧生成回路22の構成を説明する回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。
【0010】
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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