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公開番号2025137145
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036184
出願日2024-03-08
発明の名称鼻緒カバー及び履物
出願人株式会社石嶋モールドテクノロジー
代理人個人
主分類A43B 23/02 20060101AFI20250911BHJP(履物)
要約【課題】鼻緒のサイズに対し適用範囲が広い鼻緒カバーと、それを用いた履物を提供する。
【解決手段】
鼻緒カバー60は、鼻緒30に装着される。鼻緒カバー60の本体61は、軸AX周りに形成された円筒体である。本体61は、軸AXを貫通する貫通孔61Xを備える。
本体61の材料は、弾性を有する。本体61には、スリット62が形成されている。スリット62は、本体61の軸AX周りにおいて、らせん状に延びる。また、本体61の径方向において、スリット62は、本体61の外面から内面まで延びる。このため、図3に示すように、本体61は、筒状態(図3(A))と、らせん状態(図3(B))との間で切り替え自在である。また、本体61は、筒状態(図3(A))に付勢されていることが好ましい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
鼻緒に装着可能な鼻緒カバーであって、
弾性を有するらせん状の本体を備えることを特徴とする鼻緒カバー。
続きを表示（約 340 文字）【請求項２】
前記本体は、筒状であり、
前記本体には、スリットが形成され、
前記スリットは、前記筒状の軸周りにおいて、らせん状に形成されることを特徴とする請求項１記載の鼻緒カバー。
【請求項３】
前記本体は、
筒状態と、らせん状態との間で切り替え自在であり、
前記筒状態に付勢されていることを特徴とする請求項２記載の鼻緒カバー。
【請求項４】
前記本体は成型品であることを特徴とする請求項１ないし３のうちいずれか１項記載の鼻緒カバー。
【請求項５】
請求項１ないし３のうちいずれか１項記載の鼻緒カバーと、
前記鼻緒カバーが着脱自在に装着された鼻緒と、を備えたことを特徴とする履物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、鼻緒カバー及び履物に関するものである。
続きを表示（約 920 文字）【背景技術】
【０００２】
サンダルや下駄等の鼻緒を備えた履物を長時間はくと、鼻緒擦れが起きてしまう。これを防ぐために、鼻緒擦れ防止具や指保護具が知られている。
【０００３】
例えば、特許文献１の指保護具は、足の親指と人差し指の間に挿入可能な円筒体であり、鼻緒が貫通可能な貫通孔と、鼻緒が通過可能なスリットと、が形成される。鼻緒をスリットに挿入することで、鼻緒は、貫通孔を貫通した状態となって、指保護具が鼻緒に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２００６－１０２３１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１の指保護具は、自身の高さ変更ができないため、鼻緒の長さに対する適用範囲が狭い。さらに、貫通孔やスリットのサイズも変更できないため、鼻緒の径に対する適用範囲が狭い。
【０００６】
そこで本発明は、鼻緒のサイズに対し適用範囲が広い鼻緒カバーと、それを用いた履物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、鼻緒に装着可能な鼻緒カバーであって、弾性を有するらせん状の本体を備えることを特徴とする。
【０００８】
前記本体は、筒状であり、前記本体には、スリットが形成され、前記スリットは、前記筒状の軸周りにおいて、らせん状に形成されることが好ましい。また、前記本体は、筒状態と、らせん状態との間で切り替え自在であり、前記筒状態に付勢されていることが好ましい。前記本体は成型品であることが好ましい。
【０００９】
本発明の履物は、上記の鼻緒カバーと、前記鼻緒カバーが着脱自在に装着された鼻緒と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、鼻緒のサイズに対し適用範囲が広い鼻緒カバーと、それを用いた履物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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