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公開番号
2025103839
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221494
出願日
2023-12-27
発明の名称
電気自動車充電トレー、及びこれを用いた機械式駐車装置
出願人
日精株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
6/42 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約
【課題】前輪が案内されることで後輪が案内方向に誘導されて電気自動車のトレー上の位置を修正し、トレーの幅内に充電時の各機器が収まるトレーを提供することを目的とする。
【解決手段】立ち上がり部21、22は、車両40の進入方向に幅が一定に形成される第一立ち上がり部21と、車両40の進入方向に向けて、車両40の進入方向手前側の入口部22Aと、入口部22Aに連続して途中から漸次幅広となる車両誘導部22Bと、を有し、車両誘導部22Bの終端から幅広のまま車両40の進入方向に平行に形成される第二立ち上がり部22と、車路23の車両誘導部22Bより車両の進入方向手前側であって、一対の車路23の両方に、車両40の進入方向に沿う方向に回転軸31を有する自由回転可能な複数のローラ32を有するローラ部30と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両が載置される左右一対の車路と、前記車路のそれぞれの幅方向外側に形成される立ち上がり部と、を含んで構成される電気自動車充電トレーであって、
前記立ち上がり部は、前記車両の進入方向に幅が一定に形成される第一立ち上がり部と、
前記車両の進入方向に向けて、前記車両の進入方向手前側の入口部と、前記入口部に連続して途中から漸次幅広となる車両誘導部と、を有し、前記車両誘導部の終端から前記幅広のまま前記車両の進入方向に平行に形成される第二立ち上がり部と、
前記車路の前記車両誘導部より車両の進入方向手前側であって、前記一対の車路の両方に、前記車両の進入方向に沿う方向に回転軸を有する自由回転可能な複数のローラを有するローラ部と、
を有する、電気自動車充電トレー。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記複数のローラはローラ支持体に支持され、前記ローラ支持体が前記車路に形成される開口に固定される、請求項1に記載の電気自動車充電トレー。
【請求項3】
前記複数のローラのそれぞれは、車両の進入方向において、1本の単体、又は複数本に分割して設置される、請求項1又は2に記載の電気自動車充電トレー。
【請求項4】
前記ローラの回転頂部は、前記車路の上面より僅かに突出している、請求項1又は2に記載の電気自動車充電トレー。
【請求項5】
上面全体がフラットであり、車両が載置される一対の車路を含んで構成される電気自動車充電トレーであって、
前記車路の一方の幅方向外側に、前記車両の進入方向に向けて、前記車両の進入方向中央部分に形成される入口部と、前記入口部に連続して途中から漸次幅広となる車両誘導部と、を有し、前記車両誘導部の終端から前記幅広のまま前記車両の進入方向に平行に形成される立ち上がり部と、
前記車路の前記車両誘導部より車両の進入方向手前側であって、前記一対の車路の両方に、前記車両の進入方向に沿う方向に回転軸を有する自由回転可能な複数のローラを有するローラ部と、
を有する、電気自動車充電トレー。
【請求項6】
車両を載置するトレーが配置され、出入口扉を介して前記車両が入出庫する入出庫室と、前記トレーに載置されて格納される格納室と、請求項1又は請求項5に記載の電気自動車充電トレーと、を有する、機械式駐車装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車充電トレー、及びこれを用いた機械式駐車装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動車において電気自動車が普及し始めている。電気自動車には、純粋にバッテリとモータとで走行するバッテリ電気自動車(BEV)と称するもの、内燃機関とバッテリとモータとを併用し、バッテリには外部充電設備から電気を充電可能なプラグインハイブリッド車(PHEV)等、バッテリの充電が必要な自動車がある。
【0003】
バッテリの充電には、一般充電の他に急速充電ができる車種もあるが、いずれにしても、バッテリの充電には長時間を要するため、機械式駐車装置においても、駐車中に充電ができる設備を備えたものの要求が高まっている。
