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公開番号
2025167133
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071475
出願日
2024-04-25
発明の名称
車両用シート
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60N
2/38 20060101AFI20251030BHJP(車両一般)
要約
【課題】乗り心地とサポート性の両方の特性に優れた車両用シートの提供。
【解決手段】車両用シートは、乗員の下半身をサポートするシートクッション6と乗員の上半身をサポートするシートバック7とを備え、シートクッション6は、乗員の大腿部及び臀部を側方からサポートする第1横サポート部61と、大腿部及び臀部を下方からサポートする下サポート部62とを備え、シートバック7は、乗員の背中部を側方からサポートする第2横サポート部71と、背中部を後方からサポートする後サポート部72とを備え、第1横サポート部61は下サポート部62より硬い材質を有し、第2横サポート部71は後サポート部72より硬い材質を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
オフロード走行可能な車両のための車両用シートであって、
乗員の下半身をサポートするシートクッションと前記乗員の上半身をサポートするシートバックとを備え、
前記シートクッションは、前記乗員の大腿部及び臀部を側方からサポートする第1横サポート部と、前記大腿部及び前記臀部を下方からサポートする下サポート部とを備え、
前記シートバックは、前記乗員の背中部を側方からサポートする第2横サポート部と、前記背中部を後方からサポートする後サポート部とを備え、
前記第1横サポート部は前記下サポート部より硬い材質を有し、前記第2横サポート部は前記後サポート部より硬い材質を有する車両用シート。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記第1横サポート部は、前記第2横サポート部より硬い材質を有する請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記下サポート部は前記第2横サポート部より硬い材質を有する請求項1に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記シートクッションにおける左側の前記第1横サポート部と右側の前記第1横サポート部との間隔は、車体前後方向で前側の間隔が後側の間隔より広くなっている請求項1に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記シートクッション及び前記シートバックは、それぞれ一体発泡成型品であり、前記材質の硬軟は気泡密度の違いによって作り出されている請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフロード走行可能な車両のための車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献には、オフロード走行可能な多目的車両が開示されている。この多目的車両では、オフロード走行時において、車両用シートによって乗員をしっかりとサポートするために、シートクッションの座面の左右端部領域が座面より立ち上がっており、この立ち上がり部分が乗員の下半身を側方からサポートしている。同様に、シートバックにおいても、シートバックの背面部の左右端部領域が背面部より前方に突き出しており、この突き出し部分が乗員の上半身を側方からサポートしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-154951号公報(図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示された車両用シート構造では、乗員の上半身及び下半身が側方からサポートされるので、オフロード走行時においても乗員はシートに適切に保持される。しかしながら、そのサポート性を高めるために、座り心地は良くないという問題点がある。この問題点は、通常の道路走行において顕著な問題となる。
【0005】
このことから、乗り心地とサポート性の両方の特性に優れた車両用シートが要望されている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による車両用シートは、オフロード走行可能な車両のための車両用シートであり、乗員の下半身をサポートするシートクッションと前記乗員の上半身をサポートするシートバックとを備え、前記シートクッションは、前記乗員の大腿部及び臀部を側方からサポートする第1横サポート部と、前記大腿部及び前記臀部を下方からサポートする下サポート部とを備え、前記シートバックは、前記乗員の背中部を側方からサポートする第2横サポート部と、前記背中部を後方からサポートする後サポート部とを備え、前記第1横サポート部は前記下サポート部より硬い材質を有し、前記第2横サポート部は前記後サポート部より硬い材質を有する。
【0007】
この構成によれば、乗員の下半身である大腿部及び臀部は、硬い材質を有する第1横サポート部によって側方からサポートされるので、乗員の下半身は車両に横揺れが生じてもしっかりと保持される。さらに、大腿部及び臀部は、軟らかい材質を有する下サポート部によって下方からサポートされるので、つまり、大腿部及び臀部とシートクッションとの接触部としての座面領域は良好なクッション性を有するので、乗員の乗り心地の良さは確保される。同様に、乗員の上半身である背中部は、硬い材質を有する第2横サポート部によって側方からサポートされるので、乗員の上半身は車両に横揺れが生じてもしっかりと保持される。さらに、背中部は、軟らかい材質を有する後サポート部によって後方からサポートされるので、つまり、背中部とシートバックとの接触部としての背面領域は良好なクッション性を有するので、乗員の乗り心地の良さは確保される。これにより、乗り心地とサポート性(安定性)の両方の特性に優れた車両用シートが提供される。
【0008】
車両走行、特にオフロード走行における乗員の安定と乗り心地は、乗員の下半身が安定し、乗員の下半身への座面を通じての車両振動伝達が抑えられることが重要である。また、乗員の上半身を安定させるために、上半身を側方から厳しく拘束すると、運転性が悪くなる。このことから、本発明では、第1横サポート部は、第2横サポート部より硬い材質を有することが提案される。
【0009】
車両走行、特にオフロード走行では、上半身は下半身に比べてしっかりとサポートされ、安定性が確保されることが重要である。つまり、全体として、シートクッションは、シートバックに比べてより硬い材質を有することが好適である。このことから、本発明では、前記下サポート部は前記第2横サポート部より硬い材質を有することが提案される。この構成では、各部分の硬さは、「第1横サポート部>下サポート部>第2横サポート部>後サポート部」、の順となる。
【0010】
乗員の膝及び膝下の自由度を確保しながらも、大腿部及び臀部を安定良くサポートするためには、膝の横方向の動きだけを許す構成が必要である。このことから、本発明では、前記シートクッションにおける左側の前記第1横サポート部と右側の前記第1横サポート部との間隔は、車体前後方向で前側の間隔が後側の間隔より広くなっている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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