TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025130642
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-08
出願番号
2024027957
出願日
2024-02-27
発明の名称
分岐型の発電接続盤、及び、電力システム
出願人
株式会社力電
代理人
個人
主分類
H02B
1/30 20060101AFI20250901BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】真空遮断器を内蔵した発電接続盤の盤筐体を、系統連系盤の盤筐体の側面に外部から取り付け、その下端を系統連系盤の盤筐体の下端より高くする等して「容量増大への対応」等を実現する。
【解決手段】系統連系盤Cと負荷Lに発電装置Pを接続させる発電接続盤1は、その盤筐体10内に、母線電路Mから分岐し且つ発電装置Pに接続される分岐電路2と、分岐電路2に設けられた真空遮断器3を有し、盤筐体10は、系統連系盤Cの盤筐体C’の側面に外部から取り付けられ、その下端が系統連系盤Cの盤筐体C’の下端より高い。又、上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bに亘る内部に分岐電路2を配置し、上方盤筐体10A又は下方盤筐体10B内に真空遮断器3を配置したり、断路器4や変流器5、過電流継電器6等を有しても良い。系統連系盤Cと負荷Lと発電装置Pを有した電力システム50は、分岐電路2と真空遮断器3を有する等でも良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
系統(G)に系統連系する系統連系盤(C)と、前記系統連系盤(C)に接続された負荷(L)に対して、発電装置(P)を接続させる発電接続盤であって、
当該発電接続盤の盤筐体(10)の内部には、前記系統(G)と負荷(L)間の母線電路(M)から分岐し且つ前記発電装置(P)に接続される分岐電路(2)と、前記分岐電路(2)に設けられた真空遮断器(3)を有し、
当該発電接続盤の盤筐体(10)は、前記系統連系盤(C)の盤筐体(C’)の側面に外部から取り付けられ、
当該発電接続盤の盤筐体(10)の下端は、前記系統連系盤(C)の盤筐体(C’)の下端より、高い位置にあることを特徴とする発電接続盤。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
当該発電接続盤の盤筐体(10)は、上方盤筐体(10A)と下方盤筐体(10B)を含み、
前記上方盤筐体(10A)と下方盤筐体(10B)に亘る内部には、前記分岐電路(2)が配置され、
前記上方盤筐体(10A)と下方盤筐体(10B)の一方の内部に、前記真空遮断器(3)が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の発電接続盤。
【請求項3】
当該発電接続盤の盤筐体(10)の内部には、前記分岐電路(2)に設けられた断路器(4)と、前記分岐電路(2)に設けられた変流器(5)と、前記変流器(5)に接続された過電流継電器(6)と、前記分岐電路(2)に設けられたケーブルヘッド(7)を有し、
前記ケーブルヘッド(7)は、接地されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発電接続盤。
【請求項4】
系統(G)に系統連系する系統連系盤(C)と、前記系統連系盤(C)に接続された負荷(L)と、前記系統連系盤(C)と負荷(L)に対して接続させた発電装置(P)を有した電力システムであって、
前記系統(G)と負荷(L)間の母線電路(M)から分岐し且つ前記発電装置(P)に接続される分岐電路(2)と、前記分岐電路(2)に設けられた真空遮断器(3)を有していることを特徴とする電力システム。
【請求項5】
前記分岐電路(2)と真空遮断器(3)は、前記系統連系盤(C)の盤筐体(C’)とは別の発電接続盤(1)の盤筐体(10)の内部に有し、
前記発電接続盤(1)の盤筐体(10)は、前記系統連系盤(C)の盤筐体(C’)の側面に外部から取り付けられ、
前記発電接続盤(1)の盤筐体(10)の下端は、前記系統連系盤(C)の盤筐体(C’)の下端より、高い位置にあることを特徴とする請求項4に記載の電力システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、系統に系統連系する系統連系盤と、系統連系盤に接続された負荷に対して、発電装置を接続させる発電接続盤、及び、電力システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、商用電源を有する電力系統との系統連系システムが知られている(特許文献1参照)。
この系統連系システムは、駐車場に設置された蓄電池、該蓄電池用の交直電力変換装置、電動自動車用の充放電スタンド、及び連系制御装置を備え、前記連系制御装置は、前記電力系統が非常時には、前記充放電スタンド又は前記交直電力変換装置の少なくとも一方から第1負荷に電力を供給する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-010442号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の系統連系システムにおいては、太陽光などの発電装置が、一切記載や開示されておらず、この系統連系システムに、当該発電装置を追加することは想定されていない。仮に、負荷(例えば、充放電スタンドや、一般の電灯負荷、動力負荷など)を増やすために、発電装置を追加すれば、当然、追加する発電装置に必要な容量も増大するが、容量上限が低い機器である高圧交流負荷開閉器を用いた場合では対応できない。