【0004】
このような事情に鑑み、図18に示すような電気自動車用トレー220が従来から存在する。電気自動車用トレー220は、充電用の給電部25を備えるが、車両の充電には、充電ケーブルを車両40の給電口に差し込む際に給電蓋を開かなければならず、開状態の給電蓋がトレー220の縁からはみ出さないように、トレー220の幅方向における一方の側の第二立ち上がり部222の幅寸法を他方の側の第一立ち上がり部221の幅寸法より大きくしなければならなかった。
【0005】
例えば、特許文献1には、充電口を具備した電気車両に充電する給電中継部を有する充電パレットであって、前記充電パレットは、前記電気車両の充電パレットへの乗込みに際し、該電気車両の前記充電口の蓋が開放時にパレット側方に突出しない距離で反充電口側に片寄せして乗込ませる誘導案内手段を備えていることを特徴とする充電パレットが記載されている。
【0006】
また、特許文献2には、充電口を具備した電気車両に充電する給電中継部を有する充電パレットであって、前記充電パレットは、前記電気車両の充電パレットへの乗込みに際し、該電気車両を前記充電口の蓋が開放時にパレット側方に突出しない距離で反充電口側に片寄せして車路に乗込ませる誘導案内部を備えていることを特徴とする充電パレットが記載されている。
【0007】
また、特許文献3には、車両が載置されるパレットの側縁部に立設された車輪誘導壁に着脱可能に装着される車輪誘導ガイド装置であって、前記車輪誘導壁に平行し、かつこの車輪誘導壁に対して前記パレットの幅方向中央側に所定間隔だけ離間した誘導側壁と、前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して前後方向に移動することを規制する前後移動規制手段と、前記誘導側壁が前記車輪誘導壁に対して左右方向に移動することを規制する左右移動規制手段と、を備えてなることを特徴とする機械式駐車場の車輪誘導ガイド装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2010-242297号公報
特開2011-021360号公報
特開2011-179205号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1に記載された充電パレットは、2列の車路20cの幅方向外側にそれぞれ立上り側縁部20a、20aを有し、その一方側の立上り側縁部20aの内側に片寄せ誘導案内手段22を固定して電気車両EVの充電口80の充電口蓋81の開状態に対応させている。この片寄せ誘導案内手段22は、車路20cのほぼ全長に亘る長尺の案内体23とこの前・後端部に先端部保護部材24とで構成され、電気車両EVを充電パレット20の他方側に誘導案内するものであるが、この充電パレット20に電気車両EVを乗り込ませるには、予め片寄せ誘導案内手段22が存在しない側の立上り側縁部20aの側に寄せて入庫させなければならない。ところが、電気車両EVが充電パレット20に対して片寄せ誘導案内手段22が存在する方向に寄った状態で充電パレット20に進入すると、先端部保護部材24が先細り湾曲状に縮小されていることから電気車両EVのタイヤが先端部保護部材24から案内体23に乗り上げる可能性があり、電気車両EVを確実に誘導できない。特に、充電パレット20に対して電気車両EVが曲がって停止した状態から乗り込むと、前輪が正常に通過したとしても後輪が先端部保護部材24から案内体23に乗り上げる可能性があり、この場合も十分な誘導案内ができない。また、充電パレット20の立上り側縁部20aと片寄せ誘導案内手段22との間が、充電パレット20の全長に亘って狭いため、電気車両EVを、充電パレット20への乗り込みの時点から狭い車路20cに合わせるようにする必要がある。
【0010】
また、特許文献2に記載された充電パレットは、引用文献1に記載された充電パレットと似ているが、車路26の幅方向外側に、車路27の側の立上り側縁部24よりも幅方向の寸法が広い立上り側縁部23を有している。しかしながら、この場合も引用文献1に記載された充電パレット20での電気車両EVの乗り込みの際に生じる不都合が発生する可能性があり、電気車両EVを立上り側縁部23から離れた方向に確実に誘導案内できない場合がある。また、引用文献1に開示された発明と同様、充電パレット20の全長に亘って車路27の部分が狭いため、電気車両EVを、充電パレット20への乗り込みの時点から狭い車路27に合わせるようにする必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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