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公開番号2025149987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024050606
出願日2024-03-27
発明の名称電解水生成装置
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人森本国際特許事務所
主分類C02F 1/461 20230101AFI20251002BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】電解槽の運転開始時に環境温度が低温であっても電解開始時から適切な電解効率を保持して生成水質の変化、生成コスト上昇などの不具合を伴うことなく安定した電解処理を行える電解水生成装置を提供する。
【解決手段】電解液の電気分解により塩素ガスを生成し、給水中に混気して電解水を生成する電解槽2と、電解槽2に給水する給水系3と、電解液を電解槽2へ供給する電解液供給系4と、電解槽2で生成した電解水を電解水吐出口7に供給する電解水供給系6を備え、電解槽2または電解液供給系4に電解液を加温するヒータ部42を設けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電解液の電気分解により塩素ガスを生成し、給水中に混気して電解水を生成する電解槽と、
電解槽に給水する給水系と、
電解液を電解槽へ供給する電解液供給系と、
電解槽で生成した電解水を電解水吐出口に供給する電解水供給系を備え、
電解槽または電解液供給系に電解液を加温する電解液加温装置を設けたことを特徴とする電解水生成装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
電解液加温装置は、電解液供給系の電解ポンプから電解槽へ至る電解液の流路の途中に設けたヒータ部からなることを特徴とする請求項1に記載の電解水生成装置。
【請求項3】
電解液加温装置は、電解槽に設けたヒータ部からなることを特徴とする請求項1に記載の電解水生成装置。
【請求項4】
ヒータ部は、電解液が流れる流路材を芯材に巻き付け、流路材を覆ってカバー材を配置し、カバー材の外側にヒータを装着してなることを特徴とする請求項2に記載の電解水生成装置。
【請求項5】
ヒータ部は、電解液が流れる流路材を中空状の芯材に巻き付け、流路材を覆ってカバー材を配置し、芯材の内部にヒータを装着してなることを特徴とする請求項2に記載の電解水生成装置。
【請求項6】
ヒータ部は、電解液の流入口、流出口を有する薬液プールを有し、薬液プールの外側にヒータを装着してなることを特徴とする請求項2に記載の電解水生成装置。
【請求項7】
ヒータ部は、電解槽を覆ってヒータを装着してなることを特徴とする請求項3に記載の電解水生成装置。
【請求項8】
ヒータ部は、電解槽の内部に配置した陽電極、陰電極を、電解槽の外部に露出する電極棒を通して加温するヒータを有することを特徴とする請求項3に記載の電解水生成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電解水生成装置に関し、電解により次亜塩素酸水を生成する技術に貢献するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電解水生成装置で生成した電解次亜塩素酸水を利用する分野として、農畜産業分野、食料分野、加湿空気清浄機など機内で水を扱う家電や設備の分野や、空調機、上下水インフラ、人が集まる学校や病院や商業施設等々における閉鎖空間、半閉鎖空間での除菌、衛生管理、感染症対策、BCP(事業継続計画)がある。
【0003】
また、農畜産業分野においては、酸性電解水(電解次亜塩素酸水)が農産物に使用する特定農薬(特定防除資材)として使用可能となり、活用が促進されている。
【0004】
電解水生成装置は、電解槽で原料薬液を電気分解して塩素ガスを発生させ、塩素ガスを給水系から供給する給水中に混気し、微酸性電解水を生成している。
【0005】
特許文献1の電解水生成装置は、電解効率のよい電解水生成装置を目的として、二つの電解槽を直列に接続している。第1の電解槽の陽極室から吐水する陽極水が第2の電解槽の陽極室の下方部に入水し、第1の電解槽の陰極室から吐水する陰極水が第2の電解槽の陰極室下方部に入水し、第2の電解槽の両極室上方部から吐水する。
【0006】
また、第1の電解槽の陰極と第2の電解槽の陽極を直列に接続すると共に、陽極と陰極間に直流電圧を印加する。この結果、両電解槽に流れる電流が少なくなり、電解効率が高まる。
【0007】
特許文献2の電解水生成装置は、水温のばらつきの影響を考慮して電気伝導度を高精度で検出し、生成する電解水のpH値を適正に設定するものである。電解水を生成する電解槽は、給水源から水が流入する流入口と、水が流出する流出口と、対向した一対の電極とを有する。さらに、電解槽を通過する水の温度を測定する温度測定手段と、電解槽を通過する水の電気伝導度を演算し、かつ一対の電極への電流を制御する制御部とを有し、制御部は温度測定手段の温度に基づいて、電気伝導度の演算を行い、所定のpH値となるよう目標電流を決定する。
【0008】
特許文献3の電解水生成器は、使用停止の際に所要の水供給回路に酸性水を導いて、水供給回路を一般細菌によって汚損されないようにするものである。電解水生成器は、源水を電解によってアルカリ水及び酸性水に分離し、所要の水供給回路を介して吐水口または排水口に供給する。電解水生成器を使用しない時、電解槽ないし吐水口までの所要の水供給回路に所定量または所定時間酸性水を流して水を止め、水供給回路を酸性水で満たした状態を次の水供給開始までの間保持し、次の水供給開始の際、水供給回路に電解水などを流して洗浄した後、水供給回路にアルカリ水、浄水または酸性水を流通させて電解水生成器を再び使用可能な状態にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平9-192667
特開2016-64375
特開平8-281266
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来、電解水生成装置には種々のものがあり、例えば電解型次亜塩素酸水生成装置は、薬液(塩酸)を薬液ポンプにより無隔膜電解槽に移送し、無隔膜電解槽で薬液を電気分解して塩素ガス生成し、塩素ガスを原水と混合して次亜塩素酸水を生成し、外部に吐水する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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