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公開番号2025113141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024161594,2024007198
出願日2024-09-19,2024-01-22
発明の名称
出願人株式会社ダイマツ
代理人個人
主分類A43B 23/26 20060101AFI20250725BHJP(履物)
要約【課題】
本発明の目的は、舌状部が靴内部にずれ込むのを防ぐことができる靴を提供するもの
である。
【解決手段】
靴Sは、ソール1と、使用者の足を挿入するための履き口2Aが形成され、ソール1
上に配置されるアッパー部2とを備えた靴Sであって、履き口2Aの外周の一部を規定す
る一対の羽根部3、3と、この一対の羽根部3、3の間の領域の一部を閉じる舌状部4と
、この舌状部4に内在された上に凸形状の弾性部材5と、を備えているものである。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ソールと、
使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、
前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、
この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、
を備え、
前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、
前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、該接続された部位は、前記舌状部及び前記弾性部材の前記履き口に近い側からつま先の長手方向の中途であり、
前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、
前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さである
ことを特徴とする靴。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
ソールと、
使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、
前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、
この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、
を備え、
前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、
前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、
前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、
前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さであって、
覆い部材を介して、舌状部の履き口からつま先方向の長手方向の中途まで弾性部材が内在され、前記中途の先から前記舌状部の前記つま先方向の先端まで前記弾性部材が内在されていない
ことを特徴とする靴。
【請求項3】
ソールと、
使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、
前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、
この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、
を備え、
前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、
履き口に近い側の弾性部材の厚みを前記履き口に遠い側の前記弾性部材の厚みより大とし、
前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、
前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、
前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さであって、
前記羽根部又は前記アッパー部に接続された部位は、前記履き口に近い側の前記弾性部材の厚みより小さい厚みを有する履き口に遠い側の弾性部材の部位である
ことを特徴とする靴。
【請求項4】
靴のつま先から遠い側の舌状部の開放端部であって、前記開放端部の足の甲を横断する幅方向に対応する弾性部材の頂部が上方に向かうように傾斜している
ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の靴。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、靴に係り、特に、舌状部を開放することなくそのままの状態で、舌状部が
靴内部にずれ込むのを防ぐことができる靴に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば、舌片が靴内部にずれ込むのを防ぐ靴がある(特許文献1参照)。
この靴は、靴本体の胛被前方に形成された切欠き部(2)の上面に、該切欠き部(2
)を被覆して舌片(4)を配した靴において、一方の胛側(11)より他方の胛側(11
’)に延設したバンド(3)の裏面に舌片(4)を挟んで圧着面状ファスナ-(5)を取
付け、この圧着面状ファスナ-(5)と対応して、これと対をなす固定面状ファスナ-(
3)を他方の胛被(11’)に装着したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3033984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の靴は、バンドの圧着面状ファスナ-を胛側の固定面状ファスナ-から外しバン
ドを胛被から開放すると、舌片が胛被前方切欠き部から完全に離脱され、また、バンドの
圧着面状ファスナ-を胛側の面状ファスナ-に係合しバンドを胛被に止着すると、舌片に
よって胛被前方の切欠き部が完全に被覆されるようになっている。
そのため、靴を履くたびに、舌片を開放せねばならず、靴の装着が面倒であるという
問題点が生じた。
【0005】
本発明は、前記問題点を考慮してなされた靴を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の靴は、ソールと、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、を備え、前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、該接続された部位は、前記舌状部及び前記弾性部材の前記履き口に近い側からつま先の長手方向の中途であり、前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さである。
【0007】
また、請求項2記載の靴は、ソールと、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、を備え、前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さであって、覆い部材を介して、舌状部の履き口からつま先方向の長手方向の中途まで弾性部材が内在され、前記中途の先から前記舌状部の前記つま先方向の先端まで前記弾性部材が内在されていないものである。
【0008】
また、請求項3記載の靴は、ソールと、使用者の足を挿入するための履き口が形成され、前記ソール上に配置されるアッパー部とを備えた靴であって、前記履き口の外周の一部を規定する一対の羽根部と、この一対の羽根部の間の領域の一部を閉じる舌状部と、を備え、前記舌状部は、上に凸形状の弾性部材と、この弾性部材を覆う覆い部材とを有し、前記弾性部材は前記覆い部材より硬く、前記履き口に近い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さが、前記履き口より遠い側の端部の前記弾性部材の凸形状の山部の高さより高く、履き口に近い側の弾性部材の厚みを前記履き口に遠い側の前記弾性部材の厚みより大とし、前記舌状部及び前記弾性部材が前記羽根部又は前記アッパー部に接続され、前記舌状部は、靴を使用しない時は、前記履き口を確保し、前記舌状部に内在された前記弾性部材の弾性力の強さは、前記舌状部が前記靴の中底に向かって押されると前記舌状部が前記靴の中底に向かって移動し、前記押される作用を解除すると、前記弾性部材により前記舌状部が元の位置に戻る強さであって、前記羽根部又は前記アッパー部に接続された部位は、前記履き口に近い側の前記弾性部材の厚みより小さい厚みを有する履き口に遠い側の弾性部材の部位である。
【0009】
また、請求項4記載の靴は、請求項1又は請求項2又は請求項3記載の靴において、靴のつま先から遠い側の舌状部の開放端部であって、前記開放端部の足の甲を横断する幅方向に対応する弾性部材の頂部が上方に向かうように傾斜しているものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の靴によれば、舌状部に内在された上に凸形状の弾性部材により、履き
口の舌状部を凸形状にして、靴を履く際、足の甲で舌状部を靴の内部にずれ込むのを防い
で、履き易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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