又、特許文献1の系統連系システムにおいては、発電装置を追加する作業を行っている間は需要家が電力を使用できないため、高圧交流負荷開閉器などの機器を据え付ける基礎を別途作ったり、作った基礎と既存の基礎のレベル合わせを行えば、その分だけ経費が増大したり、工期が延長し、需要家の電力使用を停止する期間が長引く問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑み、真空遮断器を内蔵した発電接続盤の盤筐体を、系統連系盤の盤筐体の側面に外部から取り付け、その下端を系統連系盤の盤筐体の下端より高くする等によって、「容量増大への対応」や「経費、工期及び電力停止期間の低減」などを実現する発電接続盤や電力システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る発電接続盤1は、系統Gに系統連系する系統連系盤Cと、前記系統連系盤Cに接続された負荷Lに対して、発電装置Pを接続させる発電接続盤であって、当該発電接続盤の盤筐体10の内部には、前記系統Gと負荷L間の母線電路Mから分岐し且つ前記発電装置Pに接続される分岐電路2と、前記分岐電路2に設けられた真空遮断器3を有し、当該発電接続盤の盤筐体10は、前記系統連系盤Cの盤筐体C’の側面に外部から取り付けられ、当該発電接続盤の盤筐体10の下端は、前記系統連系盤Cの盤筐体C’の下端より、高い位置にあることを第1の特徴とする。
【0007】
本発明に係る発電接続盤1の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、当該発電接続盤の盤筐体10は、上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bを含み、前記上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bに亘る内部には、前記分岐電路2が配置され、前記上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bの一方の内部に、前記真空遮断器3が配置されている点にある。
【0008】
本発明に係る発電接続盤1の第3の特徴は、上記第1又は2の特徴に加えて、当該発電接続盤の盤筐体10の内部には、前記分岐電路2に設けられた断路器4と、前記分岐電路2に設けられた変流器5と、前記変流器5に接続された過電流継電器6と、前記分岐電路2に設けられたケーブルヘッド7を有し、前記ケーブルヘッド7は、接地されている点にある。
【0009】
これらの特徴により、母線電路Mから分岐した分岐電路2に設けられた真空遮断器3を内蔵した発電接続盤1の盤筐体10を、系統連系盤Cの盤筐体C’の側面に外部から取り付け、その下端を系統連系盤Cの盤筐体C’の下端より高くすることによって、電力システム50に容量の大きい発電装置Pを追加する際でも、高圧交流負荷開閉器を用いた場合に比べて、容量上限が高い機器である真空遮断器3を用いている分だけ、負荷Lや発電装置Pの容量増大に対応できる(「容量増大への対応」)。
これと共に、発電装置Pを追加する際でも、真空遮断器3などの機器を内蔵した発電接続盤1を据え付ける基礎を別途作ったり、作った基礎と既存の基礎Bのレベル合わせを行う必要はないため、経費や発電装置P追加の工期、需要家の電力使用を停止する期間を低減できる(「経費、工期及び電力停止期間の低減」)。
尚、このような発電接続盤1は、母線電路Mから分岐させた分岐電路2を内蔵していることから、「分岐型の発電接続盤」であるとも言える。
【0010】
又、上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bに亘る内部に分岐電路2を配置し、上方盤筐体10A又は下方盤筐体10Bの内部に真空遮断器3を配置することによって、容量上限が高いため、真空遮断器3の重量は重くなりがちであっても、上方盤筐体10Aと下方盤筐体10Bのうち、当該真空遮断器3を内蔵した一方の盤筐体を、他方の盤筐体とは分離させた状態で運搬・取付等の作業をすれば、作業負担や作業時間の低減が図れ、その結果、「経費、工期及び電力停止期間の低減」に繋がる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社力電
ケーブルサポートを有した配電用等の盤
3か月前
株式会社力電
分岐型の発電接続盤、及び、電力システム
1か月前
株式会社力電
ロングケーブル型の計測システム、制御盤、及び、電力プラント
1か月前
個人
単極モータ
21日前
キヤノン電子株式会社
モータ
5日前
株式会社アイシン
ロータ
25日前
株式会社アイシン
ロータ
21日前
日本精機株式会社
サージ保護回路
28日前
西部電機株式会社
充電装置
28日前
西部電機株式会社
充電装置
28日前
コーセル株式会社
電源装置
6日前
日星電気株式会社
ケーブル組立体
13日前
トヨタ自動車株式会社
固定子
26日前
トヨタ自動車株式会社
回転子
1か月前
株式会社デンソー
回転機
19日前
個人
連続ガウス加速器形磁力増幅装置
28日前
トヨタ自動車株式会社
製造装置
26日前
株式会社アイシン
ステータ
25日前
個人
太陽エネルギー収集システム
26日前
カヤバ株式会社
筒型リニアモータ
27日前
株式会社アイシン
ステータ
25日前
株式会社アイシン
ステータ
25日前
株式会社ダイヘン
充電装置
25日前
株式会社ダイヘン
充電装置
25日前
株式会社ダイヘン
充電装置
25日前
株式会社ダイヘン
充電装置
25日前
東京瓦斯株式会社
通信装置
27日前
株式会社ミツバ
ブラシレスモータ
27日前
株式会社アイシン
ステータ
25日前
ニチコン株式会社
AC入力検出回路
1か月前
株式会社kaisei
発電システム
21日前
個人
二次電池繰返パルス放電器用印刷基板
11日前
トヨタ自動車株式会社
被膜形成装置
26日前
株式会社デンソー
電力変換装置
1か月前
東京瓦斯株式会社
給電システム
27日前
株式会社デンソー
電力変換装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る