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公開番号2025105438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2024171034
出願日2024-09-30
発明の名称表示装置及び表示方法
出願人パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B62D 1/06 20060101AFI20250703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】運転手の利便性を向上させること。
【解決手段】本開示に係る表示装置は、表示部と、制御部と、を備える。前記表示部は、操舵装置の操作部に配置される。前記制御部は、前記表示部に電気的に接続され、前記操作部の温度に応じて前記表示部の表示態様を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
操舵装置の操作部に配置された表示部と、
前記表示部に電気的に接続され、前記操作部の温度に応じて前記表示部の表示態様を制御する制御部と、を備える
表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記操作部のうちの把持部は、ユーザによる前記把持部の把持を検知する把持検知部を有し、
前記制御部は、前記把持検知部が把持を検知した場合、前記表示部による温度に応じた表示を停止する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記操作部は、前記操作部のうちのユーザにより把持される把持部を温めるヒータを有し、
前記制御部は、前記ヒータにより前記操作部の加温が終了した後、所定時間が経過した場合に、前記表示部による温度に応じた表示を停止する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記操作部は、前記操作部の温度を検出する温度検出部を有し、
前記制御部は、前記温度検出部で検出された温度を前記操作部の温度とする
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記操作部は、前記操作部のうちのユーザにより把持される把持部を温めるヒータを有し、
前記制御部は、前記ヒータがオンになってからの経過時間を計測し、前記経過時間に応じて前記操作部の温度を推定する
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項6】
前記操作部は、前記操作部のうちのユーザにより把持される把持部を温めるヒータを有し、
前記制御部は、前記ヒータがオンになってからの経過時間を計測し、前記操作部の温度として前記経過時間を用いる、
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項7】
前記操作部は、前記操作部のうちのユーザにより把持される把持部を温めるヒータを有し、
前記制御部は、前記ヒータがオンになってからの経過時間を計測し、目的温度から必要な加温時間を決定し、前記必要な加温時間に対する前記経過時間によって推定される温度を、前記操作部の温度とする
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記操作部の温度に応じた表示態様の制御として、前記表示部の表示の色、点滅速度、表示面積、及び表示パターンのうちの少なくとも一つを変化させる
請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の表示装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記所定時間が経過した後、かつ、前記表示部の表示の色、点滅速度、表示面積、及び表示パターンのうちの少なくとも一つを変化させた後、前記表示部による温度に応じた表示を停止する
請求項3に記載の表示装置。
【請求項10】
前記表示部は、前記操作部の温度に応じた表示を行わない間、前記操作部の温度以外の車両情報の表示に使用される
請求項2又は請求項3に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及び表示方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステアリングホイールを加温するヒータ装置を内側に備えたステアリングヒータが開示されている。このようなステアリングヒータは、冬場などの気温の低い環境下で車両を使用する際、快適な運転をするために、運転手による把持操作に適する温度に加温することを目的として搭載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-096739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、ステアリングホイールの現在の温度状況が把持に適した温度であるかを目視で確認できず、運転手の利便性の観点から改善の余地があった。
【0005】
本開示は、上記課題を解決し、運転手の利便性を向上させることができる表示装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る表示装置は、表示部と、制御部と、を備える。前記表示部は、操舵装置の操作部に配置される。前記制御部は、前記表示部に電気的に接続され、前記操作部の温度に応じて前記表示部の表示態様を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示における表示装置は、ステアリングホイールの現在の温度状況を、運転手に認識可能にし、運転手の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る表示装置が配置されたステアリングホイールの一例を示す正面図である。
図2は、実施形態に係る表示装置が配置されたステアリングホイールの別の一例を示す正面図である。
図3は、実施形態に係る表示装置の構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る制御部の機能構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図7は、実施形態に係るステアリングホイールを把持した時の表示装置の挙動の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る表示装置の発光色が変化する様子の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る表示装置の発光面積が変化する様子の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る表示装置の発光表示する文字が変化する様子の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る加温が完了してから所定時間の経過を判定する場合の表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図12は、実施形態に係る車両のメータで温度状態を表示する場合の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る経過時間から温度を表示する場合の表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図14は、実施形態に係る時間経過と発光の状態変化の関係の一例を示す図である。
図15は、実施形態に係る加温時間を算出する場合の表示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図16は、実施形態に係る表示装置の夏場の表示動作の一例を示すフローチャートである。
図17は、実施形態に係る、所定時間が経過する前に運転手の把持を検知した場合に、他の表示部で実際の温度表示を行う処理動作の一例を示すフローチャートである。
図18は、第5の実施形態の変形例1に係る、加温が完了する前に運転手の把持を検知した場合に、他の表示部で表示を行う処理動作の一例を示すフローチャートである。
図19は、第5の実施形態の変形例2に係る、所定時間が経過する前に運転手の把持を検知した場合に他の表示部で予測温度表示を行う処理動作の一例を示すフローチャートである。
図20は、第5の実施形態の変形例3に係る、上限温度に達する前に運転手の把持を検知した場合に他の表示部で表示を行う処理動作の一例を示すフローチャートである。
図21は、実施形態に係る、表示部の表示が停止した場合に、車両が走行したかどうかを確認する処理動作の一例を示すフローチャートである。
図22は、第6の実施形態の変形例に係る、表示部の表示が停止した場合、車両が走行したかどうかを確認する処理動作の他の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、1または複数の実施形態を説明する。下記に開示される実施形態における数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等はすべて例示であって、本開示に係る表示装置に制限を加える意図はない。また、各図において同一の符号を付した構成は、同一又は略同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。なお、下記に開示される実施形態では、必要以上の詳細な説明を省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の説明や、実質的に同一の構成の説明を省略する場合がある。これは、説明が不必要に冗長になることで当業者の理解を妨げるのを避けるためである。
【0010】
(第1の実施形態)
図1及び図2は、実施形態に係る表示装置100を備えたステアリングホイール999の一例を示す正面図である。ステアリングホイール999は、車両を操舵するための操舵装置の操作部であり、運転の際、運転手によって把持される。本開示では、ステアリングホイール999(操作部)において、運転手によって運転の際に把持される部分(リム300の一部又は全部)を、把持部と称する。ステアリングホイール999は、例えば輪状(リング状)であるリム300と、リム300の内部に形成される円形空間の略中央に配されるハブ400と、リム300の内周面とハブ400を接続する略T字状に形成されたスポーク200とを有している。一例として、ハブ400は、スポーク200を支持する。また、スポーク200は、リム300を支持する。別の一例として、ハブ400は、スポーク200及びリム300のそれぞれを独立して支持してもよい。なお、ステアリングホイール999の形状は、リング状に限らず、D型やH型の形状であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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