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公開番号
2025103903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221616
出願日
2023-12-27
発明の名称
台車用荷崩れ防止装置
出願人
桐生車輌株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B62B
3/04 20060101AFI20250702BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】2列の荷掛けベルトを荷物上に掛け渡して、荷崩れが発生し難くする。
【解決手段】荷台C1から立設された第1、第の柱部C3、C3’間を連結する横架部C5が設けられている。横架部C5の一方側にはベルト絞付具2が固定されている。ベルト絞付具2内には荷掛けベルト1が巻回されており、付勢力により荷掛けベルト1は引き込まれている。荷掛けベルト1の先端は横架部C5の他方側のベルト端固定部7に固定されている。荷掛けベルト1に荷掛けベルト1を2列に折り返すための摺動環が挿通されており、摺動環には係止フックが固定されている。
荷台C1上に荷物Pを積載してから、ベルト絞付具2の導出口から付勢力に抗して荷掛けベルト1を引き出し、荷物Pを2列の荷掛けベルト1により押さえ付け、台車Cの他端において係止フックを台車Cの被係止部に係止する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
荷台の一端の両側に左右一対の第1、第2の柱部を立設し、これらの第1、第2の柱部の上端に把持棒を構設した運搬用台車に取り付け可能な台車用荷崩れ防止装置であって、
前記第1の柱部の近傍に設置され、引き出し可能な荷掛けベルトを巻回して内蔵するベルト絞付具と、
前記ベルト絞付具から繰り出された前記荷掛けベルトに対して、摺動自在に挿通した摺動環と、
該摺動環に直接又は間接的に連結し、前記運搬用台車の他端の被係止部に係止する係止フックとを備え、
前記荷掛けベルトの先端部は、前記第2の柱部の近傍に設けた前記荷掛けベルトの経由部を経由して固定される、又は前記第2の柱部の近傍に固定されることを特徴とする台車用荷崩れ防止装置。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記運搬用台車に積載した荷物を前記運搬用台車に対して、前記摺動環によって折り返した2列の前記荷掛けベルトと、前記該摺動環に直接又は間接的に連結した係止フックとにより緊締することを特徴とする請求項1に記載の台車用荷崩れ防止装置。
【請求項3】
前記第1、第2の柱部間を横架部により連結し、前記横架部の前記第1の柱部の近傍に前記ベルト絞付具を配置し、前記横架部の前記第2の柱部の近傍に前記経由部又はベルト端固定部を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の台車用荷崩れ防止装置。
【請求項4】
前記係止フックは、前記摺動環に第2のベルトを介して間接的に連結していることを特徴とする請求項1又は2に記載の台車用荷崩れ防止装置。
【請求項5】
前記第2のベルトは長さ調節が可能であることを特徴とする請求項3に記載の台車用荷崩れ防止装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、運搬用台車において、荷物を荷掛けベルトにより緊締して固定するための台車用荷崩れ防止装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、台車に台車用荷崩れ防止具が取り付けられ、この荷崩れ防止具から荷掛けベルトを繰り出すことにより、荷物上に掛け渡して、荷物を締め付けて固定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-39348号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では荷物上に掛け渡す荷掛けベルトは1列のみであり、運搬中に荷物のバランスが崩れ易く、荷物がベルトの左右両側に荷崩れを起こす虞れが多分にある。
【0005】
本発明の目的は、上述の課題を解決し、荷物の上部に2列の荷掛けベルトを掛け渡し、荷崩れが生じ難くした台車用荷崩れ防止装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明に係る台車用荷崩れ防止装置は、荷台の一端の両側に左右一対の第1、第2の柱部を立設し、これらの第1、第2の柱部の上端に把持棒を構設した運搬用台車に取り付け可能な台車用荷崩れ防止装置であって、前記第1の柱部の近傍に設置され、引き出し可能な荷掛けベルトを巻回して内蔵するベルト絞付具と、前記ベルト絞付具から繰り出された前記荷掛けベルトに対して、摺動自在に挿通した摺動環と、該摺動環に直接又は間接的に連結し、前記台車の他端の被係止部に係止する係止フックとを備え、前記荷掛けベルトの先端部は、前記第2の柱部の近傍に設けた前記荷掛けベルトの経由部を経由して固定される、又は前記第2の柱部の近傍に固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る台車用荷崩れ防止装置によれば、2列の荷掛けベルトを荷物上に掛け渡して緊締することが可能であるので、運搬中に荷崩れが発生し難い。
【図面の簡単な説明】
【0008】
台車が空荷の状態の実施例の台車用荷崩れ防止装置の斜視図である。
荷物に荷掛けベルトを装着した状態を前方から見た斜視図である。
後方から見た斜視図である。
第2のベルトを使用しない場合の後方から見た斜視図である。
荷掛けベルトの先端を経由部を経て固定した場合の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は運搬用台車が空荷の状態の台車用荷崩れ防止装置の斜視図、図2は荷物に荷掛けベルトを掛け渡した状態を前方から見た斜視図、図3は後方から見た斜視図である。
【0010】
図1に示すように、運搬用台車Cは荷物を積載する荷台C1を有し、荷台C1の下面の四隅に設けられた4個の車輪C2により台車Cは移動自在とされている。更に、荷台C1の一端の例えば前方である両側には、左右一対の金属製の第1、第2の柱部C3、C3’が上下方向に立設されており、これらの第1、第2の柱部C3、C3’の上端間には、運搬用台車Cを操作するための把持棒C4が掛け渡されている。また、第1、第2の柱部C3、C3’の中間高さ位置には、第1、第2の柱部C3、C3’同士を連結する金属製の横架部C5が水平方向に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)
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