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公開番号
2025127900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024900
出願日
2024-02-21
発明の名称
シューズ
出願人
株式会社アシックス
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
A43B
23/26 20060101AFI20250826BHJP(履物)
要約
【課題】足甲の保護効果を向上したシューズを提供する。
【解決手段】シューズ1は、着用者の足甲を包むように構成されたアッパー2と、アッパー2に形成された足甲開口部22を塞ぐタン4とを備える。タン4は、相対的に外足側に位置する外足側タン5と、相対的に内足側に位置する内足側タン6とに分割されている。外足側タン5は、内足側タン6に対して上下に重なるように内足側に向かって突出した突出片50を有する。突出片50は、前方縁部51と、後方縁部52と、それらを連ねる内足側の側方縁部53と、前方縁部51と側方縁部53とがなす前方角部54とを含む。外足側タン5と内足側タン6とが上下に重なった状態において、突出片50のうち前方角部54が最も内足側に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
着用者の足甲を包むように構成されたアッパーと、前記アッパーに形成された足甲開口部を塞ぐタンとを備え、
前記タンは、相対的に外足側に位置する外足側タンと、相対的に内足側に位置する内足側タンとに分割されており、
前記外足側タンは、前記内足側タンに対して上下に重なるように内足側に向かって突出した突出片を有し、
前記突出片は、前方縁部と、後方縁部と、それらを連ねる内足側の側方縁部と、前記前方縁部と前記側方縁部とがなす前方角部とを含み、
前記外足側タンと前記内足側タンとが上下に重なった状態において前記突出片のうち前記前方角部が最も内足側に位置しているシューズ。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記突出片は、着用者の足のMP関節に対応する位置よりも後方に位置するように設けられている請求項1に記載のシューズ。
【請求項3】
前記突出片は、着用者の足の舟状骨に対応する位置を覆うように設けられている請求項1に記載のシューズ。
【請求項4】
前記突出片の前記側方縁部は、前記前方角部から後方へ向かって外足側に傾斜して延びている請求項1に記載のシューズ。
【請求項5】
スポンジからなる保護パッドが前記外足側タンに設けられている請求項1に記載のシューズ。
【請求項6】
前記保護パッドは、複数のバーを並べてなる形状を有する請求項5に記載のシューズ。
【請求項7】
前記アッパーに取り付けられたソールをさらに備える請求項1に記載のシューズ。
【請求項8】
前記足甲開口部のうち少なくとも前方領域に、前記外足側タンと前記内足側タンとの間の隙間を塞ぐガセットが設けられている請求項1~7のいずれか1項に記載のシューズ。
【請求項9】
前記ガセットは、前記外足側タンの裏面に固定された外足側固定部と、前記内足側タンの側方縁部に固定された内足側固定部とを含む請求項8に記載のシューズ。
【請求項10】
前記ガセットの前記内足側固定部は、前記内足側タンの外表面を形成する外表材と内表面を形成する内表材との間に挟み込まれている請求項9に記載のシューズ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、シューズに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
スケートボードには、ハンドレールなどの障害物が配置されたコースをライディングするストリート競技や、窪地状のコースをライディングするパーク競技などの種目があり、いずれもコースをライディングしながら様々なトリックが繰り出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/130955号
実公平4-32967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トリックを繰り出す際、競技者はデッキを足甲で蹴り上げて操作するため、競技中は足甲に相応の衝撃が加わる。足甲はシューズのタンによって覆われているが、デッキにコンタクトさせる足甲の部位や角度、タイミングなどが狂って打ち所が悪いと、競技者が強い痛みを感じることがある。特許文献1及び2には、それぞれタンに改変を施したシューズが記載されているが、上記の如き問題に関してその解決手段を示唆するものではない。
【0005】
本開示は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、足甲の保護効果を向上したシューズを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るシューズは、着用者の足甲を包むように構成されたアッパーと、前記アッパーに形成された足甲開口部を塞ぐタンとを備え、前記タンは、相対的に外足側に位置する外足側タンと、相対的に内足側に位置する内足側タンとに分割されており、前記外足側タンは、前記内足側タンに対して上下に重なるように内足側に向かって突出した突出片を有し、前記突出片は、前方縁部と、後方縁部と、それらを連ねる内足側の側方縁部と、前記前方縁部と前記側方縁部とがなす前方角部とを含み、前記外足側タンと前記内足側タンとが上下に重なった状態において前記突出片のうち前記前方角部が最も内足側に位置している。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態のシューズを概略的に示す斜視図
図1に示したシューズの平面図
(A)足甲の高さが標準的な場合のタン及び(B)足甲の高さが大きい場合のタンを示す模式図
アッパーのインナー部材を概略的に示す斜視図
図4に示したインナー部材の平面図
インナー部材を構成する外足側部材の展開図
インナー部材を構成する内足側部材の展開図
着用者の足の骨格構造と併せたシューズの概略斜視図
足甲開口部の前方領域に設けられたガセットを示す図
外足側タンの変形例を示す外足側部材の展開図
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本開示の一実施形態のシューズを概略的に示す斜視図である。図2は、そのシューズの平面図である。本実施形態のシューズ1は、スケートボードのストリート競技での使用が想定されるスポーツシューズである。但し、シューズ1は、スケートボードのパーク競技や、スケートボード以外の競技で使用されるスポーツシューズとしても有用である。また、シューズ1は、普段履きにも支障なく使えるものであり、その用途は特に限定されない。
【0009】
本実施形態では、左足用のシューズ1を例示して説明するが、その説明は右足用のシューズにも同様に適用可能である。右足用のシューズは、左足用のシューズと左右対称の形状、または概ねそれに準じた形状に形成される。
【0010】
以下、シューズ1の長さ方向を「前後方向」といい、シューズ1の踵から爪先に向かう方向を「前方」といい、その反対方向を「後方」という。シューズ1を水平面に載置した状態で鉛直な方向を「上下方向」といい、重力の方向を「下方」といい、その反対方向を「上方」という。また、シューズ1の幅方向を単に「幅方向」といい、シューズ1の着用者の足の第1趾側を「内足側」といい、第5趾側を「外足側」という。
(【0011】以降は省略されています)
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