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公開番号
2025142867
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042461
出願日
2024-03-18
発明の名称
モータ、及び圧縮機
出願人
株式会社富士通ゼネラル
代理人
弁理士法人南青山国際特許事務所
主分類
H02K
3/50 20060101AFI20250924BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】端子用のハウジングがインシュレータに一体的に形成されたモータにおいて、インシュレータが軸方向や径方向に大型化するのを抑制することができる、モータ及び圧縮機を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係るモータは、複数のティース部を有するステータコアと、複数の巻胴部を有するインシュレータと、前記巻胴部を介して前記ティース部に導線が巻回されることで形成された複数のコイルと、前記コイルから伸びる前記導線に電気的に接続される端子と、を備え、前記インシュレータには前記端子を収容する収容部が一体的に形成された、モータであって、前記インシュレータは、前記モータの回転軸の軸方向から見て、前記コイルと前記収容部との間に位置する隔壁が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のティース部を有するステータコアと、複数の巻胴部を有するインシュレータと、前記巻胴部を介して前記ティース部に導線が巻回されることで形成された複数のコイルと、前記コイルから伸びる前記導線に電気的に接続される端子と、を備え、前記インシュレータには前記端子を収容する収容部が一体的に形成された、モータであって、
前記インシュレータは、前記モータの回転軸の軸方向から見て、前記コイルと前記収容部との間に位置する隔壁が形成される
モータ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のモータであって、
前記コイルから伸びる前記導線は、前記インシュレータの外周側に引き出されて前記端子に接続される接続線を有し、
前記隔壁の少なくとも一部は、前記軸方向から見て前記接続線と前記コイルとの間に位置する
モータ。
【請求項3】
請求項2に記載のモータであって、
前記接続線は、前記収容部から見て前記モータの内周側から前記収容部へと引き込まれている
モータ。
【請求項4】
請求項3に記載のモータであって、
前記収容部は、前記モータの径方向内側に面した内径側側壁と、前記モータの径方向外側に面した外径側側壁とを有し、前記内径側側壁と前記外径側側壁のそれぞれに前記接続線が通される接続線通過部が形成され、
前記接続線は、前記外径側側壁よりも径方向外側の位置で切断される
モータ。
【請求項5】
請求項1に記載のモータであって、
前記隔壁は、前記軸方向から見て、前記端子の少なくとも一部が当該隔壁と径方向で重なるように形成される
モータ。
【請求項6】
請求項1に記載のモータであって、
前記隔壁は、前記端子の少なくとも一部と高さ方向で重なるように形成される
モータ。
【請求項7】
請求項2に記載のモータであって、
前記インシュレータは、前記収容部と前記隔壁との間に、前記接続線が通される接続線配置空間を有する
モータ。
【請求項8】
請求項2に記載のモータであって、
前記インシュレータは、前記コイルから伸びる前記接続線を前記インシュレータの内周側から外周側へと通すための引出部が形成され、
前記引出部は、周方向で前記収容部に重ならない位置に設けられる
モータ。
【請求項9】
請求項8に記載のモータであって、
前記引出部を通過する前記接続線の部分と前記収容部から外径方向に伸びる接続線の部分とは、高さ方向で略同じ高さに位置する
モータ。
【請求項10】
請求項2に記載のモータであって、
前記モータは3相モータであり、
前記収容部は、3相の各相の前記接続線が引き込まれ、
前記端子は、前記3相の導線同士を電気的に接続することで中性点を形成する
モータ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、端子のハウジングが一体となったインシュレータを備えるモータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、環状のヨーク部とヨーク部の内周側から伸びる複数のティース部を有したステータコアと、ステータコアの軸方向の端部に取り付けられたインシュレータと、を備えるモータが知られている。このようなモータの中には、端子用のハウジングがインシュレータと一体的に形成されたものがあり、ハウジング内に引き込まれた導線がハウジングに挿入される端子に接続されるようになっている(例えば特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-63564号公報
国際公開第2021/019751号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した先行技術文献においては、インシュレータの内周側に配置されたコイルと、ハウジング内に引き込まれる導線との間の絶縁距離を確保するために、ハウジングをインシュレータの軸方向に大きく突出させる必要があった。その結果、インシュレータを備えるモータ全体が軸方向に大型化してしまう問題があった。
【0005】
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、端子用のハウジングがインシュレータに一体的に形成されたモータにおいて、インシュレータが軸方向や径方向に大型化するのを抑制することができる、モータ及び圧縮機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一形態に係るモータは、複数のティース部を有するステータコアと、複数の巻胴部を有するインシュレータと、前記巻胴部を介して前記ティース部に導線が巻回されることで形成された複数のコイルと、前記コイルから伸びる前記導線に電気的に接続される端子と、を備え、前記インシュレータには前記端子を収容する収容部が一体的に形成された、モータであって、
前記インシュレータは、前記モータの回転軸の軸方向から見て、前記コイルと前記収容部との間に位置する隔壁が形成される。
【0007】
上記モータは、モータの回転軸の軸方向から見て、コイルと収容部との間に位置する隔壁が形成されるインシュレータを有する。これにより、端子用のハウジングがインシュレータに一体的に形成されたモータにおいて、インシュレータが軸方向や径方向に大型化するのを抑制することができる。
【0008】
前記コイルから伸びる前記導線は、前記インシュレータの外周側に引き出されて前記端子に接続される接続線を有し、前記隔壁の少なくとも一部は、前記軸方向から見て前記接続線と前記コイルとの間に位置してもよい。
【0009】
前記接続線は、前記収容部から見て前記モータの内周側から前記収容部へと引き込まれてもよい。
【0010】
前記収容部は、前記モータの径方向内側に面した内径側側壁と、前記モータの径方向外側に面した外径側側壁とを有し、前記内径側側壁と前記外径側側壁のそれぞれに前記接続線が通される接続線通過部が形成され、前記接続線は、前記外径側側壁よりも径方向外側の位置で切断されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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