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公開番号2025155235
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024058933
出願日2024-04-01
発明の名称多目的車両
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類B60J 5/00 20060101AFI20251006BHJP(車両一般)
要約【課題】搭乗座席に搭乗した搭乗者を側面部分で受け止め、かつ、搭乗者の乗降が容易な多目的車両の提供。
【解決手段】搭乗者が搭乗する運転部と、運転部に設けられ、搭乗者が着座可能な座部10A、及び、座部10Aの後部に設けられた背もたれ部を有する搭乗座席10と、運転部の乗降口を開閉する乗降ドア14と、が備えられている。乗降ドア14の上部に、上下方向において背もたれ部10Bの上部に対応する位置まで延ばされたショルダーガード部14Bが備えられている。ショルダーガード部14Bに、上下に延びるフレーム体14Fが取り付けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
搭乗者が搭乗する運転部と、
前記運転部に設けられ、前記搭乗者が着座可能な座部、及び、前記座部の後部に設けられた背もたれ部を有する搭乗座席と、
前記運転部の乗降口を開閉する乗降ドアと、が備えられ、
前記乗降ドアの上部に、上下方向において前記背もたれ部の上部に対応する位置まで延ばされたショルダーガード部が備えられ、
前記ショルダーガード部に、上下に延びるフレーム体が取り付けられている多目的車両。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記フレーム体は、前記ショルダーガード部のうち前記運転部に面する内面部に取り付けられている請求項1に記載の多目的車両。
【請求項3】
前記フレーム体は、上下に延びる上下延出部と、前記上下延出部の上部から、前記乗降ドアが閉じられた状態における前後方向に延びる横延出部と、を有し、
前記内面部に、前記上下延出部及び前記横延出部の形状に沿って外面部の位置する側に凹入する凹部が形成され、
前記フレーム体は前記凹部に取り付けられている請求項2に記載の多目的車両。
【請求項4】
前記運転部に設けられ、前記搭乗座席を支持する座席フレームと、
前記乗降ドアを閉じた状態に位置保持可能なロック機構と、が備えられ、
前記ロック機構は、前記座席フレームに取り付けられた第一係合部と、前記フレーム体の下部に取り付けられた第二係合部と、前記第一係合部または前記第二係合部を操作して前記第一係合部及び前記第二係合部を係合状態と非係合状態とに切換可能な単一の操作具と、を有する請求項1から3の何れか一項に記載の多目的車両。
【請求項5】
前記乗降ドアに、前記運転部に面する内面部と、前記運転部の位置する側と反対側の外面部と、に亘って貫通する開口部が形成され、
前記単一の操作具は前記開口部に位置する請求項4に記載の多目的車両。
【請求項6】
前記フレーム体のうち前記第二係合部よりも下側の箇所に、前記座席フレームと当接する当接部が備えられている請求項4に記載の多目的車両。
【請求項7】
前記フレーム体と前記座席フレームとの夫々に、互いに対向する面状部が形成され、
前記当接部は、前記フレーム体における前記面状部に取り付けられている請求項6に記載の多目的車両。
【請求項8】
前記当接部は、弾性体によって構成されている請求項6に記載の多目的車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、多目的車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示された多目的車両では、搭乗座席の背もたれ部の上部に対応する位置にショルダーガード(文献では「防護パネル」)が備えられている。多目的車両の旋回時に機体横方向に遠心力が掛かる場合であっても、搭乗座席に搭乗した搭乗者が側面部分のショルダーガードに受け止められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-174966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで例えば特許文献1に開示された多目的車両では、ショルダーガードは機体のフレームに固定されている。このため、機体前後方向における乗降スペースの幅が狭くなり、搭乗者が搭乗座席に搭乗したり搭乗座席から降りたりするときに窮屈に感じる虞がある。
【0005】
本発明の目的は、搭乗座席に搭乗した搭乗者を側面部分で受け止め、かつ、搭乗者の乗降が容易な多目的車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の多目的車両においては、搭乗者が搭乗する運転部と、前記運転部に設けられ、前記搭乗者が着座可能な座部、及び、前記座部の後部に設けられた背もたれ部を有する搭乗座席と、前記運転部の乗降口を開閉する乗降ドアと、が備えられ、前記乗降ドアの上部に、上下方向において前記背もたれ部の上部に対応する位置まで延ばされたショルダーガード部が備えられ、前記ショルダーガード部に、上下に延びるフレーム体が取り付けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、乗降ドアの上部が背もたれ部の上部に対応する位置まで延ばされて、ショルダーガードとして機能する。このため、多目的車両の旋回時に機体横方向に遠心力が掛かる場合であっても、搭乗座席に搭乗した搭乗者が乗降ドアの上部に受け止められる。そして、上下に延びるフレーム体が乗降ドアの上部(ショルダーガード部)に取り付けられる構成によって、ショルダーガード部にフレーム体が取り付けられていない構成と比較して、乗降ドアの変形が生じにくくなり、乗降ドアの上部が搭乗者をしっかりと受け止められる。また、乗降ドアが、上部にショルダーガード部を備える構成によって、機体のフレームにショルダーガードが固定される必要が無く、機体前後方向における乗降スペースの幅が広く確保され易くなる。このように、本発明であれば、搭乗座席に搭乗した搭乗者を側面部分で受け止め、かつ、搭乗者の乗降が容易な多目的車両が実現される。
【0008】
本発明において、前記フレーム体は、前記ショルダーガード部のうち前記運転部に面する内面部に取り付けられていると好適である。
【0009】
本構成によって、フレーム体がショルダーガード部の外面部に取り付けられる構成と比較して、多目的車両の外観の凹凸感が無くなる。
【0010】
本発明において、前記フレーム体は、上下に延びる上下延出部と、前記上下延出部の上部から、前記乗降ドアが閉じられた状態における前後方向に延びる横延出部と、を有し、前記内面部に、前記上下延出部及び前記横延出部の形状に沿って外面部の位置する側に凹入する凹部が形成され、前記フレーム体は前記凹部に取り付けられていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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