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公開番号
2025118732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2025075240,2024508920
出願日
2025-04-30,2022-08-23
発明の名称
パターン入り封止フィルムの成形方法
出願人
ボアーズ ヘッド プロビジョンズ シーオー., インク.
代理人
弁理士法人貴和特許事務所
主分類
B29C
33/38 20060101AFI20250805BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】成形および封止フィルムに、幾何学的形状、有機的形状、フラクタル形状、および/または、これらの組み合わせなどのさまざまな形状で、かつ、さまざまな大きさおよび深さで、エンボス加工/デボス加工を施すことを可能にする方法を提供する。
【解決手段】テクスチャまたはパターンは、インサートからフィルムに転写される。成形および封止フィルム上のパターンは、成形、充填、封止、および調理工程中に、タンパク質製品の表面に転写される。成形および/または封止インサートにより、編ネット、弾性ネット、押出成形ネット、密織りネット、プラスチックネット、および/または、圧縮成形型および/またはネット除去用の離型剤を使用することなく、機能的および/または装飾的なエンボス加工および/またはデボス加工を施したさまざまな熱成形フィルムを形成することが可能となる。成形インサートは付加製造プロセスを用いて形成されるため、ほぼすべてのデザインを成形および封止フィルムにエンボス加工/デボス加工することが可能となる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
パターン入り封止フィルムの成形方法であって、
成形および封止フィルムを成形インサート上に配置し、
前記成形インサートを使用して前記成形および封止フィルムから前記パターン入り封止フィルムを形成する、
ことを備え、
前記成形インサートは、
3Dエンボス加工パターンを有する中央キャビティと、
前記中央キャビティを取り囲む複数の通気構造と、
前記パターン入り封止フィルムの成形中に成形ボックスに前記成形インサートを固定するためのアンカー部と、
を備え、
前記3Dエンボス加工パターンが前記成形フィルムに転写される、
方法。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
高圧ラピッドエアフォーミングを用いて前記パターン入り封止フィルムが形成される、請求項2に記載の方法。
【請求項3】
前記成形インサートは液体冷却されていない、請求項1に記載の方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、本明細書に参照として組み込まれる2021年8月23日に出願された米国特許仮出願第63/235,899号に基づく優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
表示、テクスチャの付与、特定のスパイスや香味料の保持などを目的として、食肉の表面にパターンを型押しすることが望ましい場合がある。調理中にタンパク質製品をネットに包み、製品の表面に型押しすることにより、製品にテクスチャが追加される。しかしながら、ネットは調理後に破棄されてしまうため、この工程には無駄が多い。したがって、ネットなどの追加的な材料を必要とせず、タンパク質製品に直接パターンを型押しすることができる成形および封止フィルムが必要とされている。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、成形および封止フィルムに、幾何学的形状、有機的形状、フラクタル形状、および/または、これらの組み合わせなどのさまざまな形状で、かつ、さまざまな大きさおよび深さで、エンボス加工/デボス加工を施すことを可能にする方法を提供する。テクスチャまたはパターンは、インサートからフィルムに転写される。成形および封止フィルム上のパターンは、成形、充填、封止、および調理工程中に、鶏肉、七面鳥肉、牛肉、豚肉、植物性タンパク質製品を含むがこれらに限定されないさまざまなタンパク質製品の表面に転写される。成形および/または封止インサートは、編ネット、弾性ネット、押出成形ネット、密織りネット、プラスチックネット、および/または、圧縮成形型および/またはネット除去用の離型剤を使用することなく、機能的および/または装飾的なエンボス加工および/またはデボス加工を施したさまざまな熱成形フィルムを形成することができる。成形インサートは付加製造プロセスを用いて成形されるため、ほぼすべてのデザインを成形および封止フィルムにエンボス加工/デボス加工することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0004】
添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部となるとともに、発明の詳細な説明とともに本発明の1つ以上の態様を示し、本発明の原理をさらに説明して、当該技術分野における当業者が本発明を実施および利用することを可能にするものである。
【0005】
図1は、成形フィルムの内側に隆起インプレッション(凸部)を有するエンボスフィルムを示す。
図2は、調理中にタンパク質製品に転写されたデボス・デプレッション(凹部)を示す。
図3は、成形フィルムの内側における下部デプレッション(凹部)を示す。
図4は、調理中にタンパク質製品に転写されたエンボス・インプレッション(凸部)を示す。
図5Aは、成形フィルムに適用されるパターンの例を示す。
図5Bは、成形フィルムに適用されるパターンの例を示す。
図5Cは、成形フィルムに適用されるパターンの例を示す。
図5Dは、成形フィルムに適用されるパターンの例を示す。
図5Eは、成形フィルムに適用されるパターンの例を示す。
図6は、標準的な包装および調理工程で使用される工程を示すフローチャートである。
図7は、本発明による包装および調理工程で使用される工程を示すフローチャートである。
図8は、成形インサートの一実施形態を示す。
図9は、成形インサートの一実施形態を示す。
図10は、成形インサートの一実施形態を示す。
図11は、成形インサートの他の一実施形態を示す。
図12は、成形インサートの他の一実施形態を示す。
図13は、成形インサートから取り外された成形フィルムを示す。
図14は、成形フィルムを取り外した後の調理済タンパク質製品の一例を示す。
【0006】
開示される実施形態の特徴および利点は、以下に示す詳細な説明において、図面とともに明らかにされる。図面において、同様の参照符号は対応する要素を示し、同様の参照番号は、通常は、同一、機能的に類似、および/または構造的に類似する要素を示す。特に断りのない限り、本開示の全体にわたって提供される図面は、必ずしも原寸通りの図面ではない。
【発明を実施するための形態】
【0007】
調理工程において、すべての標準的な成形、充填、封止工程には、一次成形が組み込まれている。通常、一次成形工程には、単一のフィルム成形工程のみが含まれる。対照的に、本発明の方法には、一次および二次フィルム成形工程が組み込まれている。一次成形工程では、図1に示すように、成形フィルムの内側に隆起インプレッション(凸部)を有するエンボスフィルムが形成される。
【0008】
一次フィルム成形工程は、好ましくは、調理工程においてタンパク質製品の表面に転写される機能的かつ装飾的なネット・インプレッションをシミュレートするために使用される。一次的に熱成形されたエンボス・インプレッションは、調理中にタンパク質製品の表面に転写され、図2に示すように、タンパク質製品のデボス・デプレッション(凹部)または下部デプレッション(凹部)となる。
【0009】
二次成形工程により、成形ポケットの内側にある下部デボス・デプレッション(凹部)が得られる。二次的に熱成形された形状は、一次熱成形工程に由来する残留成形フィルム材料から形成される。この凹部は、調理工程においてタンパク質製品の表面に転写される機能的かつ装飾的なパターンをシミュレートする(図3)。
【0010】
二次的に熱成形されたデボス・デプレッション(凹部)はタンパク質製品の表面に転写され、エンボスまたは隆起インプレッション(凸部)となる(図4)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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