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公開番号2025105868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025075063,2024209039
出願日2025-04-30,2018-10-09
発明の名称支援情報提供システム、支援情報提供装置、支援情報提供方法及びプログラム
出願人東日本メディコム株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250703BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】薬剤師の業務をより適切に支援すること。
【解決手段】支援情報提供システム1において、端末装置10の対象情報取得部52は、患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する。支援依頼部53は、対象情報に基づいて、薬学的な指導のための支援情報の生成を薬局用コンピュータ20に依頼する。UI表示制御部51は、支援依頼部53による依頼に応じて、薬局用コンピュータ20から送信された薬学的な指導のための支援情報を表示する。薬局用コンピュータ20の着眼点特定部152は、支援依頼部53の依頼に応じて、対象情報に基づいて支援情報を生成する過程で特定される情報であって、異なる分類を表す着眼点情報を取得する。支援情報生成部154は、着眼点情報に基づいて、支援情報を生成する。支援情報提供部155は、生成された支援情報を端末装置10に送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象とされ、当該患者を特定する情報及び当該患者に対して発行された処方箋に関する情報を含む対象情報の要素と、前記患者への指導の観点における異なる分類を表す着眼点情報との関連性の度合いを表す情報に基づいて、前記対象情報を前記着眼点情報に分類して抽象化した指標情報を生成する指標情報生成手段と、
前記指標情報生成手段によって生成された前記指標情報に応じて、薬学的な指導における提示情報の候補を選別することにより、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を生成する指導情報生成手段と、
前記指標情報生成手段によって生成された前記指標情報を表示する指標情報表示手段と、
前記指標情報表示手段に対する操作に応じて前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を表示し、当該患者に対する薬学的な指導に関する情報において選択された前記薬学的な指導における提示情報を薬歴に記録する薬歴作成支援手段と、
を備えることを特徴とする支援情報提供システム。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記指標情報生成手段は、前記対象情報の要素と、前記着眼点情報との関連性の度合いが定義された着眼点特定情報に基づいて、前記患者に関する前記対象情報の要素を前記着眼点情報と関連付けて前記指標情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の支援情報提供システム。
【請求項3】
前記指導情報生成手段は、前記指標情報生成手段によって生成された前記指標情報に応じて、前記患者に関する前記対象情報の要素と前記着眼点情報との関連性の度合いに基づいて、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を評価し、
前記薬歴作成支援手段は、前記指導情報生成手段の評価結果に基づいて、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の支援情報提供システム。
【請求項4】
前記指導情報生成手段は、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を前記評価結果に基づく順に並べられた一覧のデータとし、
前記薬歴作成支援手段は、前記一覧のデータを前記患者に対する薬学的な指導を支援するための情報として出力することを特徴とする請求項3に記載の支援情報提供システム。
【請求項5】
前記指標情報生成手段は、前記対象情報を抽象化した複数の第1の着眼点情報と、前記第1の着眼点情報を抽象化した第2の着眼点情報とを含む複数階層の前記指標情報を生成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の支援情報提供システム。
【請求項6】
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象とされ、当該患者を特定する情報及び当該患者に対して発行された処方箋に関する情報を含む対象情報の要素と、前記患者への指導の観点における異なる分類を表す着眼点情報との関連性の度合いを表す情報に基づいて、前記対象情報を前記着眼点情報に分類して抽象化した指標情報を生成する指標情報生成手段と、
前記指標情報生成手段によって生成された前記指標情報に応じて、薬学的な指導における提示情報の候補を選別することにより、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を生成する指導情報生成手段と、
前記指標情報生成手段によって生成された前記指標情報を表示する指標情報表示手段と、
前記指標情報表示手段に対する操作に応じて前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を表示し、当該患者に対する薬学的な指導に関する情報において選択された前記薬学的な指導における提示情報を薬歴に記録する薬歴作成支援手段と、
を備えることを特徴とする支援情報提供装置。
【請求項7】
情報処理装置が実行する支援情報提供方法であって、
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象とされ、当該患者を特定する情報及び当該患者に対して発行された処方箋に関する情報を含む対象情報の要素と、前記患者への指導の観点における異なる分類を表す着眼点情報との関連性の度合いを表す情報に基づいて、前記対象情報を前記着眼点情報に分類して抽象化した指標情報を生成する指標情報生成ステップと、
前記指標情報生成ステップにおいて生成された前記指標情報に応じて、薬学的な指導における提示情報の候補を選別することにより、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を生成する指導情報生成ステップと、
前記指標情報生成ステップにおいて生成された前記指標情報を表示する指標情報表示ステップと、
前記指標情報表示ステップの表示内容に対する操作に応じて前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を表示し、当該患者に対する薬学的な指導に関する情報において選択された前記薬学的な指導における提示情報を薬歴に記録する薬歴作成支援ステップと、
を含むことを特徴とする支援情報提供方法。
【請求項8】
コンピュータに、
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象とされ、当該患者を特定する情報及び当該患者に対して発行された処方箋に関する情報を含む対象情報の要素と、前記患者への指導の観点における異なる分類を表す着眼点情報との関連性の度合いを表す情報に基づいて、前記対象情報を前記着眼点情報に分類して抽象化した指標情報を生成する指標情報生成機能と、
前記指標情報生成機能によって生成された前記指標情報に応じて、薬学的な指導における提示情報の候補を選別することにより、前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を生成する指導情報生成機能と、
前記指標情報生成機能によって生成された前記指標情報を表示する指標情報表示機能と、
前記指標情報表示機能に対する操作に応じて前記患者に対する薬学的な指導に関する情報を表示し、当該患者に対する薬学的な指導に関する情報において選択された前記薬学的な指導における提示情報を薬歴に記録する薬歴作成支援機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支援情報提供システム、支援情報提供装置、支援情報提供方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、薬局における薬剤師の業務を支援する情報処理技術が知られている。
例えば、特許文献1には、患者の薬歴のデータをデータベースによって管理し、患者に対する調剤業務を行う際に、データベースを参照して、薬歴等に基づく服薬指導を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-122253号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、患者の薬歴等のデータをデータベースによって管理したとしても、調剤業務において薬剤師が考慮の対象とする情報は多岐にわたり、薬剤師がこれらを適切に考慮するためには、薬剤師の知識や経験等が必要とされる。特に、薬剤師が問診(アンケート)を行った場合に、患者が提示する情報の中から必要な情報を選別し、調剤を行うために適切に考慮することは容易ではない。
【0005】
本発明の課題は、薬剤師の業務をより適切に支援することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の一態様の支援情報提供システムは、
ネットワークを介して通信可能に構成された端末装置とサーバとを含む支援情報提供システムであって、
前記端末装置は、
患者に対する薬学的な指導において考慮の対象となる対象情報を取得する対象情報取得手段と、
前記対象情報に基づいて、薬学的な指導のための支援情報の生成を前記サーバに依頼する支援依頼手段と、
前記支援依頼手段による依頼に応じて、前記サーバから送信された薬学的な指導のための支援情報を表示する支援情報表示手段と、を備え、
前記サーバは、
前記支援依頼手段の依頼に応じて、前記対象情報に基づいて前記支援情報を生成する過程で特定される情報であって、異なる分類を表す着眼点情報を取得する着眼点情報取得手段と、
前記着眼点情報に基づいて、前記支援情報を生成する支援情報生成手段と、
前記支援情報生成手段によって生成された前記支援情報を前記端末装置に送信する送信手段と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、薬剤師の業務をより適切に支援することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る支援情報提供システム1のシステム構成を示す図である。
各装置を構成する情報処理装置800のハードウェア構成を示す図である。
端末装置10の機能的構成を示すブロック図である。
患者選択画面の一例を示す模式図である。
問診表示画面の一例を示す模式図である。
支援情報表示画面の一例を示す模式図である。
支援情報表示画面の他の例を示す模式図である。
薬局用コンピュータ20の機能的構成を示すブロック図である。
薬剤DB174に記憶されている薬剤に関するデータのうち、服薬指導文に関するデータを示す模式図である。
着眼点特定テーブルの内容を示す模式図である。
端末装置10が実行する支援情報提供処理(端末側)の流れを示すフローチャートである。
薬局用コンピュータ20が実行する支援情報提供処理(サーバ側)の流れを示すフローチャートである。
着眼点として副作用が選択された場合に表示される遷移画面の一例を示す模式図である。
副作用の推論機能を呼び出す操作が行われた場合に表示される遷移画面の一例を示す模式図である。
副作用の推論結果表示画面の一例を示す模式図である。
副作用の指導内容を表す表示画面の一例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る支援情報提供システム1のシステム構成を示す図である。
本実施形態における支援情報提供システム1は、調剤薬局における薬剤師の業務を支援するために用いられ、例えば、処方箋を持参した患者に対して服薬指導を行う場合等に、患者に伝達する情報として推奨される内容を薬剤師に提示するものである。
(【0011】以降は省略されています)

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